年明けから観梅シーズンにかけての着物コーディネートで、意識して選んでいたのが、この 帯揚げ。




飛梅柄のものばかり💕

{2EE1C2A3-87A5-4A0D-9AD4-C6828A815BB3}

「飛梅伝説」を知ってから、この帯揚げがますます好きになりました)





帯揚げは、帯に入れ込んでしまうので、ほとんど前面からは見えないものですが、私は、着物コーディネートの名脇役だと感じています。

{32A22E44-EFB6-4AAF-B30A-2A09C4FFDF1B}

(撮影: なほ・きもの・ふぉと さん)


上の写真は、3月4日の偕楽園 観梅着物DAYに参加したときのものですが、主役は偕楽園の梅たち💕  装いは少しマイナスして、帯揚げだけ梅モチーフにしたいと思ったのです。





{F3B0D1BE-D707-4298-8710-EA4A6D973A22}

徳川家の定め柄 “御召十(おめしじゅう)”  の江戸小紋に、春の風景の刺繍帯。




ほとんど帯揚げは見えないのですが、

{EB789DA5-C6C6-4512-8877-605A342D7D16}

ふと腕を伸ばしたときなどに、チラリと見えますね( *´艸`)

{C61B28E2-B483-4EE7-9FBA-8AE103FE697F}

ここでもチラリ。





まあ、自己満足って言ってしまえば、そうなんですが(笑)






いいんです。自己満足で( *´艸`)







私は、自称“着物 妄想族”なので、着物のコーディネートは、その着物を纏うTPOから、自分なりの景色というかストーリーを浮かべ、着物、帯、小物の取り合わせを考えます。





{F19F2BD1-498F-4664-A188-057C22C21273}

これは、雪輪模様の紬、雪輪と椿の染め帯、飛梅の帯揚げですが、イメージはそのままズバリ、


雪景色のなかに咲く、椿と梅



です。






{D00F7DC0-686E-4A32-9B88-82AB99B43349}

こちらは、御所車模様の藍泥大島に、総絞りの帯、紅地に白の飛梅模様の帯揚げ。



雪のなかに咲く梅を、貴族が御所車からチラリと覗いているイメージでしょうか?

貴族じゃないので、好き勝手な妄想です(爆)






帯揚げひとつで、装いにアクセントを加えられる楽しさ、喜び。


こういう面白さ、奥深さが、着物の世界にどんどんハマっていく所以なのかもしれません・・・☆