母ルミ子/戸田恵梨香

娘清佳/永野芽郁

母親/大地真央

ルミ子旦那/三浦

ルミ子義母/高畑淳子


湊かなえ原作


冒頭 木に首を吊り重さで落ちる


女子高生の転落死が起きる


ルミ子は相当たる限り(できる限り)娘を愛してきたと言う

母の言葉はいつも正しかった。

ルミ子は母と違う感情を抱くことは許さなかった

田所さとしの絵が好きではなかった

しかし母は、いい絵だと言い、田所に絵を譲ってもらう


それから田所とデートをするようになり結婚する

田所の親へ会いに行くことに

その前に友人の仁美に、田所の母親は口うるさい人でルミ子は大変になると反対をする

しかしルミ子は自分が気に入られないことはないと考えていた


田所の家へ行くと無愛想な母が対応した

田所は「気にしなくていい」と言う


家ではルミ子が母親に甘える

母親は田所を幸せにできると言う

母はルミ子にとって「太陽」だった


ルミ子は新居で毎日母に教わった料理を出した

母は新しいことを丁寧に教えてくれた

田所からは何も言われないが母は誉めてくれた


ルミ子は妊娠したことに気がつき泣きながら母を呼んでもらう

母は幸せを感じていると言ってくれた


ルミ子は母の喜んだ顔が見たくて頑張った


ルミ子は娘清圭に他人を思いやる心を教えた

幼稚園になり祖父母参観日、初めて義母に褒められた


母は清圭の手提げ袋に小鳥の刺繍を塗ってあげる

それを見ていてルミ子は幸せだった


清圭はとても喜ぶ

「次はキティちゃん」と言った清圭を見て

ルミ子は驚く

そしてこそっと、「他も小鳥さんのものがいいとわかるんじゃない?」

清圭は母に、「やっぱり小鳥さんがいい」と言う


清圭は市販の袋が良いと、母を否定されたことがショックだった


台風接近のニュースが流れていた

夜母は泊まりに来ていた

清圭は客間で眠るおばあさまと一緒に寝たいと甘える

それを見てルミ子は今日は寝室で一緒に寝ようと誘うが、母は旦那が帰ってくるかもしれないからできないと断る


清圭と母は一緒に寝る

しかし夜台風の風で客間に木が落ちて母と清圭が動けなくなる

隙間からルミ子は母を助けようとするが、母は清圭を助けるように言う

そして母は亡くなってしまう


清圭は、母に「おばあさまが何を言って欲しいか考えて喋りなさい」と言われていた

鏡台に向かう母に1日の出来事を報告するのが日課だった


母にとって清圭は道具のひとつに過ぎないと思っていた


母を亡くして田所の家に入った

それから12年

ルミ子は田んぼ仕事をして家の家事をしている

田所の母はルミ子をいびっていた


ルミ子は足音を消すように生活していた

両親と過ごしていた家は友人の仁美に貸していた


清圭は文句ばかり言う、義母に対して母を庇った

その夜、母は泣きながら清圭を叱る

ルミ子のてづだいをしようとする清圭に対して、ルミ子は「あなたの手はベトベトして気持ち悪い。おばあさまに謝って」と言う


一緒に同居している田所の娘律子

義母はりつこに甘かった

ある日お金を貸して欲しいと頼まれる

りつは彼と結婚したいからというがルミ子は田所に話をしてお母さんも含めてはなしあいをする


りつこは家を出て行く

それから義母は悲しみに暮れて大人しくなった


ある日清圭は父の日記を見つける

それは反対運動の思想をもつ父の日記だった


玄関先で清圭はボーゼンと立ち尽くしていた


学校の帰り道、父親を見かけて後を追う

父が入った家には仁美と生活する父の姿があった

さらにそこは亡くなったおばあちゃんの家だった


仁美と父は学生運動に参加していた

そこで真実を聞かされる

台風の夜、おばあちゃんは清圭を守るために自殺をした


清圭は家で迎えに来た母に事実を聞く

母は清圭に「愛してる」と抱きしめた


清圭は抱きしめられたと感じたがクビを絞められていた

咄嗟に逃げ出したが、清圭はクビを吊って自殺を図った

意識を失っている清圭に母は「清圭」と何度も叫んだ


最後以外は展開物語含めて面白かった