新海誠監督



鈴芽は幼少期に母を探すゆめをみる


岩手県で産まれた鈴芽は4歳のとき母を亡くした

それからは宮崎に住む叔母環が鈴芽の母親代わり

環は、すごく過保護で大切に育ててくれた


朝高校へ向かう途中で、いつも見ない青年を見かける

その人は、「廃墟を知らないか?」と声をかけてくる

鈴芽は近くの場所を伝えて学校へ向かったが気になって後を追いかけた


廃墟についたが青年の姿は見えず、扉が立っていた

鈴芽は好奇心から扉を開くと、星空の中だった。

扉の中へ入ろうと足を入れるが扉をくぐるだけで星空の中には行けなかった


扉の近くの小さな石像に足をつまづき持ち上げる

石像が抜けて鈴芽は猫を抱えていた

猫は鈴芽を振り払って逃げた

理由がわからなくてその場を離れた


遅れて学校へ行くと、山から煙のようなものが上がっていた

友人にいうが見えていないようだった

そして同時にスマホに地震速報が届いた

震度4

煙は上にどんどん伸びていた

嫌な予感がした鈴芽は廃墟に向かった


煙は竜巻のように伸びていて廃墟の扉から出ていた

そしてそれを必死に閉めようとしている青年がいた

鈴芽に気づいた青年は「逃げろ!」

竜巻が街に倒れ込むと地震がなり震度6

鈴芽は一緒に扉を閉めるのを手伝う

「かちこみかちこみ謹んでお返し申す!」


青年は怪我をしてしまい鈴芽は自宅へ連れて行く

宗像草太、煙はミミズで日本列島の地下に住んでいてたまに暴れる

それを防ぐために閉じ師として全国を回っているという


そこへ窓からやせ細った猫が入ってくる

鈴芽は餌をあげる。すると猫は目を大きくして少しだけふっくらする

「うちのコになる」という鈴芽に

「鈴芽優しい」喋り「お前嫌い」と草太を見ると草太が近くあった椅子になってしまう


四脚の1本が壊れている子供用の椅子になってしまった草太は猫を追いかける

猫は愛媛行きの船に乗り込み、草太、そして追ってきた鈴芽も乗り込む


猫は逃げ回り、近くの船に飛び移ってしまう

猫の正体は扉を閉めていた要石でそれを鈴芽が抜いてしまった

要石はミミズが出ないように、西の後ろ戸を封印していた

そして草太を呪って変わりをさせようとしていた


翌朝、愛媛についた

猫も愛媛に着いていた事を調べて草太は一人で探そうとするが、椅子の姿では何もできず鈴芽は手助けをする


叔母の環には愛媛にいるが心配しないでというが、そうはいかず環は反抗期だととても心配していた


猫は、SNSで可愛いと拡散しており「ダイジン」とあだ名が付いていた

SNSを頼りに足取りを追いかける


途中でみかん農家の同年齢千果を助けたことでみかんをごちそうになる

その時、遠方でミミズが出ているのを見つける

「行かなきゃ!」と慌てて駆け出す

千果は近くまで原付バイクで送ってくれる


廃墟の学校だった

草太はどうにか一人で締めようとするが椅子のため鍵をかけられなかった

鈴芽は鍵を握りしめて一緒に「お返し申す!」と鍵を回した


草太は鈴芽の勇気に驚いて嬉しかった

すると「鈴芽は凄いね。でもまた後戸は開くよ」とダイジンが言って去っていった


今日は千果の家族が経営する民宿に泊めて貰った

ご飯まで出してもらい、千果と仲良くなる

千果に椅子のことを聞かれて「お母さんの形見」と答えた


ダイジンは神戸に向かっていた

千果と分かれたあと神戸へ向かう

ヒッチハイクで双子の母親ルミさんに神戸まで乗せてもらう


双子の子供たちは椅子が動いたのを見て夢中になった

そして、ルミさんが託児所に預ける予定が出来なくなりスナックで働く間、双子の面倒を見る

子供だけになると鈴芽の手に負えず草太が手づたってくれる


子供が寝たあとスナックの手伝いをしているとダイジンが来て「見て!ミミズ」と近くの廃墟の遊園地を指す


鈴芽は扉を閉めに行き、草太はダイジンを追いかけた

ダイジンは要石の役割はお前に移したという

しかし鈴芽が観覧車の扉を閉めようとすると観覧車に引き込まれていた

中には母が見えていた

草太が鈴芽を引き寄せて鍵を閉めた


鈴芽が見たのは常世

「死者がいる場所で行ってはいけない場所」


スナックへ戻るとルミさんが心配していて怒られた

その日はスマックに泊めて貰った

草太は、教師を目指す大学生だった


その日草太は、固まりつこうとしていた

すると鈴芽の声で目が覚めた

ダイジンは東京にいた


新幹線で東京へ行った

鈴芽は少し旅行気分で楽しんでいた

「行きたい場所がある」という草太

自宅のアパートだった


東京の東の要石の場所を調べる

ダイジンは東の後戸を開けようとしている

じーちゃんなら知ってるかもと


草太の友人の芹沢が訪ねてきた

「昨日が採用試験だったのに来なかった」

口調は悪いが心配していた


その時地震速報がなった

ミミズが見えた

ミミズを追いかけるとダイジンも追っていた


東の要石も抜けてミミズが全て飛び出そうとしていた

ミミズに乗り停めようとする草太の後を鈴芽が追う


大地震を止めるのは要石を指すしかない

そしてダイジンが「ぼくはもう要石じゃない」

そして草太が固まり動かなくなる

鈴芽はミミズに草太になってる椅子を押し付ける

するとミミズは消えた


鈴芽は母が椅子を作ってくれたときのことを思い出す

東京の後戸の草太は常世にいた

ダイジンが「やっと二人だね」

鈴芽は悲しみからダイジンに」「嫌い。どっか行って!」

そして扉の鍵を閉めた


鈴芽は草太のお祖父さんに会いに行く

しかし常世には入れない、草太の想いを無駄にするな

忘れろと言われてしまう

しかしそれでもあきらめない鈴芽を見て、幼い頃に常世に入ったならその後戸を探すが良いと言われる


鈴芽は扉を探しに行く

途中で草太を心配している芹沢に話しかけられ詰め寄られる

そこへ鈴芽の電車の履歴を追っていた叔母の環がきた

環は芹沢を彼氏だと勘違いして「いい加減にして!」


鈴芽は芹沢の車に乗り込み「出して!」

環も乗り込んできた

ダイジンが「うるさい!」というとびっくりして落ち着き鈴芽は「ここに行って!」とナビを入れた


草太を探すために芹沢は協力した

途中地震速報がなった

ダイジンは何も喋らなかった


雨が降ってきてインターで休憩していると、環は心配のあまり鈴芽と言い合いになる

そして「あなたのせいで、私は何もできない。出てってよ!人生変えしてよ!」

そう言って我に返った環は芹沢に泣きついた


サダイジンが操っていた

ダイジンが威嚇するな呆気なく黒い猫に掴まれて車に乗り込む

「元に戻して」

芹沢が運転する車は、動揺して畑に落ちてしまう

目的地まではあと20キロ


鈴芽はあとは走っていくと駆け出した

その後を、落ちていた自転車で環が追いかける

そして鈴芽を後ろに乗せて「もういい!好きな人のとこ行きたいんでしょ」と10年ぶりの故郷へ連れて行く


自宅の近くで缶から絵日記を見つける

3/11が塗りつぶされていてめくっていくとドアの絵を見つける

そしてダイジンが扉へ導く

今までダイジンは後戸が空いたところへ案内していた


扉の中へ入ると常世に入り込んだ

サダイジンがミミズを抑え込み

鈴芽は草太のもとへ急ぐ


椅子を抜こうとすると草太の記憶が見えた

「生きたい。死にたくない」

椅子が抜けて草太が元の姿に戻った


そして弱ったダイジンが「鈴芽の子には慣れなかった。元に戻して」と石像になった


要石を抜いたことでミミズが後戸から出ようとしていた

草太は「お頼み申します!」といいサダイジンも要石になると

二人でミミズに「お返しします」と突き刺した


ドアの中で鈴芽は幼い子供、自分に会う

「お母さん知りませんか?」

鈴芽は椅子を渡して、今は悲しいけど必ず人を好きになる。私は鈴芽の明日と伝えた

そして扉に鍵を閉めた


草太は、また会いに来るよと東京に帰った


そして鈴芽は学校へ向かう途中に草太に会い「おかえり」