💖
ガリアは、今までの自分の人生、自分の事、そしてガリアの家庭の事を振り返りました。
ガリアの魂は、「純粋で清らかな、はかない少女」でした。
このままでは、人間界を生きていけないほど、ガリアは、弱かったのです。
神性を持ったガリアが、人間界で、自分を守って生きていくためには、もう一つの強い魂が必要でした。
ガリアを鍛える必要がありました。
ガリアに起こった七難八苦は、ガリアを強くする為の、ものだったのです。
そして長い年月が経ち、「純粋で清らかな少女の魂」を持ったまま、ガリアは、平行して鋼の魂をも、持ち合わせるように、なっていました。
ガリアは、弟レザルが亡くなる前よりも、もっと、全身に力が入り、身体からエネルギーが、溢れんばかりに、なっていました。
またガリアの全てを捧げて、守ってきた家庭でしたが、ガリアはもう充分にやり尽くしたと、思っていました。
ちょうどそのような時に、レザルが亡くなったのでした。 ガリアは、「レザルの言葉」を聞いて、家族との距離の取り方、心持ち、がわかりました。
そして、ガリアの心は解放されて、自由になりました。
🌈
ドクダミ