つぶやきブログ

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孫ができました

色々あった一カ月だった。

描ききれない出来事ばかりだ。

そして何が幸せなのかも、考えさせられる日々だった。

 

初めてコロナに感染した。

かなりの熱で、しかも味覚、嗅覚も消えた。

与えられた薬は、解熱剤のみ。

熱は下がったり上がったりを繰り返した。

味覚は甘いものが感じられなかった。

甘いものは人の心をほっとさせるのに、それが感じないなんて不幸だと思った。

このままだと大好きなスイートはもう味わえないのかと心痛んだ。

甘みが戻ってきたときは嬉しかった。

その後嗅覚が無くなっているのに、気付きショックだった。

何の匂いもしない。

もやしの腐ったにおいすら確かめられない。

ごはんの匂いも、コーヒーの香りも、入浴剤の匂いも石鹸の匂いも感じない。

なんとも生きづらいと感じる。

そしてそれが戻ってきたときも感激だった。

醤油の匂いが少しづつ戻ってきた。

食べ物の匂いを久々感じた。

感激し何度も醤油の匂いを嗅いだ。

だけど入浴剤や石鹼など香りはなかなか返ってこなかった。

美しい心を癒す化学の匂いより、天然の香りが素晴らしいことを感じた。

そして普通の体に戻り、生きていることを感謝した。

 

その矢先に、娘より連絡が入った。

娘もひょっとしたら病気を持つ身だが、コロナに合って苦しんでいるのではと心配していたが、連絡は嬉しいものだった。

結婚したいという人と出会い、急に婚約したという話だ。

幸せそうな娘の笑顔の写真を見ると、もう何も言えなかった。

コロナ後数日も経たないうちに、会うことになった。

名前も何も知らなかったし、何も言ってこなかった娘が急に結婚すると言ってもポカンとしているだけだ。

そのまま会うことになり、名前さえも覚えられず、ぼーっとしていた。

本来なら幸せな気分のはずだが、大丈夫だろうかと心配する。

彼の実家が遠く、おまけにいくつかの年下。

娘の病気は理解しているというが、その両親は納得してくれるのだろうかと・・・

心配は募るが、あの笑顔を見ればもう何も言えない。

幸せになってほしいと願うだけだ。

自分の昔の事と絡み合わせ、少しの不安が残る。

どんなことがあっても、家族は受け入れる覚悟だ。

私も最後は自分の家があったように・・・

 

でも幸せになってほしい。

苦しんできた分幸せを掴んでほしい。

時を同じにして、昔の娘の友の幸せな姿を見た。

娘もこんな仲間入りができるといいなと願う。

神様もうしばらく娘を助けてください。

とても勝手なお願いですが・・・