シャーペンが嫌いだ。
何かを書く時にシャーペンを使う人は多いと思う。
ただ僕はシャーペンのあの書き心地がどうにも好きになれない。
鉛筆なのにどこか機械的なあの書き心地。
細すぎるからなのだろうか。
構造の問題なのだろうか。
何か『キュッキュッ』となるあの書き心地がゾッとしてしまうのだ。
(お願い伝わって)
だからか、何かを書く時にボールペンを使う頻度が圧倒的に多い僕。
何ならペンケースにシャーペンが入っていない。
(持ってすらいない)
『間違えた時に消せないじゃん』
そうお思いの方も多いだろうが、僕はそうであってもシャーペンを使いたくない。
『間違えないように最大限の努力をする』
という私、失敗しないので理論を振りかざしてボールペンを使う。
(ドクターX)
しかし仕事をしているとそれでは不便な場面も出てくるのだ。
ボールペンはカラーコピーした紙に弱い。
書けないシーンがある。
多くの部署が作る多くの資料に目を通し、その内容を整理し分析して自分の資料を作る今の仕事。
その上で、資料に直接メモをする機会は多く、その環境が快適であるほど仕事も快適であると言える。
しかしシャーペンを使ってしまうとそれ自体が毎秒不快で不便極まりない。
どうすればいいのか。
どうすれば僕は快適に仕事をさせてもらえるのか。
そんな悩みを抱えていたある日。
上司とミーティングをしていた折、上司の手元に輝くものがあった。
『探していたものはこれだッッッ!!!』
悩む部下に解決の道を示す。
これが出来る上司の姿か!!!
(マストバイアイテム的な意味で)
上司とお揃いになるがこの際そんなことは問題ではない。
上司と部下がお揃いの文房具。
これもまた上司から部下へと受け継がれていく生きた証の一つなのかもしれない。
(文房具にしては無駄に重い気持ち)
大人の鉛筆!
これだぁぁぁ!!!
シャーペンが使えないのなら!!!
鉛筆を使えばいいじゃない!!!
こちら北星鉛筆株式会社より発売されている『大人の鉛筆』
『使い込むほど手に馴染む』という鉛筆にはたくさんのこだわりが。
受賞歴が物語る鉛筆のたしかな魅力…!
北星鉛筆株式会社60周年記念の発案文具であるこちら。
第20回日本文具大賞デザイン部門優秀賞。
開発エピソードが何ともグッとくるものなので紹介しておこう。
最近鉛筆を使っていますか?
日本の鉛筆の生産量は年々低下し、四十年前の三分の一になりました。
文字を書かない時代に入り、もっともっと自分の手で文字を書いてほしい…。
そんな思いから、鉛筆屋による『大人の鉛筆』を考え、販売することになりました。
鉛筆と同じ温もりを感じられる木軸。
鉛筆用高級国産の2ミリ芯を使用。
ガシガシ書いて、さらさら書いて、書くことの喜びを再認識してください。
北星鉛筆には家訓があります。
『鉛筆は我が身を削って人の為になる立派な仕事。利益などは考えず、家業として続けるように。』
鉛筆を使用してくださった皆様のおかげで、今の私たちがいます。
これからも一緒に年を重ね、それぞれの方の手の中で愛されてほしいと願います。
鉛筆ファンの皆様へ感謝を込めて、『大人の鉛筆』をお届けいたします。
と、鉛筆一本にこの魂の込めよう。
そういうのめちゃめちゃ好き…!!!
(全て全力で生きたい人)
そんな熱い想いとこだわりが詰まった一本。
ノック式でシャーペンのような構造なのにしっかり鉛筆。
使用感は便利で快適になっていても鉛筆なので。
しっかり鉛筆削りも付属。
鉛筆を削るという童心に返ったような気持ち。
子どもの頃は鉛筆削りは自動のものがよかった。
しかし大人になり忙しく流れる時間を過ごす今だからこそ。
こうして鉛筆を削る時間を楽しめるような心の余裕を持っていたい。
では、大人の鉛筆を開封してみよう。
何だろうこのレトロで上品な魅力は…!
まさに『大人の』鉛筆。
鉛筆なのに持っていて嬉しくなるようなこの満足感。
溢れる気品と上質さ。
ノック式の鉛筆の芯もたまらない。
便利なのにちゃんと鉛筆してる…!
この太さ!!!
この安定感!!!
この書き心地!!!
絶妙なんだよね…!
シャーペンでは成しえないこの使用感。
鉛筆は唯一無二だったのだ。
これならカラーコピーされた資料にもさらさらと書き込める。
上司が愛用するわけだ。
納得の快適さ。
これからはお揃いの鉛筆で部下として最高のパフォーマンスを発揮しようと思う。
(重い部下)
シャーペンに対して同じような悩みを持つ人はいないのだろうか。
ぜひともこの『大人の鉛筆』
使ってみてほしい。
この使用感、書き心地に心を掴まれることだろう。






