「長生きしてね」
この言葉は
私が父に言ったわけでもなく
姉が父に言ったわけでもなく
姉から私に向けられた言葉。
姉は2年程前から週に2~3回、介護施設で働いています。
毎日お年寄りと接していると
自分の老後のことを深く考えるようです。
昨日は、実家で父と姉と三人でランチに行って
その後は実家でゆっくりとおしゃべりをしていました。
父に
「うるさい」
と言われるくらい夢中で話をしていました。
姉は介護施設でのことをいろいろ話してくれます。
食事当番の時に量の加減がわからなくて倍を作ってしまってたとか
お風呂当番で汗だくになったとか
エレベーターのカギを無くして大事になった後にポケットからカギ出てきたとか
ぎっくり腰になって腰をかばっていたら膝にきたとか
痴呆とわかっていても罵声に涙したとか
それで、
最近、その姉が勤めている介護施設に
姉妹でデイサービスに来る人がいるらしいのです。
二人とも世帯は違うのだけど、
両方の家族の方が合わせてくれて
介護施設ではいつも二人で一緒に過ごしているらしいです。
とても仲が良いそうです。
それを見て姉も
「私もミチドリちゃんと一緒にデイサービスに行きたいな。
子供は男の子だからあまりあてには出来ないから
ミチドリちゃん長生きしてね。」
私は定年後の事はよく想像するけれど
その先のもっと老いたときの事はまだ考えたことがなかったかな。
デイサービスの姉妹を実際に目にしたことがないので
ちょっとピンとこないのだけど
姉妹仲良く
まぁ・・・悪くないかな
「お姉ちゃんこそ長生きしてね。」
ってそのとき私と姉の夫はどうなってるのでしょう?
ん、ん、ん、?