お久しぶりです美尻女医ですお願い


2021年2月26日
予防的乳房切除同時再建手術を受けましたビックリマーク
みなさんは予防的乳房切除同時再建術をご存知ですか?


ご存知ない方が多いと思い、
乳がんは若くして亡くなる方が増えているので、検診以外の予防法の一つとして、必要な方に知って頂きたく、わたしの経験とともにみなさんへお伝えしていこうと思いますお願い

乳がんは1985年以後増加の一途を辿っています。図は愛知県のHPから引用させて頂いてます。




予防的乳房切除術とは
将来乳がんを発症するリスクを回避するための予防的手術です
切除と同時に再建を行うこともできます


(以下はナグモクリニックサイトから引用)
予防的乳房切除術は、ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが、2013年5月14日、「ニューヨーク・タイムズ」紙を通して、乳がんになるリスクを減らすために「予防的乳房切除術」を受けたことを発表し、日本でも大きな話題となりました。
ジョリーさんの母親も叔母も、がん抑制遺伝子のBRCA1とBRCA2のどちらか、もしくは両方に生まれつき変異を持つ「遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC/Hereditary Breast and Ovarian Cancer)」で、母親は卵巣がんと乳がんを併発して56歳で他界、叔母も卵巣がんで亡くなっています。
またジョリーさん自身も、がん抑制遺伝子BRCA1に変異があることがわかり、医師から乳がんに罹患するリスクが87%、卵巣がんのリスクは50%と診断されたといいます。
「乳腺」という組織をあらかじめ切除することで、将来、乳がんが発症するリスクを抑えようというのが「予防的乳房切除術」です。
手術方法には、乳腺と一緒に乳頭・乳輪と皮膚を取る「胸筋温存乳房切除術」と、乳頭・乳輪と皮膚を残して乳腺だけを取る「皮下乳腺全摘術(乳頭温存乳腺全摘術)」の2つがあります。いずれもインプラントを用いて同時再建することができます。どちらが適しているかは、あなたが抱えているリスクや、バストの状態によって異なります。


予防的乳房切除術の対象は
①遺伝子検査でBRCA1.BRCA2陽性
②血縁者に乳がんや婦人科がんになった人がいる
③乳がん検診でいつも再検査を勧められる
④すでに1方のバストががんになった
わたしの場合、
遺伝子検査をしてBRCA1も2も陰性でした。
母と父方の祖母が乳がんで他界しています。
母は43歳で乳がんと分かり46歳で亡くなりました。
そして、マンモグラフィで多数のびまん性の石灰化を認めていました。
➡︎わたしは②と③に該当しました



2013年にアンジェリーナジョリーさんが予防的乳房切除術をしたニュースを知り、わたしの母も祖母も乳がんで亡くなっていて、心配になりすぐに遺伝子検査に行ったのですが、そのときの先生に、一層乳腺を予防的にとりたいんですが?と聞いたら、日本ではまだやってないと言われました。

それから8年たって、2021年2月初旬に乳がん検診を名古屋のなぐもクリニックに受けに行ったときたまたま診察室に乳房予防切除の新聞記事が貼ってありました


しかも診察室がいくつかあるんですが、
その全てには貼っている訳ではなく
最初に問診受けた診察室にたまたま貼ってあったんです


え?日本でもできるようになったんだ、、、やろう。。(ここまで3秒くらい)


と思いました



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