ダグ・リーマン監督


街の少年トッド・ヒューイット/トム・ホランド

宇宙船の女ヴァイオラ/デイジー・リドリー

一緒に住む男ベン/デミアン・ビチル

      キリアン/

プレンティス首長/マッツ・ミケルセン

息子デイヴィ/ニック・ジョナス

アーロン牧師/デヴィッド・オイェロウォ




西暦2257年新世界

男は感情が、ノイズになり目に見える

1番若いトッド・ヒューイットはノイズのコントロールが下手だった

友達は犬のマンチー

テッドは感情を隠す時「僕はトッド・ヒューイット」と繰り返し考えるようにしている

テッドは親を亡くしている弱者


そんなトッドは皆バカ扱いして揶揄う

デイヴィもその1人

デイヴィが狩りから帰ってきて揶揄ってきた

テッドは負けじとノイズでヘビを出してびびらせる

デイヴィの父、プレンティス首長をテッドは尊敬していた


デットは家に帰り一緒に住むキリアン、ベンとご飯を食べる

昔、首長にナイフをもらい、「男は服従させるために殺す」と教わった

そして「この地で産まれたお前はとても優れている。共に支えて欲しい」と言われた

それを見てベンはトッドはプレンティス首長に洗脳されていると言う


宇宙で飛行体に乗る人たち

「入植者は生きてるか?数年遅れのセカンドウェイブだ」と言うが

大気圏に入る時異常が起こり、その場にいた男性からノイズが聞こえる

本人達も気づかずそのまま墜落する


テッドは キリアンと農作業をしている時、発電機を確認しに主屋に向かう

すると窓から人が出てきた

泥棒だと後を追うテッド

森の中で墜落した宇宙船を発見する

一大事だと感じ、誰にも知られないように首長に報告しに行く


街の人は、いつも以上にうるさいノイズを放っているテッドが何かを隠してるとすぐに気がつく

首長に宇宙船の報告をして現場へ連れてくる

テッドは「顔は見ていない。何故かノイズがなかった」と言うと

首長は「女を探せ」と指示をする


皆が去った後、「宇宙からの女」と喜ぶ

テッドは女を見たことがなかった

さらにそこには何人ものお墓が作られていた

宇宙船の残骸を見ていると、女が目の前にいた

「可愛い。女だ」とノイズを出すトッド


他の男たちも走って逃げる女を馬で追う

女が林を走っていると木で囲まれる

そこへ首長が来て「心配するな、プレンティス首長だ」と言い木が消える

プレンティス首長が出したノイズだった


プレンティス首長は、部屋に連れて行き息子デイヴィと3人で話す

ここに来てノイズが出たが女には作用しなかった

先住生物スパクルと戦争になり、女を皆殺しされたと言うプレンティス首長


首長は「何故来た?」と女に聞く

本船のファーストウェイブから連絡が捉えて偵察に来た

本船には4000人が乗っている

首長が話を聞いていると、外がノイズで騒がしく首長は部屋を出る

デイヴィには「女と口を聞くな」と言う


しかしデイヴィは興味津々で話しかける

女の荷物を漁る

ベンが何かを取り出すと女は焦り「気をつけて」と言う

デイヴィが握ると銃声が飛び出した


首長が部屋に戻ると女は消えていた

デイヴィは「隙をつかれた」と言い訳する


女は部屋の下に隠れていた

そしてアーロン牧師とプレンティス首長の話声を聞く

「裁きがきた。天使が我々を裁きにきた」と言うアーロン牧師に対して

「本船を襲えばこの星を支配できる。天使じゃない。武器も持たぬ小娘だ」と首長は言う


男達は女を探しに馬で出る

その様子を見送ったテッドは銃声のあった部屋へ行く

そして女のスペースバックを持ち出す


テッドは家に戻り主屋でスペースバックの中を見る

すると愛犬マンチーが隠れていた女を見つける

ビックリするテッドだがベンに呼ばれて主屋を出る


ベンとキリアンは「僕はテッド・ヒューイット」と繰り返すトッドを怪しむ

そこへ馬でドウズがやってくる

ドウズは何も知らないベン達に宇宙船のことを話す

そして主屋を調べようとしたが、ベンは「誰もきていない」と追い返す


ドウズが去ると、「主屋にいるんだな」ベンが言い女を見つける

怯える女にベンは「大丈夫だ」と言い主屋に閉じ込めた


女は焦るなか主屋でバイクを見つける


自宅でドットが「彼女を匿ってあげよう」と言いながら「綺麗だ」とノイズを出す

キリアンは、「プレンティスにバレたら危険だ」と言うがベンは「チャンスだ」とキリアンとアイコンタクトを取る

なんだかわからないドットは「説明して」


そしてキリアンは「守るならここを出て行け」と言いベンが地図を開き「ファーブランチ」を指す

トッドが「いつ頃戻れる?」と聞くが2人は口を閉ざした


馬に乗り出発の準備をするトッド

ベンは「ここプレンティスタウンは禁句だ」「とにかく口にするな」と言う


そこへ沢山のノイズが聞こえる

ドウズがプレンティス首長と仲間を連れてきた

プレンティスとキリアンは挨拶するが仲が悪い様子

必死に隠そうとするトッドだが、首長に「安心しろ」と言われて「主屋」とノイズを出してしまう


男が主屋を開けた瞬間女がバイクに乗って飛び出てきた

馬で後を追うトッド

トッドを撃とうとした男をキリアンが撃つ

しかしキリアンがデイヴィに撃たれてしまう

トッドは止まるがベンは行けとノイズを送る


ドットの後ろからも銃を撃つ男達が追いかけてくる

女は崖を大ジャンプしてバイクから降ちる

その後を追っていたトッドもまた馬でジャンプして落馬する

後の男達は崖の手前で止まった


馬は足を骨折して動けなくなった

トッドはすまないといい馬を楽にする


女はトッドを見て逃げる

トッドは女の肩を掴むと「離れて」と言われる

トッドは「キレイな声だ」とノイズが出てしまう

そこに「女を見つけろ」とノイズが聞こえてくる

トッドは「君を安全なところに連れて行く」とベンと話した会話をノイズに出す

女はその光景を見て「前を歩いて」と一緒に向かう


プレンティス首長はベンに「一緒にきてトッドを守れ」とトッドの母親から「この子を守って」と言われた時のノイズを見せる

ベンは、キリアンを抱えながら耐えるが

「トッドはどこへ行った?キリアン」とプレンティスが聞くとキリアンは「もうファーブランチもダメだ」とノイズに出してしまう

プレンティスは、それを聞きベンに「立派に土葬してやれ」と去って行く


そしてキリアンはベンに「あの子を守ってくれ」と息絶える


いつの間にか女に先を越されたトッド

「疲れないのか」と言いながら、いつまで歩くんだ。疲れた。へばってるのがバレる。とノイズが出ていた

女が少し先で待っていると何かの気配がした

「スパクルだ。ひるむな」とノイズを出していたら愛犬マンチーだった


男達は「ひとり穢れれば皆汚れる」とノイズを出しながら女を追う準備をする

そこにベンも参加するが、プレンティスに対して「俺を操れると思うな」とノイズを出す


湖で休憩をするトッドと女

女は宇宙飯を食べる

トッドはランチだと裸になり湖の獣を捕まえようとする

石で火をつけようとするトッドに女が機械で一瞬で火をつける

トッドが釣った魚は美味しくなかったが、女にも体力がつくと渡す

女はひとくち食べると「初めて食べた」と言う

女は宇宙船で産まれたので人口食しか食べたことがなかった

祖父母の時代に地球が住めなくなり宇宙へ出たらしい

希望を求めてここにきたと言う

トッドが両親の話を聞くと女は黙った


前へ進むがトッドは気になって仕方なかった

ノイズで「秘密か、隠すのか」

女は耐えきれず「私のせいじゃない」と言う


トッドは「君の気持ちがわからない。マンチーが嫌いで僕を殴って逃げるかも」と言う

女は「私は地図がない。マンチーは好きよ」


トッドは高台からノイズを見て

「スパクルだ。西へ行こう」と言う

トッドがエイリアンだと言うと

女は「逆じゃない?私達がエイリアン」

しかしトッドは「スパクルは女を虐殺した。エイリアンだ。俺のママも殺された」と言う


雨が降ってきて木で雨宿りする

女は雨を触って「雨って冷たい」父が話してくれたと言う

その様子を見てトッドは:悲しんだと思い鞄から食べ物を渡す

女の両親は、新世界を希望に病気で死んだ。だけどここは思ってたところと違かった

トッドは:孤独なんだ。僕と一緒だ。と感じ女とキスをする

キスはトッドのノイズだった

女に見られたトッドは:僕はテッド・ヒューイットと隠し気まずくて少し離れたところに座り直す

マンチーを呼ぶが、マンチーは女の横から離れない


翌朝、トッドは女と仲良くしてる夢を見て、その様子を女が見る

女はトッドを起こして「ヴァイオラ」と名乗る


トッドは歩いてる最中ヴァイオラとずーとノイズを出す


ヴァイオラが崖で足を止めるとトッドは焦る

スパクルの村についてしまった

急いで逃げるがトッドのノイズでスパクルに捕まる

トッドは:ママの仇だとナイフを刺すが、ヴァイオラが止める

するとスパクルは去っていった


歩きながらヴァイオラは「殺せば解決?」と聞く

トッドは「君を守った」と首長の言葉をノイズで思い浮かべる


ついにファーブランチに着く

そこには農場と農園があった

一見誰もいなそうだったが、幼い少女と少年がいた

そして紹介すると連れてこられた街には沢山の女性がいた

さらに女の首長が出てきた

「何処から来たの?」と聞かれてトッドは「僕はトッド・ヒューイットと繰り返すが

ヴァイオラは「プレンティスタウン」と答える


首長の家の前で腕を縛られて座っているトッドに数名に男が「縛首だ」と言いにくる

そこへ家から出てきた首長に「脅しはダメ」と男達を追い返す

首長は手の縄を切り「泊まっていきなさい。」と家に入れてくれる


トッドの後を追ってきている男達

アーロン牧師は:裁きだとノイズを出す

それに対してプレンティス首長は皆が怖がるとやめるように言う

しかしアーロン牧師はノイズは贈り物だ。使わないとと言いプレンティス首長に「女のようにノイズを隠す。弱いからだ」と言う

そして:お前の真実を知っているとノイズを出す


首長に部屋とお風呂を案内して貰ったトッドとヴァイオラ

ヴァイオラは「本船に知らせないと」と急いでいた

ヴァイオラは首長に通信手段を相談する

この街にはないがヘイヴンにあると言われる


その間トッドは:行かなければいい。一緒にいたい。キスして。とノイズを出しまくる

ヴァイオラは怒り部屋を出て行く


プレンティス首長に2人を見つけたと報告が入る

するとアーロン牧師はひとり馬に乗り「殉職者だ」と2人を追う


トッドは母の日記を持って寝ているヴァイオラを訪ねる

ヴァイオラは眠れずに横になっていた

ヴァイオラはトッドに日記を読まないのか?聞くと「字が読めない」と言う

本はアーロン牧師が全て焼いた。教育は必要ないと言われてきた


ヴァイオラが読んであげる

表紙のKHはカリッサ。母の名前

日記はトッドが産まれてからで始めは愛情を伝える言葉だった

しかし途中からプレンティスと植民地を作った

プレンティスは秘密とやましさがいっぱいだった

しかし男性はノイズのない女性に苛立った

アーロン牧師は女性に感情がないからだと貶すようになる

日記は「もう覚悟は出来ている。トッド、歌った歌を忘れないで」と締めくくられた


トッドは「スパクルじゃない。男が殺したんだ」と気がつき感情ノイズが抑えきれず外へ飛び出る


街には外からノイズが近づき警報がなる

そしてプレンティス達が街にくる

ファーブランチの首長は銃を構えて迎え撃つ

「ドットがきているか?」と質問に

「考えを読んでみな」と言うと

プレンティスは街にいる人に向けて

「首長はスパイだ。我々から街を奪うつもりだ。我々と協力しよう」と話す

しかし街の男が「お前は嘘つきだ」と言うと

男は撃ち殺される


それを見て街の人たちは武器を下ろす


プレンティスはヴァイオラを探すように部下達に命令する


その頃トッドはヴァイオラを助けに行くがヴァイオラは敵の男を縛っていた

ヴァイオラとトッドは街から出ようとするがアーロン牧師に見つかり納家に逃げ込む


納屋には女が銃を向けていた

女は入ってこようとするアーロン牧師に銃を撃つ

納屋には子供達もいた

プレンティスも気がつきベンに「ヴァイオラだけでいい、連れてきたら他のものに手を出さない」と言う


ベンは納屋に入る

ベンは真実を話して「今度こそ守らせてくれ」と言う


プレンティス達が納屋の前で待っていると

ベンが出てきた、その後ヴァイオラが出てきた

ヴァイオラはプレンティスの前へ

プレンティスは「また会えたな」

しかしヴァイオラはベンのノイズだった


ヴァイオラとトッドは裏から逃げた

走る途中アーロン牧師に追われる

川につきボートに乗って逃げたがアーロン牧師はすぐ後ろにいた

流れに流されてヴァイオラが足を掴まれる

するとボートが転覆

トッドはヴァイオラを助ける

しかしマンチーが牧師に捕まり目の前で殺される


陸地へついたがトッドはショックで泣きそうだった

マンチーが死んだ。泣くな。男だ。とノイズを繰り返す


ヴァイオラが高台の塔を見つけ上からヘイヴンを見つける

ヘイブンは宇宙船のことだった


一緒にいるトッドはマンチーのノイズを見てまだ悲しんでいた

その姿を見てヴァイオラは手を繋いで励ます

「キスはしないよ」と言い


トッド達はヘイヴンにたどり着く

無線の機械を見つけるが電気が通っていなかった

トッドは高台にある割れた宇宙船から電気を見つける

:助けないととノイズを出して電気を繋ぐ

電気が通りヴァイオラは無線を操作する

するとプレンティス達がやってきた


トッドはプレンティスを足止めする

しかしプレンティスはベンを撃ちトッドを煽る


その頃ヴァイオラの元にもアーロン牧師がきた

しかしアーロンは:裁きを下してくれとノイズを出す

ヴァイオラは宇宙の機械でアーロンを焼くとアーロンは天使の裁きだと死んでいく


トッドはベンの悲しみを隠しながらプレンティスから逃げる

プレンティスはトッドに自分のノイズを見せて誘き出す

始めはやられっぱなしのトッドだったが、母のノイズを出してプレンティスの感情を乱す

そして隙をつきヴァイオラがプレンティスを殴り宇宙船から突き落とす


そして空から巨大な宇宙船がやってきた

それを見たプレンティスの仲間は馬で逃げ出す


トッドは負傷して目を覚ますと宇宙船にいた

そして近くにはヴァイオラがいた

トッドは:何処だ?生きてるのか、ヴァイオラがいるとノイズを出す


ヴァイオラはノイズに対して、2人でこれから説明しようと手を握る

トッドは:この流れはキス?とノイズを出す

ヴァイオラは笑顔で手を離す

そして「僕はトッド・ヒューイット」と繰り返す