寝たきりの認知症の母の介護で実家に住み込むようになってから、よく姉が言うことがある。
妹は得だ。姉は損ばかり、と。
先日、訪問看護師さんにもそう言ってた。
そのたびに我々は同じような会話をする。
パパとママは我々を平等に育ててたではないか?ひいきはなかったと思う。ケンカをしても「ケンカは両方が悪い」と自分たちで解決してたではないか。
先に生まれたから、育てられるのには次に生まれたほうが何かと得だ、と。
わたしは妹に生まれてきたからあまりよく分からないし、個人的には何事にも損とか得とか考えたことなかったのだが、でも思うのだ。
損があるとしたら、そのおかげで得も感じることができるのではないか?
今ある人生に満足すれば、他はどうでもいいかな?わたしはあまり深く考えない。
わたしにとってライフはシンプルでイイ。
これは得なのかな?
Pauline Taylor “A Simple Life” (2004) YouTube 動画
おまけ:
英語では損得のことをloss and gainと言う。
アメリカの詩人、Henry Wadsworth Longfellow
(ヘンリー・ワズワース・ロングフェロー)が「Loss and Gain 」というタイトルで詩を書いてる。
喪失こそが、より深い知識、静かな強さを私たちにもたらす、とロングフェローは美しい言葉でポジティブな詩を残している。