先日(7月4日)行われました、藤井聡太棋聖対局、
第93期棋聖戦五番勝負第3局、対挑戦者永瀬拓矢王座（29）戦の
結果の報告です。
2局終わって1勝1敗となっています。
永瀬王座は藤井棋聖のVS仲間、研究仲間です。
だからこそ将棋のパターンとかも知れている間柄ですから
お互い様でもありますが、厳しいですよね。
千葉県木更津市『竜宮城スパホテル三日月』にて行われました。
次の対局が行われていますが、
記録の意味合いからUPさせていただきます。
番勝負といえば和服です。
この日も永瀬王座はスーツをお召し。この五戦の間に和服1度は着て欲しいなぁ～
では藤井棋聖の和服です。
紺色の長着に地模様のある白い羽織、深緑の衿、灰地のストライプの袴でした。
番勝負といえばの勝負『おやつ』&『めし』のご紹介です。
午前10時のおやつです。
▲藤井棋聖：アイスティー+『千葉県産アクアメロンのプレミアムショート』
△永瀬王座：ホットココア,アイスコーヒー
※写真は将棋連盟さん引用
午後3時のおやつは両者飲み物のみ
▲藤井棋聖：アップルジュース+オレンジジュース
△永瀬王座：アイスコーヒー+オレンジジュース
ここで勝負メシのご紹介もします。
▲藤井棋聖：『鴨せいろそば』
△永瀬王座：『ローストビーフ丼』+『千葉県産アクアメロンのプレミアムショート』+アイスコーヒー+ホットココア
棋聖戦タイトル戦持ち時間は各4時間。切れたら1分将棋です。
先後手は第1局目の振り駒の結果、藤井棋聖が先手番です。
戦型は『角換わり腰掛け銀』でした。
1時間経たない間に50手以上進み、藤井棋聖定跡ながら藤井棋聖が動き緊迫感が生じました。
午後に入り、永瀬王座が84分もの長考に沈みます。
形勢は先手優勢へ。
中盤では永瀬王座が時間を使い藤井棋聖とは30分少ない。
藤井棋聖が攻める状況、永瀬王座反撃の時を狙いたいが。
終盤になり、先手玉は守りから遠く不安だが、後手玉は安定している。藤井棋聖としてはどうしのぐかがカギ。
先手玉は入玉模様だ。藤井棋聖は経験値は少ないだろうが、
誤りなく進んでいく。
125手目で永瀬王座が1分将棋になりました。
133手目後手玉に詰めろ。藤井棋聖の手が早い。
145手目入玉するかの後手玉に▲4七銀打ち。
ここで永瀬王座投了を告げました。
勝った藤井棋聖は3連覇まであと1勝。
第4局は7月17日に名古屋は「亀岳林万松寺」にて行われます。
【将棋連盟さんLive「観戦」おおいに参考】
対局後のコメントです。
（日刊スポーツさん引用）
藤井棋聖「自信のない局面もありましたが、上に玉が逃げて少し余していると思いました。（第4局は）スコアを意識せずにしっかり準備して臨めれば」
永瀬王座「先手2二歩（73手目）に対する対応が3三桂だとバランスを崩しているような気もした。ただ他の手の見通しが立たなかったので、手が難しいのかなと思って指していた。（第4局は）少しでも棋力を上げ、いい将棋を指せるようにしたい」
↑☆☆お疲れさまでした
。強い永瀬王座からタイトル防衛の王手を取れた事、少しホッとしました。
☆☆
藤井聡太五冠の次の対局ですが、7月8日（金）
棋王戦コナミグループ杯挑決トーナメント1回戦。
対中川大輔八段（53）戦です。（すでに済み
）
棋王戦はあまり相性が良くない棋戦だと思いますが、
挑決リーグに進んでいるんですね。少しでも上にいけたら
いいですね（すでに済み
）