スタバを使いこなす上でその最上級は呪文のような注文である。

 

スタバをどれだけカスタムできるかでスタバの戦闘力は決まる。

(サブウェイにも似た方向性)

 

しかし、スタバを楽しむ上で何も最上級を目指す必要はない。

スタバを使いこなすための導入編。


これさえおさえておけば問題ないのが

『サイズ』

である。

 

初めてのスタバにおいて多くの人を惑わすのがサイズではないだろうか。

 

出だしの『S』ですらスタバは『Small』を採用していない。

『Short』である。

 

気取ってんじゃねぇよ?!

シアトルだか何だか知らんけどな?!

 

ここは日本なんじゃい!!!

日本ではスモール、ミディアム、ラージなんじゃい!!!

 

大体の人はここで『スモール』で!

と言い放ち店員さんに『ショートですね!』とやんわり訂正されてスタバの生涯を終える。

(初見殺し)

 

そしてスタバのお高くとまった感じはここから加速する。

 

『Short』で初見のユーザーを葬ったかと思えば、次のサイズは『T』である。

 

T?!

ティー?!

『高い』のT?!

 

ここは日本だ。

突然の『T』に全く心当たりがない。

 

聞くところによるとこれは『Tall』だという。

 

トール?!

気取ってんじゃねぇよ?!

ミディアム採用しろよ?!

おじいちゃんとかもうわけわからなくなってるだろ?!

 

そしてこのトールがスタバの基準として認識されていく。

『とりあえずトール』

『フラペチーノトール』ここまでで一つの商品名と化している。

 

しかし今回は声を大にして言いたい。

『トールこそ最も不要なサイズである!』

ということを!!!

 

トールはフラペチーノのようなガッツリいきたくはないけど、しっかりは飲みたいといったようなどっちつかずの気持ちに寄り添うサイズ。

 

もはやフラペチーノ専用サイズと言っても過言ではないのだ。

 

しかしスタバの本分はコーヒーショップ。

決してデザートを提供するフラペチーノ屋ではない。

 

コーヒーを楽しむ上で、トールの上のサイズを知っておかなくてはならない。

 

それが今回推していきたい『Grande』と『Venti』だ。

 

いちいち気取ってんじゃねぇよ?!

ラージとエクストララージとかにしろよ?!

 

もはや『G』と『V』という圧倒的馴染みのなさ。

グレートとヴィクトリー…?

 

もはやスタバのサイズは概念と化してくる。

 

しかしこのグランデとベンティこそスタバで最も重宝するサイズ感なのだ。

会社員にとっては特にそうであると思う。

 

運用例として僕のテレワークルーティンに当てはめて見てみよう。

 

テレワークを始める前。

スタバの前にはこれが欠かせない。



早朝トレーニング。

(脳筋ルーティン)

 

テレワークにより消滅した通勤時間は全てトレーニングにあてることができる。

寝起き30分で既にジムへ移動開始。

6:00からじっくりと全身を追い込んでいく多幸感。

 

トレーニングを終え満身創痍の体でスタバへ。

そうしてテイクアウトすることでテレワークの準備が完了だ。



迫りくる表情でこっち見てくんな。

 

えっ、怖い。

何この圧力。

暗い部屋でこれが照らされてたら普通に声出そう。

 

まずは気になる紙袋の中身から。



あんバターサンド。

 

スタバのあんバターサンドが美味い!

バターの濃厚な香りとあんこのちょうどよさはもちろんのこと。

 

パンがソフトすぎずハードすぎずちょうどいい食べ応えなのだ。

コーヒーと合わせることを意識しているのだろうか。

とにかくパンの感じ、全体の仕上がりがちょうどいい。

 

トレーニングで消耗した炭水化物を補給するのにこの上ない朝食。

 

そこへ合わせるのがそう!



Ventiだ!

 

僕はドリップコーヒーかスターバックスラテを気分で注文している。

 

このベンティ。

とてつもなく巨大なのではないかと思う人もいるだろうが、実際には590mlとペットボトルぐらいの容量。

 

会社員の方々は仕事をしながらコーヒーが必須な方も多いだろう。

ペットボトルコーヒーを買う方も多いと思う。

 

それであればスタバではベンティサイズが必要だ。

 

これで半日、もしくは1日美味しいコーヒーを飲みながら仕事ができる。

 

一つ下のグランデサイズだと470mlなのでペットボトルより若干小さいサイズ感になる。

これはこれで使い分けがあってもいい。

 

始業前、朝早く買うならベンティを。

午前中半ばや午後半ばなど途中で買うならグランデを。

 

僕は1日を通してコーヒー必須人間なのでとりあえずベンティが多い。

 

仕事のお供にはトールより上のサイズを。

 

逆に少し店内で時間を潰したい時にはショートサイズが便利になる。

この時はソイラテだ。

 

一時期『スタバはソイラテ屋なのでは』と思うほどハマったソイラテ。

 

豆乳の変なクセは一切なく、コクと甘みが感じられる仕上がり。

スタバのソイラテはコーヒーチェーンの中では群を抜いていると思う。

 

これはショートサイズぐらいでちょうどいい。

 

基本的にカフェで作業をしない僕。

そして待ち合わせに向かう時間が極端に早い僕。

(30分前行動が基本)

 

こうなるとカフェの使い方は待ち合わせまでの時間つぶしになってくる。

これにはショートサイズがちょうどいいのだ。

 

そうすると最終的にトールサイズはフラペチーノ専用のサイズとなる。

そしてフラペチーノはその持ち前の液体界最強のカロリーから注文することがほとんどない。

 

するとどうだろう。

スタバの基本だと思っていたトールサイズを使う機会が僕にはないではないか。

(極端な例を当たり前のように紹介)

 

ドライブにも仕事にも長い1日の中で活躍するベンティ。

今日も僕はベンティでコーヒーを飲む。