中村文則著作


岩田剛典主演
山本美月、斎藤工出演


カメラマンの木原坂が撮影中、盲目の亜希子が焼死する事件がおきる
亜希子は数日前から捜索願が出されていた
木原坂は亜希子は、自らやってきた。気づかない間にロウソクが倒れ間に合わなかったと供述し逮捕はされない


耶雲は記者として小林の事務所へ木原坂が殺したと言う記事を持ち込む
しかし、他の会社でも仮定の記事を出版し訴訟になっている事件のため証拠がないと記事は出せないと言われる。


耶雲は、木原坂に近づき証拠を探す。
耶雲は、木原坂に1度しか賞をとっていなくスランプなことを突きつけ、燃えた写真を撮ったのではないかと問い詰める


そして、木原坂の同級生、彼女、姐にさらに、幼い頃に殺された父親の事件の捜査官に取材をする。


同級生は、昔彼女を取られた。人のものを欲しがる。
彼女は、偽物
父親の捜査官は、犯人は170cmくらいの人物で、姉はその角度から刺されたと言う。兄弟は父親から虐待を受けていたが当時10歳の子供の殺人はありえないと言う。


小林は木原坂の姉と知り合いで体の関係を持っていた。そして耶雲が事件のことを調べていることを教える
姉は、木原坂を守るためなら何でもすると言い、会うと告げる


また木原坂の始めて賞をとった写真を手伝った蝶の収集家は、夢中になると周りが見えなくなる、奇妙な人と証言




耶雲は、結婚間近の百合子という彼女がいる
ある時百合子と能を観応していると、木原坂がよってくる
さらに百合子の勤め先を訪ね、モデルになって欲しいと頼む


そこから百合子と連絡が取れなくなり、木原坂のもとへ行くが、
木原坂は百合子が自ら来た、帰らないと言っていると追い返される



耶雲は小林に彼女のことで助けを求める
そして木原坂の屋敷へ行くと部屋が燃えていた
中に入ると、燃えた死体を木原坂が夢中で撮影していた


木原坂は逮捕される
そして耶雲は焼死体を確認する
耶雲は事務所に出来上がった記事を持ち込み大スクープとなる


小林は木原坂の姉と連絡が取れず探す


そんなとき耶雲は本名でも記者でもないことが判明する
そして耶雲の居場所を突き詰めると表紙のない本が置かれていた


ここから真実が
第一章



耶雲は、盲目の亜希子と付き合っていた。楽しく付き合っていたが、ある日亜希子がケガをした事をキッカケに仕事も休むくらい心配症になってしまい亜希子は、それが嫌になり別れる。


それから亜希子の事件がおきる。

耶雲は、とりつかれたように木原坂を調べる。
姉を追い回すうちに姉に薬をさせられるがそこで姉から
真実を知る


木原坂の姉は幼少時、ちちおやを殺害。小林は姉を刺す。
そこから小林は姉の言いなり+恋をしていた。
木原坂は亜希子に恋する、が全く興味をしめさない
姉は木原坂のために小林と亜希子を監禁、また撮影のため燃やした
ただ木原坂は興奮して写真を取れなかった


小林が第一章を読み終えたところで耶雲が入ってくる
小林は罵倒するが、同時に彼女を犠牲にしたのか、同類だと攻める
耶雲は自分の手で裁きたかった


そして刑務所の木原坂の元へも本が届く

第2章

耶雲はお金に困り自殺しようとしていた百合子と出合い
お金と引き換えに演技をしてほしいとお願いする


予想どおり百合子に近づいてきた木原坂
撮影の合間木原坂が外出すると、脅されて監禁されているとメモを自宅に隠す
耶雲が木原坂の姉を眠らせ撮影場へ縛り燃やす


木原坂は自分の姉の焼死体を夢中で撮っていたのだ


刑務所の木原坂は本を読んであ然とする。


耶雲の本は2冊だけ木原坂と小林へ

そして、百合子には別の名前のパスポートを渡し去った


第3章

亜希子への愛を語ってend



どんでん返し!面白かった。
これこそ!って感じ。
1番凶悪の姉は殺され
2番目のわがまま弟は死に行く姉を撮影し、殺人罪で刑務所
3番目のアッシーは打ちのめされ
裁き方もスッキリ!