ポール・フェイグ監督


ラファエル/キット・ヤング

ソフィー/ソフィア・アン・カルーソ

アガサ/ソフィア・ワイリー

ダヴィ教授/ケリー・ワシントン

レディ・レッソ/シャーリーズ・セロン

テドロス/ジェイミー・フラッターズ

学部長/ローレンス・フィッシュバーン



はるか昔強い魔力を持つ兄弟が学院を設立

善と悪の力バランスを保ってきた

しかし長くは続かず、ラファエルとリアンはおふざけの決闘からラファエルは禁断の技ブラッド・マジックを使いリアンを殺そうとする

しかし決闘の末ラファエルは死んでしまう


それから数年先

ソフィーは弟兄弟2人と父母の5人でガヴァルトンの村に住んでいる

ガヴァルトンの外れにある丘、グレイヴス・ヒルにはアガサが魔女の母と住んでいた

母はアガサの魔女の才能を期待していた

同級生も同じようにアガサを怖がっていた


ソフィーとアガサは親友

幼い時、ソフィーの実母が死んだ時アガサが声をかけてきた

2人は願い事の木の下で、永遠の友情を結んだ


アガサが村で同級生に揶揄われてもソフィーは相手をバカにして笑い合った


村でアガサが母の使いをしていたら、男に「魔女は火炙りだ。魔女はいらない。迷惑だ」と言ってきた

ソフィーは後ろから男の頭を殴り気絶させた


ソフィーは本が大好きで、2人は帰りに本屋に寄る

特におとぎ話が大好き。

そこでスクール・フォー・グッド・アンド・イービルの紋章が入った本を見つける

司書が教えてくれる

何処にあるかもわからない学院で善と悪の主人公を育ててくれる

昔村でレオノーラという少女が居なくなった

学院がさらったと言われている


ソフィーは「入学したい」と言うが、アガサは「冗談よね」と笑う


ソフィーは今の生活から抜けたくて願い事の木に学院へ入りたいと手紙を書き挟んだ


ソフィーは母に学校を辞めて工場で働くように言われた

ソフィーは「この村を出て行く。ここに居たら何も変わらない」とアガサに言う

しかしアガサは「私の親友になってくれた。出て行かないで」と止めてソフィーは「わかった」と言う


ソフィーは、願い事の木に来て手紙がそのままだったのを見て自分で行動しないとと村を出ようと決意する


ソフィーは夜中荷物をまとめてガヴァルトン村の端までやってきた

そこへアガサが止めにくる「約束したじゃない」

しかしその時空が赤くなり、暗闇から煙を纏った魔物が出てきてソフィーを引きづる

ソフィーは「迎えがきた」と喜ぶが、アガサは追いかけソフィーを掴む。

魔物が手を離すと次に空から大きな鳥の魔物がきて2人を掴み飛び立つ


赤い雲を抜けて出たのは、噂に出てきた魔法学院だった

魔法学院は花畑にそびえ立つ善と暗い雲に覆われた悪に別れていた

アガサは「帰らないと」と言うがソフィーは「学べる」と喜ぶ

しかしアガサは花畑の上で落とされ、ソフィーは悪の入り口で落とされてしまう


ソフィーは水の中に落下して顔を出すと次から次へと人が落下してきた

門番に「私が行きたいのはこっちじゃない」と訴えるが聞いてもらえない


アガサもまた起き上がると妖精に囲まれていた

生徒は綺麗なドレスを身に纏っていた

「ソフィーを探さないと」と言うが妖精に連れて行かれる


ソフィーにホルトと言う新入生の男が話しかけてくる

ソフィーは相手にしない

近くに教員らしい女性がいたので、「私が行くのはこっちじゃない」と言うが

女性は「合ってる。ソフィーよね。リーダーズ」と言い

世界から選ばれた者をリーダーズ(本読み)と言う

おとぎ話を読む人たちのことらしい

女性は生徒に時間割を説明して去る


アガサは妖精に学院内に連れてこられた

妖精に怒ると逆に威嚇される

キラキラした雰囲気についていけないアガサ

衣装部屋に行くとダヴィ教授に会う

アガサは「こっちは間違いだ。悪にいる友達を連れ戻さないと」と言うが

ダヴィ教授は「間違いじゃない。選ばれたのはまだ知らない隠された才能があるはず」

そう言うがアガサは「ソフィーを助ける」と出て行こうとする

するとダヴィ教授は、強い口調で「ダメ」「もし間違っているなら大問題。首謀者がいるはずだからわかるまでは黙っていなさい」と言われる


合同の入学式

そこで綺麗なドレスをきたアガサと真っ黒い服を着たソフィーは再開する


そして善のダヴィ教授と悪のレディ・レッソが挨拶をして

善の男子在校生のショーが始まる

最後に王の息子テドロスが登場して決闘を見せる


しかし見ていた悪の生徒が「それじゃ甘い」と斧を持ち、テドロスも刀で応戦する

テドロスの勝利で終わる

最後にテドロスは一輪のバラを善の生徒に投げようとするが、ソフィーと目が会い適当に投げたアガサに薔薇が渡る


テドロスは何かを言おうとするが、アガサから「私は場違いね。」と言いバラを別の女性に渡す


そこへ学部長が来て「入学を歓迎する」と生徒に向けて話す

アガサとソフィーは「入学が間違っていたら?」と質問すると

「間違えることはない」といわれる


アガサは用意された自室へ行くと他の生徒と同室だった

女生徒達はアガサを「悪とは一緒に入れない」と出て行く

そしてアガサを部屋に閉じ込める


アガサは窓から壁を伝って歩く

屋根には矢を打ってくる銅像がいて窓を割って部屋に逃げ込む

するとその部屋に、ダヴィとレディが口論して入ってくる

「ソフィーとアガサが謝りだったら?」「学部長が決めたが判明したらどっちかがクビになる」

ダヴィは焦っていたが、レディは「間違えない」といい出て行く


静かになった部屋に黒い闇が渦巻く、そこから出てきた男性が「魔女よ、これ以上探るな。ソフィは私のものだ」と言い消える


ソフィーも同じように同室の女にいじめられていた

ソフィーは「私はヒロインよ」と言うが、女子達はバカにしてソフィーを窓から突き落とそうとする

髪を触られたソフィは怒って逆に女子に「ブス」と言い突き落とそうとする

そこで皆「やっぱり悪だ」と言う


そこへアガサがソフィを見つける

アガサはソフィが何かに狙われていると警告し、2人で学部長に直接退学したいとお願いしに行く


学部長の部屋に行くとそこには大きな本に文字を書くペンが動いていてナレーションが聴きえる

それを語り部と言う

そして学部長が現れた

辞めることは出来ない、リーダーズは守る

辞めたいと言うアガサに対し、ソフィは学部が違うと言うと

悪の学部のものが運命の相手とキスをしたら物語は変わると言われる

ソフィは、「学部を変われるのならやりたい。」

語り部は「キスには代償が伴う」と言って2人は落下する


目が覚めるとベットの上だった

アガサは授業を受けながら3つ落第すると退学

退学は別の物に変えられてしまうことだと知る


悪の授業では「ブサイク術」を学ぶ


善の授業はアネモネ教授が化粧と笑顔を学ぶ

しかし早速アガサは落第


ブサイク術で、顔を汚されたソフィ


ご飯の時アガサに、グレゴールが話しかけてくる

グレゴールも学校に馴染めなかった

そこへソフィがきた

グレゴールは席を外す


ソフィは、アガサに運命の男はテドロスだといい手紙を渡すように言う


校外学習でアガサはソフィからの手紙をテドロスに渡す

テドロスはアガサが普通と違くて楽しかった

アガサはグレゴールに話す

グレゴールはもう2つ落第していた

そして道中また落第してしまい、グレゴールを雷が包みグレゴールが消える


悪の授業で、ソフィは「リスと話せる」そう言うと生徒がバカにしてソフィに魔法を仕掛ける

炎の鳥を出してソフィを襲う

ソフィは助けてーと叫ぶと窓を割って大量の虫が鳥を襲う

生徒を殺しそうな勢いだったのでレディ教授がソフィを止める

ソフィは虫に向かって「もう辞めて」と言うと虫達の中から男が出てきた

レディ教授は「ラファエル」と口にする

ラファエルは「君は期待以上だ。ソフィ」と消えて行く


レディ教授は、ソフィを呼び「ラファエルが現れたら絶対知らせて」と言う

ラファエルは悪の創設者


ダヴィ教授は悪は攻撃、善は防御と教える

アガサは「彼を何に変えたの」と質問するがダヴィ教授は「学園のルールは変えられないの」

そして話を変えて「湖のウィッシュ・フィッシュ」を見せる「彼らは私たちの欲望を叶えてくれる」

アガサは「前はここの生徒だったから気持ちがわかる」と茶化す


生徒が水に手を当てると大好きな男性が出てきたり、舞踏会で踊る様子が魚によって再現された


アガサも水に手を当てる

するとアガサの指、腕に魚が絡みつく

ダヴィ教授や生徒が驚いていると魚を纏い人が出てきた

アガサは水から引き上げる

落第した生徒だった。アガサの願いによって救い出された


驚いていると大きな鳥がアガサの前に降り立った

みんな逃げてと叫ぶダヴィの声がテドロスにも届く


アガサは降り立った鳥を見てグレゴールだと気がつく

そしてさっきみたいに人間に戻せるか鳥を触ろうとしたら

テドロスが鳥に剣を突き刺した

鳥はバタつき消滅した


アガサはテドロスを殴り「グレゴールだった。」と怒る

周りは止めに入り、ダヴィ教授はアガサを呼ぶ

アガサは「これが善なの」と怒るが

ダヴィ教授は「ホンモノのプリンセスよ。あなたは」と言う


ソフィーはアガサにラファエルのことを報告する

そこへテドロスがきて怒っているアガサは席を外す


ソフィとテドロスが話しているとソフィは悪の先生に連れて行かれる

ソフィーは椅子に座らされ縛られる

そこにはレディ教授がいた

「善エヴァにうつつを抜かすな。ラファエルに選ばれたんだから、善と悪決めなさい。」と言い

ソフィは髪の毛を切られる


アガサは黙ってソフィが連れて行かれたのを見ていたテドロスに怒る

なぜ悪を助ける?と言うテドロスに対して鳥はグレゴールだったと言う


ソフィーは鏡を見て悲しむ

すると鏡からラファエルが話しかけてくる

「君の努力は誰もわかってくれないし気づいてくれない。そうなったら自分の自由にしたらいいんじゃないか」とソフィに優しく話す


新入生が集まった

今日は魔法をもらえる日だった

まだ来ないソフィをアガサは探す


善エヴァはダヴィ教授が針を刺す

悪ネヴァはレディ教授が針を刺す

1人ずつ指していると遅れてソフィーがやってきた

ソフィは黒い服をオシャレに着こなし短くなった髪の毛を跳ねさせて登場した

みんなが注目する中でレディ教授に「イメチェンしたかったの。ありがとう。魔法もくれたら嬉しい」と嫌味を言う


ソフィは悪の女子生徒も虜にして一緒に他の生徒を揶揄った

アガサはソフィに話しかけて「計画はどうなってる」と聞く

ソフィーは「田舎者がアドバイス?」と茶化すがアガサとテドロスを落とす計画を立てる


テドロスが弓をいってるところへソフィーは行き、ソフィーがいった弓をアガサが魔法で的中させる


仲良くなったソフィとテドロス

学院中で善と悪のカップルを批判した

さらにテドロスが舞踏会に誘ったことで生徒達がケンカを始める

先生達は止めに入る


ソフィ、テドロス、アガサは先生に「真実の愛は引き裂けない」と訴える

レディ教授は、「善と悪の恋愛は御法度」と言う

そこで学部長は「おとぎの審判」をすると言う


おとぎの審判とは

善悪それぞれの反対側の森に入り朝までに再会できれば合格

手助けは厳禁

ソフィとテドロスは「乗り越えられる」と意気込み日没に開始することになる


日没になり全生徒の前でおとぎの審判の開始を宣言する

森には危険が潜んでいる

ソフィが花畑を通り抜けようとすると花が歯のやいばを出して噛み付く

ソフィは焦り「助けて」と叫びながら逃げる

森に潜んでいたアガサは魔法でソフィを助ける

そこへテドロスの声が聞こえる

ソフィに「彼のところへ行って」と走らせアガサは隠れる


ソフィとテドロスは再会できるが木のお化けがテドロスを襲う

アガサは「彼を助けて」と言うがソフィは怖がり隠れる

アガサはテドロスに刀を渡して木のお化けをやつける


テドロスは「臆病だから彼女を連れてきたのか」と怒るが、ソフィは「姫は助けられるもの。逆はない」と言う

テドロスは呆れてその場を去る

ソフィは「アガサのせいよ。学部も王子も奪うなんて。プリンセスは魔女と友達になれない」と怒る


戻ったアガサは、ダヴィ教授に怒られる

「善悪ではなくラファエルをどうにかして」と言うとダヴィ教授は知らなくて驚く


アガサは、ソフィに手紙を送る

しかしソフィの所にはラファエルが来ていた

アガサを裏切り物といいソフィをそそのかす

そしてソフィに最強の力、ブラック・マジックを渡す


先生達は話し合いをする

ラファエルの目的は、善悪を無くして学園を破壊しようとしている


ダヴィ教授とレディ教授はソフィに会いに行く

レディ教授はラファエルに認められたかった

正体はレオノーラ。しかし悪になりきれなかった

ソフィは「私は違う」


アガサは舞踏会でソフィを探す

そこでテドロスに告白される


その場に現れたソフィ

顔は老けていた、「明日までには治る」

そしてテドロスに「約束したでしょ」

アガサは変わったソフィを助けようとするがソフィは見下し出て行く


善の男が、先生が人形に返信されているのを見つける

テドロスはソフィを止めないとと「剣を持て」と言い悪の館へ走る


アガサは止めるために先回りして悪の館へ行く

ソフィは「こっちからは攻撃しない」

そしてソフィは火を操る、そこへテドロス達が乗り込んできた

テドロスは火を見て「弓を撃て」と攻撃をする

ソフィの罠だった


攻撃するのが悪

防御するのは善

すると衣装が魔力で入れ替わり、悪の生徒はドレス、悪は黒い衣装になった


アガサは暴動にならないように必死に止めるがダメだった

ソフィはアガサをも投げ飛ばして学部長の元へ行く


ソフィが部屋に入ると、ペンが「彼が元凶だと思い込んでいたソフィ」

そして背後から学部長が現れるが、ラファエルに変身した

ラファエルは学部長に化けて「今まではテストだった。最愛の人を探す」

ラファエルは兄弟とバランスが保てていた。時間がバランスを壊した。ラファエルは兄弟を殺した

善は弱い

でもソフィはカオスだから一緒になれば最高のバランスが保てる


そしてラファエルはソフィにキスをする


アガサはテドロスに、争いをやめるように言い、学部長の部屋にいるソフィを助けに行く


キスを交わすと、ペンが「学院は地獄に落ち滅びる。ラファエルの世界征服が現実になった」

そしてラファエルは「白紙にするんだ」と言う

すると学院が崩れ落ちて行く


ソフィは「支配するだけでしょ。こんなの望んでない」と言う

ラファエルは「君には仲間はいないん私だけだ」


そこへアガサが助けにきた

「善の愛は、互いを思いやること。悪は自分のために戦う」

ラファエルは、「意味はない」と言ってアガサにペンを投げる

ソフィはアガサの前に立ち、ソフィにペンが突き刺さる


すると崩れた学院が元に戻る

「ありえない」とラファエルが外を見ている

そこへテドロスがラファエルを狙う

しかし勘づかれてテドロスに剣が刺さる


離れた所に落ちているテドロスの剣をソフィは最後の力を振り絞り魔法をかける

それに気がついたアガサは剣を持ちラファエルを斬りつけやっつける


アガサはすぐにソフィに駆け寄るが、「私の親友」と言って息が止まる

ソフィを抱えて泣くアガサ

すると心臓が動いていた。ソフィの血が引き息を吹き返す

そして「家に帰ろう」


人形から戻った先生達が生徒の元へ行くと

善と悪の生徒が笑って話していた

「善と悪が一つになった」


ダヴィ教授とレディ教授もハグをしようとするが、まだ早かったようでハグはしなかった


ソフィとアガサはキスをしたことで故郷への道が出来た

ソフィはアガサに「テドロスといていい」と言うとアガサはテドロスにキスをして「またいつか会えますように」と2人で故郷へ帰る


自宅へ戻ると家族が迎え入れてくれた


しかしガヴァルトンにはテドロスが放った矢で穴が開いた「アガサ愛してる」

矢が木に刺さりその上からナイフが刺さる

「物語はほんの始まりなのかもしれない」