今日は伊豆の国市でありました成人式にまつわる良いお話しを

ご紹介します。

 

それは1月13日(金)の午後に私の携帯が鳴ったことから始まります。

 

私はその時間打ち合わせ中でした

 

急に携帯電話の呼び鈴がなりました

 

でてみると・・・

 

友人からのSOSでした。

 

「柴田さん申し訳ないけど明日の午後16時頃なるんだけど

成人式の振り袖の長襦袢の襟を付けてもらえるかしら?」

との内容でした。

 

私は「はい!OKですよ!!」と2つ返事で受けました。

 

しかし・・・しかし・・・しかし

 

私の手帳を見てみるとナント予定がびっしりでした

 

襟を縫い付けている時間などありません

 

はてはて困り…ピン!

 

「そうだ!!!私の近所の着付けの先生にお願いしてみようと」

 

朝一番で友人に事情を話して無理なところをナンとか縫っていただける事となりました

 

しかし、肝心の長襦袢が届きません

 

時間ぎりぎりに到着したときには、私は席を外せない状態でした

 

そこで、打ち合わせにお手伝い参加している青年にお願いして

その長襦袢を着物の先生に届けてもらいました。

 

長襦袢ができあがるとまたその品物をその青年に引き取りにいってもらいました。

 

さすがに着物の先生だけあり綺麗な半襟が付きました。

 

早々にできた品物を友人に引き取りに来ていただきました

 

ナントそこに入らしたのはお父さんと綺麗な娘さんと友人でした

 

あれ?

 

お母さんは?

 

と聞いて見ると

 

だいぶ前に病気でなくされて、その後お父さんが男で一つでここまで育ててきたそうです

 

その友人曰く「成人式の用意がないので急遽自分の仲間に呼びかけて着物・長襦袢・帯・髪飾り・ミンクのショール・草履を揃えたの、彼女のサイズが身長が高いのでだれでも良い訳でなくやっとの事で集まったの」とのこと

 

「着付けは?」と聞いて見ると友人が着付けをするとの事でした。

 

早朝の着付けが終了した頃友人より・・・写真メールが送られて来ました。

 

そこには昨日とはまた違う美しいお嬢さんとお父さんの姿

 

感動的でした!!

 

この友人の優しい思いやりと機転とネットワークがこのお嬢さんの一生に1度の成人式を華やかに飾ってあげることができたのでした。

 

その友人が今晩写真を持参してくれました

 

そこで友人が「お母さんがいないのなら、まわりが手を貸して支えてあげれば良いことだよね!!」と言うので私は感激しました

 

母の経験がない彼女がこのように細やか対応と見返りを求めない親切な支援に・・・・

 

また「非行をおこさない前の対応が一番大事であることも・・・」

 

そして、私を手伝ってくれた着付けの先生と青年の優しい気持ちにも感謝でした!

 

心をかける事って良いですね!

 

このお嬢さんも宝物の一日になった事でしょうね!!

 

最後にこのお父さんが品物を引き取りに来たときに

 

お礼の美味しいケーキとこの上もない満面の笑顔が印象的でした

 

地域が家族ですよね!!