昨日のテレビを見ていて知ったのが、
月からは太陽が明るすぎて、空には太陽と地球しか
見えないということ。
地球みたいに、青空に太陽、白い月とか、
闇夜に月とか、夕焼けの赤い月とか、
いろんな空があるんじゃないということ。

圧倒的な強さの太陽と
青と白の地球だけがある漆黒の空。

もし、月の人がいたら、世界はそこから
広がらなかっただろうなあ。
太陽と地球と月(大地)しかない世界。
どんな神を創造しただろう。
地球は異世界中の異世界として見られたかも
しれない。月(大地)とは違いすぎる色を
してるから。それが美しいと思う社会なら、
地球は楽園として憧れのところになったかも。

これから、遠い将来、月に一般居住が可能な
長期的なところが作られた、そこで
子供が生まれて、地球のことを映像などで
たくさん教えられたとしても、その太陽と
地球しか見えない漆黒の空をずっと見て育った
子供は、地球育ちの子供とは宇宙観が相当
違ってくると思う。
地球育ちにとって、宇宙は憧れであり、夢の場所で
月育ちにとっては、宇宙は厳しいものであり
ひしひしと常に身近に迫ってくる現実。
そんな子供達が話したら、お互いに、相手を
変だと思うんだろうなあ。

それにしても、昨日見た地球は美しかった。
宇宙に浮かぶ青い宝石とは、よく言ったものだ。