今日は夢解きのお話第２弾です。
前記事では、『妊娠の夢』から『赤ちゃんのタオル』の夢で、
新しい自分を受け入れる準備をする流れ、
そして夢の出産の時期と合わせてトラウマを乗り越えて
自分の曲ををラジオで発表するという、
夢からの提示が実現したというお話をしました。
で、今回は『赤ちゃんのタオル』にも出てきた「水」について。
３ヶ月の石井優美先生の夢解き講座を受けている間に、
５回も「水」が夢に出てきます。
夢を追っていくと傾向が分かってきて
自分の考え方の癖とか、今世の自分の役割、
「ライフテーマ」まで見えてきます。
私の場合、短期間のうちに５回も出てきた「水」
がライフテーマのようです。
夢の「水」は心に潜む無意識の象徴。
無意識が感情や身体に現れた状態。
『赤ちゃん用タオル』の夢に登場した「布団に滴る水」
について「何の水なのか、前後の夢から考えてください。」と優美先生に
質問を投げかけられ、私はずっと答えを出せずにいました。
この夢の前には沢山、夢を見ていましたが、一番気になるのが
『蝉の死骸を火のない暖炉に入れると
水が滝のように流れる』夢です。
蝉はトラウマの核心である自己卑下かなと思います。
ピアノを見るだけで硬直してしまうトラウマの裏には
他を重んじ自分を軽んじてしまう自己卑下の考えがある。
傷ついた悲しみ、認めてもらえない悔しさ、
尊厳を奪われた怒りが滝のように流れているのに
自己卑下の考えが蓋をしているのでは？
と今、分析しました。
『赤ちゃん用タオル』の後の夢は
『水たまりにある空き缶』で、今世に繋がりのある
前世の夢を見るという課題が出た時の夢です。
夢事典で調べて、空き缶は、
自分に関心がなく、
自分を粗末に扱っている状態を表す。
と知ってガーンとなったのを憶えています。
自分を等閑にして魂が涙を流してるようで、
悲しみが伝わってきます。
『赤ちゃん用タオル』の家の天井から滴っていた水は、
自分を卑下し、粗末に扱ってるが故の涙かな。
その頃、私は確かに周りのセラピストさんたちと比べて
私には、突出する才能や能力がない。
自分には何ができるんだろう？
私の魅力って何だろう？
と思い悩んでいました。
ハッ
悔し涙か
そして布団が濡れてるのは、悔しさを認めるのを
プライドが許さなかったからか
その思いを引きずってるということか
夢は「自分の感情を素直に受け止めなさいよ！
本当は悔しんでしょうが」って
言ってくれてたのか
ここまで、心の中を実況中継のように書いてます。
もう、こんなに内部を暴露したら恥ずかしいし、
惨めな気持ちですが、あえて皆さんとシェアしたいと思います。
悔しい思いがあったからこそ、
トラウマを乗り越えて、
自信がなくて諦めた音楽を再開できたのかと
今気付いた
そして、私の人生ずっと
この「悔しさ」から逃げて、
ぐるぐると同じところを回っていたように思う。
「悔しい」と感じるということは、
生きる上で健全なこと。
自分の尊厳を守って、
自分を大切にして生きようとしている証。
今まで格好つけて、感情に揺さぶられてはダメと
平静を装って、自分のために戦わなかった。
心の奥底では感情が滝のように流れていた。
今は、自分の人生を生きるぞ
って暖炉の火が灯ってます
優美先生は分析でコメントを下さるのですが、
いつもその最後を「以上。」で締められるんですね。
最初は突き放されたように感じていたのですが、
あえて全部言わずに質問を投げかけて、
あとは、自分で気づいて、受け入れて、行動するかは、
あなた次第ですよという「以上。」なのではないかと思います。
ヒプノセラピーも同じです。
自分で気づいたら、
負の感情を受け入れて手放せる。
受け入れない限り、手放せなくて、
それがブロックとなり、トラウマになってしまう。
負の感情を味わうのは辛いけど、
真正面から向かい合ったら、
本当は何をすべきかが見えてくる。
そして前へ進める。
私の「ライフテーマ」は
感情を感じ切って、それを形にして表現する。
そして人の無意識を表面化するお手伝いをするのが、
今世の私の役割ではないか。
だから今、ヒプノセラピーと夢解きと
音楽に導かれたのではないか。
と思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
これを読んで、自分の潜在意識の中にある感情と
向き合う勇気を持って頂ければ嬉しいです
では、皆さんが自分らしく、心地よく過ごせますように
ヒプノセラピーのモニターセッション募集中です
