こちらは六甲山頂にて。

 

最近、画像が少なくて、

これはそろそろ、お出かけ印!!

日曜日にどこぞの山にでも~と思っていたら、

本日は雨。

雨の日とその後3日くらいは山登りを控えているので

(コケて泥だらけになるのがイヤだから!)

読書の秋になるかと思います。

 

少し前に

図書館で借りた本は

あまり好みではなく、

なんだろう?著者の、

フォーカスしているところが、

わたしが今みたいものではない。ということが

わかったので返却し、

梨木香歩さんの本を借りてきました。

 

 

 

以前に読んでいるように思うけれど、

思い違いなのか、見事なまでに忘れているのか、

新鮮でおもしろい。

 

草木染め、織物、庭仕事、野草食

着物、人形、お面、紬、キリム、古民家など

時代を先取りした(笑)言葉がたくさん出てきます☆彡

 

梨木さんの植物に対する知識は凄くて、

『エストニア紀行』を読んだときに

キノコ狩りをする話に驚いたのを覚えている。

 

『西の魔女が死んだ』にも植物やその効能など出てくるけれど、

『からくりからくさ』のほうは専門の方がたくさん出てきて、

かなり濃くてマニアックで愛を感じます♡

 

で、その中で

結界 という言葉が出てきたので

タイトルにしました。

 

いまの世界に?日本に?日本人に?

問題があるとしたら、

結界がないことかもしれない。

 

自分の守るべきものが、

他者に決められている。

 

本来、守るべきもの、

大切に育みたいものなど、

個人のもので、

誰かが決めたり、

誰かに決められたり、

するものではないはずなのに、

なんか社会に適合するかしないか?みたいな

基準になっていて、

なんだかな。。

 

そういえば、息子の学校の行事が本日だったはずだけど、

イベントだし、参加すれば?という

母の提案は華麗にスルーされ、

息子の結界は本日も安定しています。

 

読書しつつも、

ずっと編んでいるマフラー(放置期間が長かった)も

ほぼ終わりに近づいてきたので、

加速しているように思います。

 

ふと、

子どもの頃、

図書館で、どんなに長生きしても

この本を全て読むことができない!!と氣がついて、

絶望と希望を同時に感じた瞬間を思い出しました。

 

生きることが絶望でもあり、

希望でもある。

目的を間違えるとしんどいけれど、

それは望みの裏返しでもある。

 

そう思っていたら、

織りについて書かれた本を手に取るという、めぐり合わせ。

この世界はうまくできている。

今日もお読みいただき、

ありがとうございます。

 

では、また。