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ガリアは、今までの自分の人生、自分の事、そしてガリアの家庭の事を振り返りました。

 

ガリアの魂は、「純粋で清らかな、はかない少女」でした。

このままでは、人間界を生きていけないほど、ガリアは、弱かったのです。

 

神性を持ったガリアが、人間界で、自分を守って生きていくためには、もう一つの強い魂が必要でした。

 

ガリアを鍛える必要がありました。

ガリアに起こった七難八苦は、ガリアを強くする為の、ものだったのです。

 

そして長い年月が経ち、「純粋で清らかな少女の魂」を持ったまま、ガリアは、平行して鋼の魂をも、持ち合わせるように、なっていました。

 

ガリアは、弟レザルが亡くなる前よりも、もっと、全身に力が入り、身体からエネルギーが、溢れんばかりに、なっていました。

 

またガリアの全てを捧げて、守ってきた家庭でしたが、ガリアはもう充分にやり尽くしたと、思っていました。

 

ちょうどそのような時に、レザルが亡くなったのでした。 ガリアは、「レザルの言葉」を聞いて、家族との距離の取り方、心持ち、がわかりました。

 

そして、ガリアの心は解放されて、自由になりました。

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  ドクダミ