「8500万の医療請求だった」
アウトドアでのフットボール観戦を友人らとしていたときの友人の言葉に驚嘆したある日。
彼の家族がある日とつぜん脳卒中になり手術とICU7日間分の医療請求書が驚きの$850,000。
高額医療で有名なアメリカならではとはいえ、さすがにこの金額には私も驚いた。
幸い保険に入っていたので実際の支払い金額は100万くらいだった、と笑いながら言っていた友。
「もし保険入ってなかったらどうなってるの?」という私の問いに
「最も適した手術も受けれないし、場合によっては門前払いだろうね」
というアメリカ人の友。
私の中でどうしてもこの国の医療制度が「ビジネス目的」にしか見えず本来の患者のための機関ではない気がしてならない。
保険に入っていてもいくらの請求が来るんだろうとずっと不安要素を持ちながら将来のことを考えると住めないわけではないけれど、住み「辛い」にどうしても入ってしまう。
銃問題も解決しない、生きていく中できっても切り離せないくらい大事な医療も高額なここアメリカ。
次なる移住先へのプロジェクトを早くすすめないといけない。