非常事態宣言が解除された事もあり、行ってみたかった美術展に行ってきました。
頂いてきたパンフレットを何処かに置いて来てしまったので新聞の記事からです。
どこかしら懐かしい絵だと思っていましたが、昔からXmasの商品のパッケージとかに使われている絵だと知りました。
田舎の農婦が70歳を過ぎてから描き始めたと言うことです。
それまでしていた刺繍が加齢から出来なくなった為、ならばと絵を書き始めたようです。
「風と共に去りぬ」の映画の中にあるように、当時の女性は夕げから休む前の時間に暖炉の前で刺繍等の手仕事をしていますよね、
日本の古い映画でも夜は小さな明かりをたよりに女性たちは繕い物をしていたように、
Mrs.モーゼスは家の中の仕事はもちろん、季節毎にはジャムをつくり、バターをつくり、子供や孫たちには手作りの服を縫うなど、
電化製品の無いその時代に当たり前のようにそれをこなし、しかもそれらを楽しみながら生活していた女性であったようです。
女性が職業を持たない時代であっても、旦那さんの稼ぎだけを当てにするのではなく、いかに自分が作ったそれらを商品化して利益をあげられるかも考えていた主婦だったようです。
それも義務からではなく、楽しみながらしていたというのが、本当にたくましく、今の時代にあっても見習いたい所が沢山ある女性だと思いました。
泣いて暮らしても、笑って暮らしても、同じ時間、
ならば苦労も楽しみながら乗り越えて行くぐらいの気持を持ちたいと思いました。
美術館を後にして、何十年ぶりかの駿府公園の中でランチをしました。
今から40数年前(ほとんど50に近い)に
高校生の私は良くデートをしていた場所です。
お金もない高校生は駿府公園の中で、ともすれば途切れがちになる会話をしながらも時間をつぶしたものでした。
自宅で前夜から作った惣菜を並べただけのランチです。
時期外れな日差しのお天気の中、木陰で頂きましたが、木の上に数羽の鳥たちが…
「おい、君たちわかっているだろうね、そこからフンをするんじゃないよ!」と脅かしながら頂きました。
お腹いっぱいになりましたが、別腹は存在します。
今年の夏からブログ友達になった、駿府公園近くの、
cafe kotodamaさんのお店で食後のコーヒーとケーキを頂きましたが、写真を撮るのを忘れてしまいました。
それから久しぶりの用宗海岸を散策しました。
山も好きですが、海を見るとホッとします。
身体の中から活気が湧くような気がします。
この用宗海岸の近くは最近、カフェや
古民家をリノベーションしたお宿などが出来て、なかなか若者たちにも人気の場所になりつつあるようです。
津波被害が予想される0地点であることから地価も安いっていう事が利点になっているのでしょうね…
しかし…
お店等の写真も取り忘れました💦
興味のある方は行ってみてください。