遠く離れた地で起きている悲惨な戦争、

対岸の火事として傍観していて良いのだろうかと思う。

もちろん何も出来ない。

テレビのニュースで、防空壕の中で恐怖に泣く赤子をどうしようもなく抱きしめる人を見るのでさえ、辛くてテレビを消してしまう。

それは近頃ひんぱんにニュースになっている親による幼子の虐待死についても、目をそらしたくなるのと同じように…


何も出来ないからと言って何も言わないでいて良いのかと思う。

コロナ禍になって3年目、それまでの非常識が今では常識になっている。


なるたけ会話をしないためか、職場での挨拶もしなくなったと感じる。

(職場の異種の業務間で)

コロナが終息してもその感じは残りそうな気がする。


あのテレビの中で泣く赤子を抱いているのが家族や知り合いであったら…想像するのでさえ苦痛を伴う。

身勝手な人間であるのは承知で、こんな時には日本人で日本に生活していて良かったと思ってしまう。


しかしこの先資源のない日本、残していく子供たちに明るい未来が約束されているかなんて私にはわからない。

大国のさじ加減ひとつでこの小さな島国なんかは吹き飛ぶことにもなるや知れない。

その時、世界の誰が私達の子どもを救ってくれるのだろう…


何も出来ないけど、思いは伝えないと行けない。

発言しなければ、思っていないのと同じだ。

コロナと同じようにじっと穴蔵で嵐が過ぎ去るのを待つだけで良いのだろうか(泣)