定善寺にお参りした動機の一つに、ニャンいるかな?がありました。
ついに、1ドル=160円が定着しそうな状況。当局の介入により一時的に円が戻すこともあるでしょうが、あくまでも一時的でしょう。
過剰な円売りを抑制する効果はあるのかもしれませんが、構造的な問題の解決が見込めない以上、仕方がないことです。
食品の消費税率を1%にする方向で進むようです。テレビの街頭インタビューでは7割がたが、「物価高の折、有難い」の意見で、3割がたが財政事情・為替の懸念を示す感じでしょうか。あくまでも、私が偶々見た、テレビのニュース番組での感じ。
私も、少数派の懸念を抱く側です。少なくとも、食料品の消費税率引き下げで生活が楽になることはないと思います。
もちろん現政権の描く未来が待っていれば、それは幸いなことですが、それは奇跡を待つことです。
普通に考えれば、日本が、いよいよ坂を転げ落ちはじめるのかと危惧します。
何が起こるのか? いや、何が起こっているのか?
最初に触れたとおり、円安が進行するでしょう。それは、輸入物価の上昇を引き起こします。それだけではありません。日本の国富の縮小を意味します。
2011年から12年 アメリカ経済がリーマンショックで低迷する時期に 1ドル=80円代で推移。今や、1ドル=160円。
ドルベースで考えると、日本の国富が半分になってしまったのです。
現政権の支持層は、隣国に脅威を感じている方々が多いと思いますが、それは経済力の裏付けがあってのこと。
この間、日本の経済成長率は良くて1%程度。であれば、円の価値が半減したのですから、国富も半減したのです。
海外(隣国人が最大だったりして)からの不動産取得が容易になる筈です。半額になれば、バーゲン価格です。それを可能にしたのが、アベノミクスです。
これが、日本の国富にもたらしたアベノミクスの効果なのです。そして、サナエノミクスはその路線を継承しています。
財政事情はさらに悪化しますので、当然、日本国債の信用が揺らぎ、10年物国債金利が2.5%前後、3%をうかがう状況です。
円安の要因の一つとして金利差が上げられており、日本の金利上昇は円高要因との意見もあります。
しかし、日本の財政事情が悪すぎますので、むしろ円への信認の揺らぎとして市場は評価すると思っています。
最悪、イギリスのトラスショック のような事態となるかもしれません。
もっとも、イギリスは、早々に市場から「No」を突き付けられて早期に政策転換がなされたので、傷は浅かったという気もします。