ドリプラ | 宮城県で美容師してる高橋典大のblog☆

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ブログの説明を入力します。

ご覧いただきありがとうございます。
美容師のみちひろです。

ドリプラに参加するとブログに書いてからはや4ヶ月。
少し長くなるのですが、何を目指しているか書かせていただきます。

僕には7歳になる息子がいます。
息子は2歳半検診の時、お医者様から
「発達障害の疑いがあります」
と伝えられました。
まだ2歳半です、なのにそう言われた。
妻はとてもショックを受けたのでしょう。
泣いていました。
僕自身も受け入れられなくて普通の男の子と同じように接していました。

だけど
成長とともにその特徴が表れてきます。
「好きな事をしているとき周りが見えなくなる」
「食事に行った時座っていられず歩き回る」
「文字や数字を覚えるのがゆっくり」
残念ながら現実でした。
そんな苦しい中、人に会うと必ず言われる言葉

「普通にしか見えない」
この言葉がどれ程苦しいか。
また息子を取り巻く環境が
「普通」という言葉でどれ程
苦しいものになるか。

皆と一緒に勉強して遊んで成長してそんな風に過ごす事ができるのがどれ程幸せな事か。
周りとの認識の垣根が私にとって越えられない壁でした。

そんな息子はいつもニコニコしてて僕の所にやってきます。
可愛いです、大好きです、ぎゅーっと抱き締めてくれます。
そわな息子と過ごしてる私はある決意をしました。

「普通を捨てよう、美容師としてできる事がないか探しだそう。」

周りにいる子供達の共通点がすぐに見つかりました。
親御さんが自宅で切っているという声を聞く事が多く、美容室に行った事がないという事実も浮き彫りになりました。
そして、受け入れてくれない美容室が多いという言葉も。。。
僕は美容師としてとてもショックでした。
こちらの勉強不足なだけなのに、受け入れてくれない美容室が多いということに。

すぐに僕は個人で御自宅に伺って行う
「訪問カット」
を始めました。
ですがなかなかお客様は集まらなかった。
自分が告知してないのが原因でした。
僕も他の美容師さんと変わらないという現実がそこにありました。

だから一つ一つ勉強を始めました。
どうすれば伝わるか、髪を切る前の事前準備に何が必要か。
どんな障害があり、種類はどれほどあるのか。

そんな事を試行錯誤しているうちにあっという間に息子が保育所を卒園する6歳になってました。
息子が通っている保育所は卒園の時に将来の夢を語ります。
息子はこう言ってました。
「警察官になりたい」

親として応援してあげたい気持ちはあります。
しかし、現実は甘くない。
障害のある人達が仕事をどうしているかそんな疑問を持ちました。

仙台市内に障害のある人が働いているカフェがあると聞き、見に行きました。
そこでは、写真で分かりやすいようにマニュアルを組んでいてみんなイキイキしていました。

「自分も美容室を作って、併設してカフェを作っていけば周りの人の認識の垣根を越えられるのではないか」
そう考えました。

私の夢は美容室兼カフェを作る事。
そこには認識の垣根はありません。
みんなイキイキ過ごしてるそんな場所を作りたい。

この夢をドリプラで発表します。
もっと話を聞いてみたいと思われた方がいらっしゃれば、フェイスブックにてご連絡承ります。

長文読んでいただきありがとうございました(*^^*)