景色。 | 渡部倫子のブログ

渡部倫子のブログ

競技チアダンス、コンテンポラリーダンス、モダンダンス専門の渡部倫子の日記です。




歩けば
景色が変わるように


動けば
人生が

変わる。









高校生とのワークに
突入して感じたことです。

クリエーション作業は
ほんとに「作業」としか言えないくらい、
地味で、
先が見えず、はてな??が続きます。
人というのは、
できたかできなかったかの中で
今まで生きて、きているものなので、
はてな??がつづけば
必ずしも楽しいとはいえません。




ダンスの創作は

荒れ地の中、
その中で、
建物に積み上げられそうな石を
探すところから始まります。
これがまた苦しい時間で、
なにがなんだかわからい砂やゴミの中から、
確信のない中で石ころをみつけ、
ていねいに水で洗い、どんな風に重ねたら
ぴたっといくかを考えつつ、
布で磨きあげては積み上げていくようなものです。



関わったみなさんは

別にいてもいなくてもよく、
上々で、いても、本気で探さなくてもよく。
誰からもとがめられません。

ところが、
じつはこれが味噌であります。

ある時間を共に過ごしても、
眼を慣らさないと、そして、
本気にならないと
未来に光るだろう石ころは見つけられません。


でも
これだという石をみつけて
綺麗にして積み上げて、
建物をつくりあげて行く、
無からダンスの創作作品を
創りあげていく歓びは、


至福の時間となり
無二の経験となること
間違いありません。



「どんなにつらい思いをしても
今回、ダンスの創作作品を創るということを
自分も生徒も経験したい」

そう
立ち向かってくださった
学校のダンス部の
顧問の先生方に

心から感謝し、
今までやってきた
ワーク経験の
すべてを
投入して
頑張ろうと思っています。


3月に、
素敵な建物が
建つまで。





風に吹かれたり
雨に打たれたりする
経験をするために
僕らは
この地球に
肉体をまとって
生まれることを選んだのです。



時にはぬかるみにはまり、
時には転びながら
生きる事を望んで。


それとも
君たちは、
洞窟に閉じこもって
何一つ経験せずに
生きていたいのですか??




真剣だと知恵が出る。

本気になると
誰かが助けてくれる。

つらくても
歩けば
景色が変わるように

動けば
人生が

変わる。



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