日本経済の見通し②

期間限定の収入が、
これから無くなっていく
「期間限定の収入」
c. アメリカ人が、1990年代から、日本の上場企業の株に投資

d. 2012年以降、日銀砲によって、外国からお金を借りた

まずは、コチラ↓

c. アメリカ人が、1990年代から、日本の上場企業の株に投資

外国人株主が、現在30%

約7割が、 
アメリカ人株主

アメリカ人株主は、年々増えて、現在21〜23%ぐらい


しかし今後、アメリカ人が、日本の株を買い増すことはないでしょう

アメリカ人が、日本株を買うと、アメリカの銀行預金が日本へ来てしまう←


アメリカ国内の銀行預金が減り、日本の銀行預金が増えていた←

2000年時点で1000兆円あり、その後現在まで、500兆円以上増えている

純増が500兆円以上とは、全国銀行協会(都市銀行・地方銀行等)の統計に近い

つまり2000年以降、田舎や零細の金融機関よりも、都市部の大手銀行の預金増加が著しい

日本国内の預金移動①下→上の他に、アメリカからの株投資と日銀砲もある

原因の一つが、アメリカ人が、日本の上場企業の株を買ったこと


概算100兆円前後のはずだが、そのぶん日本の銀行預金が増え、アメリカ国内の銀行預金が減った

前回とは、
別の視点から🔎

たとえば、利回り5%の株
元金返済さえ 20年かかる


(例) 100万円投資  利回り5%

配当金一年目 5万円

配当金二年目 5万円…

(以下ループ)

毎年5万円ペースで配当金なので、100万円になるまで20年かかります

株を買い、企業にお金を預けると、元金返済さえも 20年かかる!

何の罰ゲーム? 超優良な高配当の5%さえも、元金返済に20年!


普通は2%以下なので、元金返済さえも50年以上かかる

一方で…

前回お伝えした通り、


利回り5%の株を10年持つと、50%もお金が増える

10年で、

100万円→150万円へ!


でも10年後、手元にあるお金は50万円だけ

企業に100万円を
預けてるので


それが同じアメリカ国内なら、銀行全体で150万円あります

でも日本企業に投資すると、日本の銀行に100万円、アメリカの銀行に50万円


アメリカ国内の銀行預金が、長年減っているピリピリ
短期売買も同じで、しかも日本は、日銀砲で外国からお金を借りないと株価さえも上がらない

アメリカは、日本の株に投資してくださるのを、やめたほうが良さそうです
おそらく今後、アメリカからの株投資による銀行預金の増加は減るでしょう

〈良い点〉

アメリカが日本株を買わなくなると、経済運営への介入が減る可能性


〈問題点〉

今まで、給与水準引下げで、お金が儲かる気がしたのは、これが原因の一つ


1990年代以降、アメリカが日本株への投資を強化し、日本の銀行預金が増えた(おそらく概算100兆円前後)

そしてアメリカが、日本の経済運営に介入し、富の二極化を進めた

それでお金はもっぱら、日本国内の最上層部・上層部の懐へ

今後は、アメリカからの投資収入が無くなるので

収入が無くなれば、ただの経済崩壊だけが取り残される

中国への貿易赤字の流出だけが残る


二度と戻らない焼畑農業で、経済が回らない状態
給与水準が下がるループで、さらに中国にお金が流出しつづけるループ


今後、アメリカからの収入が減り、中国への出費だけが続く

日本国内の、最上層部・上層部の収入が減る


やがて銀行預金が減る、本当の「経済規模の縮小」が起こる危険性が高い

日本は長期的に、発展途上国になるリスクがある


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