壊れたせかいを愛が救う。part 1 | mimi、39、一児の母。大腸癌、 ステージ4、末期と診断されました。

mimi、39、一児の母。大腸癌、 ステージ4、末期と診断されました。

大腸癌、肝臓、子宮転移。リンパ、胸、肺、すい臓に腫瘍、及び影あり。余命宣告、1ヶ月。持って1年。
そんな数を持っている私です。
統計や傾向に挑戦中です。まだまだ死ぬ気はありません。

ラブラブラブラブイエローハート予測読了時間:10分弱。長めの記事ヨラブラブ グリーンハーツ

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カルチャー・ショック、というよりも。

ああ、そういう世界なんだ、そういう世界になってきている、んだ、と感じます。


続・わたしが見ている世界、について。

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わたしたちが、現在の家に引っ越してきたのが、三年前。

以前はカリフォルニア・オレンジカウンティー、Irvineという地に住んでおりました。

Irvineはオレンジカウンティのビバリーヒルズと呼ばれる高級住宅街。住民票を取るのにも、年収の査定が入ります。

地域によって、安全な地域、危険な地域、とはっきり区別されているアメリカ。(安全な地域にはお金を持っている人が。危険な地域には貧しい方々が。アメリカの闇、ですねキョロキョロ日本にも地域格差があると思います。今後、格差はもっと広がるのでしょう。もっと大きな社会問題になってくるのではないでしょうか)


Irvineはその治安の良さからもたくさんのアジア人が住んでおります。(多くの日本人はやはり治安が良い場所に住まれていますね)

ときどき、日本の芸能人の方も見受けられるのですヨ。ウインク


そんなIrvineを離れて3年。

わたしたち家族は、現在、住居を構える南カリフォルニアの、"この地"、を段々と気に入ってきております。

もともと、都会育ちのわたくし。Irvineの喧騒すら、わたしには物静か過ぎました。

が、現在はもっともっとスローなfamily friendly(家族に優しいという意味)なコミュニティ。慣れるのにも時間を要しました。



変化とは学べる機会のこと。

新しい場所で、新しい友達。


引っ越しを終えた翌日、ご近所様のお宅へ伺いました。

御挨拶を兼ねてわたしたち家族、を知ってもらうべく、日本のギフトセットを用意したのです。


急須セットに緑茶、お煎餅(もちろん、ハッピータ―ンとぽたぽた焼きヨウインク)、みなさん大好きなハイチュウ!(ハイチュウは世界的に大ヒットしてます!コロンビア人の友人も、メキシコ人の友人も、み~んな大好きラブ

ご近所のみなさん、それはそれは大変、喜んでくださいました。(日本のギフトは鼻が高いなぁラブ


海外には母国のギフトが一番!!と、想うわたしです。ウインク雛人形餅焼き芋門松風鈴祭月見桜風鈴七夕カブト節分カキ氷焼き芋紅葉絵馬


その甲斐あって、か。((笑)?)わたしたち国際カップルは優しく、地域に溶け込ませて頂くことが出来ました。


ご近所さんからの紹介もあり、わたしたちはこの地で着実に交友関係を広げ、そちらを大切にさせて頂き、今に至ります。


そんな矢先。

わたしたちが愛する大好きな先輩カップル(Ericとkim夫妻)が引っ越しを決めました。


もともとアメリカ人は定住という認識が低いです。(もちろん個人差はありますウインク

Eric、kim曰く、カリフォルニアはtoo muchだ、とのことでした。

諸々の税金、環境、Eric 、kim夫妻にはもう、たくさん、と言ったかんじだったのかもしれません。

転居先はテネシー州!

カリフォルニアから、ウン何10000キロ先です。(数える気力が見当たらなかった~笑い泣き……)


彼らには4人の娘さんが居ます。

みな、今年で独り立ちを始めました。

子供たちが学校を卒業したら、好きなところに住みたい!アメリカ中をキャンピングカーで旅しまくりたい!

アメリカ人のリタイア宣言は何やら行動的に聞こえますねウインク。(やはり、遊びが得意なアメリカ人。参考になる点はたくさんあります!)


それが、一ヶ月まえ。


別れとは悲しいものです。

彼らの耀かしい未来に声援を送りつつも、わたしと彼はすこし、打ちひしがれておりました。


(わたしたちは友達を家族のように想っております。

近親の者が近くに居ない、となるとやはり寂しい気持ちがあるのは確かです。(わたしの家族はみな日本。彼の家族はメキシコに居られます。ちなみに彼はアメリカ人ヨてへぺろ))


はい。そうです。

『友達が家族』、わたしたちはそんな環境にいます。


そして、Eric & kim夫妻を慕う人たちはわたしたちだけではなかった!


Eric, kim夫妻を通じて知り合うことが出来たHadie とDavid 夫妻。


↓右から2番目がDavidさん↓


彼らもわたしたちと、おなじようにEric、kim夫妻を慕う同年代・カップルです。


先週、水曜日のこと。


彼『Hadie とDavidも引っ越しするって!』


わたし『え!Davidの仕事や娘さんは?』


彼らには7歳の娘さんが居ます。

わたしたちの地域にあります、学校に通っています。


彼『彼らいわく、娘さんの教育の為にもカリフォルニアを離れたいらしいよ。Davidの仕事も、融通が効くみたいだ。一番はEricとKimの近くに住みたいっていうのが強いらしいけどねショボーン


わたし『えーん……!悲し~い!(せっかく出会ったばかりで、本当に良い友人関係を築いていけると思ってたのに~!)』


"友達が引っ越しするから、わたしたちも!"


わたしはびっくりしました。うわあ、凄いな、そういう感覚なんダ!、と思ったのです。


わたしは引き続き、HadieとDavid 家族の実情を聞きました。


Hadieはパ―ト主婦。仕事を辞めることも苦ではない模様。


DavidさんはBarkery factoryを経営しているようで、小さなパン屋さんの経営者。将来は最高責任者として現場を離れる予定であります。


仕事は?学校は?家族は?周囲の人間は?


それよりも。


Etic とkimが引っ越しするから、俺たちも!なのです。


アメリカ人のこの行き当たりばったり感覚、わたし、感動を覚えずにはいられないのでス!


後先考えない決断力。(もちろん、御本人たちはむちゃくちゃ考えての、ご判断、だとは思いますよ!ただ、この決断力の速さは侮れませんねキョロキョロ)。


わたし、大興奮。

おっけ!Hadie and David 行っちまえヨ~!!

頑張っちゃえヨ~!!ついでにあっちでも、うまいパン焼いちゃってくれヨ~!パンコッペパンメロンパン食パン笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣きてな、かんじです。


さて、Davidさん。話はこれだけじゃなかった。


ここには更なるドラマがあったのです。

そう、HadieとDavid夫妻のBehind the scenes......


彼は孤児院で育ちました。だから、家族がいない、と。EricとKimは俺たちの本当の家族だ、と。


Hadieさん。

彼女の御家族はみな、ハワイに住んでいるそうです。

旦那様のDavid同様、Ericとkimを本当の家族だ、とかんじているようです。


わたしたち夫婦も、Eric、kimご夫婦に出会ったときからそのお2人の魅力にメロメロメロンでした。本当に慈悲深い、深い深い愛に包まれたカップルなのです。

たくさんの方々が彼等の側で暮らしたい、と望むことも不思議ではありません。


しかし、早かった。早い、決断力でした。

友達は家族。友達を家族と考える。

我が国、日本でも、各家庭の機能が壊れ、家庭のかたちも様々なものに変化を遂げていると聞きます。


家族との縁がなく、友達が家族のようになる。やはり、人間は人間が必要なのですね。

絆が必要。

わたしたちは2組の友達家族に"また逢う日まで"、をしなくてはならないので複雑な気持ちではあるのですが。


同様に、両夫妻の益々のハッピーラブラブを見届けたい、という気持ちがあるのもほんとう。わたしは彼等の『これから』に期待しています。カップルとして、大先輩なのです。(この話はまた違う章でグリーンハーツ


仲良し友達家族とリタイア後を過ごす。

わたしたち家族にも、ありそうな、未来、です。ウインク星キラキラ星キラキラ星キラキラ星キラキラ星キラキラ流れ星キラキラ星キラキラ星キラキラ流れ星キラキラ






 

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