テレワーク会社員のランチタイム。
いつもは家で適当に済ませてしまうのだが、たまには外で気分転換でも。
インド料理『ターラ』
学生時代に外食で求めていたのは一に脂、二に糖。
かつ丼、ラーメン、ハンバーガー。
(カロリー三段活用)
こんなジャンクな日常も10代20代の特権なのかもしれない。
30代に入ると胃がこの食事に耐えられなくなる。
耐えられたとしても食べた実績が下腹に表れるようになってくるのが30代のツラいところだ。
そんな30代真っただ中の僕が外食に求めるのがそう!
『スパイス』
これに尽きる…!
インド料理、ネパール料理、タイ料理…
スパイスを体が欲している。
特に定期的に食べたくなるのがインドカレーだ。
この日もランチセットを注文。
インド料理屋のドレッシングもれなく美味い説。
インド料理屋でセットについてくるミニサラダ。
そのドレッシングの大体がこの色をしていると思うのは僕だけだろうか。
そしてそのどれもが絶対に美味い。
インド料理屋のサラダに絶対の信頼を置いている僕。
ドレッシングをボトルで販売してほしい。
そしてランチセット到着!
インド料理屋のお手本のようなセット構成。
カレーは二種類をチョイス。
本日のカレー(じゃがいも&チキン)
バターチキンカレー
個人的な要望を言うと、ランチメニューにサグカレーを加えてほしい。
ホウレンソウのカレーなのだが、これはあると必ず頼むイチオシカレー。
サグが一般的な世の中になってほしい。
(インド化)
そしてカレーに加えチキンティッカ。
チキンティッカは香ばしく、鶏肉も柔らかくて美味しい。
カレーは二種類ともしっかりとスパイスを感じる。
この日常食のような安心感は何だろうか。
しみじみ美味い。
そしてインド料理屋のアイデンティティがこれだ。
皿とかもはや関係ないサイズ感のナン。
皿に収まるようなナンはナンではないし、ナンを収めてしまうような皿はもはや皿ではない。
(トレーとかその類)
この考えることを止めたかのようなサイズ感がナンをナンたらしめており、インド料理屋のアイデンティティに他ならない。
こちらのお店は1枚おかわりが無料なので、もちろん2枚のナンを平らげた。
この時点で夕食など食べられるはずもない。
(1枚で十分まであった)
そしてインド料理屋で大事なことは店員さんがインド人。
これに尽きる。
もちろん細かい部分は考えないこととする。
ネパール人かもしれないし、スリランカ人かもしれない。
その内情はインド料理屋にとって重要ではない。
重要なのはお店に入った瞬間に
『あっ!現地の方々だ!』
そう思えることだけだ。
パスタもピザもフレンチも。
基本的には日本人スタッフのお店が多いと思う。
そんな中インド料理屋で僕はもはや日本人を見たことがない。
行く店行く店で片言の
『イラッシャイマセィ!』
が聞こえてくる。
それもまたインド料理屋のアイデンティティである。
現地の方々。
スパイスの香り。
ダイナミックなナン。
これを求めて定期的にインド料理屋に足を運んでしまう。
テレワークのランチタイム。
たまにはこんな気分転換もいい。
ナンは1枚でいい。
(午後のパフォーマンスのために大事なこと)