年明けから観梅シーズンにかけての着物コーディネートで、意識して選んでいたのが、この 帯揚げ。
飛梅柄のものばかり💕
(「飛梅伝説」を知ってから、この帯揚げがますます好きになりました)
帯揚げは、帯に入れ込んでしまうので、ほとんど前面からは見えないものですが、私は、着物コーディネートの名脇役だと感じています。
(撮影: なほ・きもの・ふぉと さん)
上の写真は、3月4日の偕楽園 観梅着物DAYに参加したときのものですが、主役は偕楽園の梅たち💕 装いは少しマイナスして、帯揚げだけ梅モチーフにしたいと思ったのです。
徳川家の定め柄 “御召十(おめしじゅう)” の江戸小紋に、春の風景の刺繍帯。
ほとんど帯揚げは見えないのですが、
ふと腕を伸ばしたときなどに、チラリと見えますね( *´艸`)
まあ、自己満足って言ってしまえば、そうなんですが(笑)
いいんです。自己満足で( *´艸`)
私は、自称“着物 妄想族”なので、着物のコーディネートは、その着物を纏うTPOから、自分なりの景色というかストーリーを浮かべ、着物、帯、小物の取り合わせを考えます。
こちらは、御所車模様の藍泥大島に、総絞りの帯、紅地に白の飛梅模様の帯揚げ。
雪のなかに咲く梅を、貴族が御所車からチラリと覗いているイメージでしょうか?
貴族じゃないので、好き勝手な妄想です(爆)
帯揚げひとつで、装いにアクセントを加えられる楽しさ、喜び。
こういう面白さ、奥深さが、着物の世界にどんどんハマっていく所以なのかもしれません・・・☆