藤井聡太五段結果(2月17日)その2 | みちるん21のひとりごと

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2月17日に行われました第11回朝日杯トーナメント決勝の結果を報告します。
もう何日たったの??とお思いの方もいらっしゃると思いますが…
強行しま~す。パンチ!

この決勝は2時30分ほどに始まりましたが、午前の準決勝では
国民栄誉賞を受賞しました、羽生善治竜王が相手です。
緊迫する対局を制した藤井聡太五段が決勝に進み、同じく準決勝で久保利明王将を
破りました広瀬章人八段(31)と対戦します。

朝日杯は持ち時間各40分、切れたら1分将棋となります。
振り駒の結果、藤井五段が先手番となりました。
藤井五段は腰掛け銀の戦型で構えます。対する広瀬八段も腰掛け銀としました。
途中持ち時間を伝えるデジタル時計が故障するトラブル発生。チェスロックに交換して再開。
序盤から藤井五段の流れで進みます。持ち駒少なくても藤井五段攻めます。
70手で藤井五段持ち時間切れ1分将棋へ、80手で広瀬八段同じく1分将棋となります。
中盤広瀬八段粘り藤井五段耐えます。評価値は藤井五段寄り。
終盤藤井五段は本来なら歩で獲るところを桂馬で金を獲る、金将銀将を3つ並べて
広瀬八段陣に圧力を加えるなど解説の方も驚く手を駆使します。
広瀬八段の嫌みをつけた手に藤井五段は冷静に対処。
117手で詰めが決まり広瀬八段投了となりました。

藤井五段がこの対局を勝利したことにより六段に昇段いたしました。
2月1日にC級2組の順位戦から1組に上がって五段になったところでしたので
17日間だけの短い五段となりました。

対局後のコメント
藤井五段「こちらの攻めがつながるか際どかったが、なんとか寄せることができてよかった」
広瀬八段「藤井五段とはいつか当たると思っていたが、こういう大役になると思わなかった。
どういう棋士になるか楽しみだが、とんでもない新人だなと思う」
棋戦優勝で六段昇段についてのコメント
藤井五段「自分でも思っていなかったので驚いています。どの棋戦でも優勝目指して戦って
いますので、一つ優勝できたことはうれしく思います」

広瀬章人八段、藤井聡太新六段、対局お疲れ様でした。

では藤井聡太新六段の次の対局ですが、2月23日(金)王座戦二次予選。
対戦相手の方は畠山鎮(まもる)七段(48)です。

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↑☆☆広瀬八段投了直後。本日2度目の対局お二方ぐったりでしょうね。お疲れ様です☆☆