東京記3 六本木にて。 | 渡部倫子のブログ

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競技チアダンス、コンテンポラリーダンス、モダンダンス専門の渡部倫子の日記です。


東京
日帰りしてきました。


テーチィングの講習があったもので、
80分×2コマのために行きました。

いつもそうですが、
大変有意義でした。



さてと、



ゆっくりしていたいのですが、

なかなかそうも行かず。


東京は涼しそうだな、

みんなのツォートやら

FBやらを見て安心して行きましたが、、


着いたとたん

雨。
かなりの雨。

こないだ小樽に行ったときもそうだったし、


最近は雨女になってるのかも


品川の原美術館に行こうと思ってましたが、

あの雨で断念。

あっさりと行き先変更し、

向かったのは六本木ヒルズ

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いいですね。
左右に入っているお店は
イキのいいブランドばかり。

今を感じます。

雨を避けるため
建物内を
歩いて

さ、着いたのは、


森美術館

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当然狙い目は
古代エジプト展ではなく笑

アラブ・エクスプレス展です




「アラブ美術の今を知る」と

サブタイトルにあったように

そこにはたくさんのアラブの今がありました。



120721_120133.jpg


ドバイの復興にテーマを置いたオブジェ

タイトル
「ドバイ:その地には何が残されているのか」

復興、
黒い人、
そして
空を飛ぶ鳥に注目です。
(鳥は、ブルーのシースルーになっていました。
画面には壁に写し出されたシルエットの部分を写しました)

解説には、
鳥は、冷静に急速に経済成長をとげる
ドバイの変容を見守る作家のようだ、、、、。

となっていました。

テーマにダイレクトに迫る作品。


私は
思いがけず


映像、
写真、
立体。

ありとあらゆる
かなり大きな揺さぶりで
主張して来る作品たちを見る事になりました。


ここではじめて

私がおぼろげながら認識しているアラブと、

現実のアラブとのギャップに気づくのでした。


現実があって、

生み出されて行く
美術ですが、

今回は
美術を見て

現実を知ったのでした。

それは、

痛烈な悲しみであり、
むしろ自嘲気味に感じるものもありました。


フラッシュをたかない撮影は許されていて、

私の
心に、ずしっと来た
あと2点、
うつしてきましたので
次回アップしますね。

でも、

一点だけ、どうしても
写せないものがありました。


その作品の部屋で


まさに
私に

(お前、なんでこんなとこで
ぼーっと見ているんだ。
何にも知らないくせに、
何にもわかろうとしないくせに)


と言われている気がして、


じっくり見ていられなくなりました。


最後の映像、写真の部屋、売店も素通りして、

52階から下におります。


外に出たら
まだ雨やまず

足早に
てくてく歩きます。

受けた重さが、
思いのほか
重くて、



なんだか、
無性に誰かと一緒に歩きたくなりました。




無知とは
こわいものだな。

そう思いました。



今日はリハーサルから開始。
さ、元気出して、
まずは自分のことをきちんとやらないとね。


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