名古屋市守山区


今までのすべてに感謝の気持ちが湧く。


幾多の苦労に感謝する。

自分があまり愚か者にならず、奢ることも少なかった。


そして騒がしい世の中にいても、心を踊らされることなく、穏やかに日常を過ごせる強さを持てた。


今を生きる、一人の人間であることにも感謝。


魂が伝える、人間の肉体、精神そして外の世界に向けて、感謝という気持ち。

充分満足だ。



朝方、夢を見た。

伯母が夢に出てきたのだ。

母親の姉で、私にとっては伯母にあたる。

伯母はだいぶ前に亡くなっている。

初めて夢で会った。


伯母と私が一緒に、伯母にとっては甥の、私の弟のレザルのお墓参りをしている夢だ。


母親の話から聞いた伯母は、姉だが非情な部分が多い人だった。


遺産相続でも、弁護士が間に入り、いい歳の姉妹たちが、何年も大いに揉めていた。

伯母は、血縁ではない叔父に特に冷たかった。



叔父が快適な家で、家族で安定した生活を過ごせるようになったことで、一族が抱えていた問題は解決した。

この世の長年の問題が円満に解決をしたことで、あの世での伯母の置かれてる状況が、いい方に変わったのかもしれない。



叔父の新しい住まいが決まる前後、不思議な幸運が多々あった。

あの世での弟レザルの尽力が大きかったのだろう。


伯母は、甥のレザルに、感謝を伝えたかったのだと思う。


たぶん、あの世とこの世は繋がっている。

子孫たちの善行が、ご先祖達のあの世での状況を良くするのだろう。


子孫が徳を積む。

そこに気高い精神が生まれる。

その良き精神が自分のご先祖にまで波及して、いい流れとなる。