先日の仕事終わり。

激化する資料の作成に目も腰もバキバキになってしまった僕。

 

友人と待ち合わせをし向かったのはここだった。



我らがホームサウナ

『スカイスパYOKOHAMA』

 

このブログでは何度か登場しているこちらのサウナ。

やはり本当に疲れた時、人はホームサウナへと舞い戻ってしまう。

 

スカイスパYOKOHAMAの魅力を3点でまとめるとこれだ。

①残業の光を眺めながら入るジャグジー

②横浜の夜景を眺めながら入るサウナ

③森林のようなととのいスポット

 

まずは①から。

スカイスパYOKOHAMAでは寝湯になっているジャグジーから企業ビルを望む形となっている。

巨大な企業ビルから残業の光が消えることはない。

(日本の闇)

 

そんな会社員の命の灯を眺めながら入るジャグジーはまさに愉悦!

(人格破綻者)

 

やはり普段蹂躙されているからだろうか。

(資料という名の暴力)

 

ここぞとばかりに高みの見物である。

世界観としては昼に行き交うサラリーマンを見ながら飲むビールに近い。

 

スカイスパYOKOHAMAでは

『自分は今圧倒的安全圏にいる』

という精神的な癒しを享受することができるのだ。

(歪)

 

そして②これは正統派なスカイスパの魅力と言っていい。

 

サウナ室には外を見渡すことのできる窓が設置されている。

そこからは輝く横浜の夜景を一望することができるのだ。

 

サウナ室内にテレビがなく無音なのもいい。

横浜の夜景に癒され、自分と向き合う。

そんな静謐な空間がスカイスパにはある。

 

そしてサウナからの水風呂を経て③ととのいスポットへ。

 

椅子の数も充実しているスカイスパだが、特にお気に入りなのはミストエリア。

 

暗くこぢんまりとしたスペースは緑の照明が夜の森のような演出。

そして降り注ぐのはミストシャワーである。

 

ここで目を閉じていると夜の森で恵みの雨を浴びながら全てを投げ出しているような気分になる。

(人生で一度もないであろう状況)

 

サウナと水風呂で世界との輪郭が曖昧になっている上この演出は凄まじい。

 

自分が空気に溶け込んでいく感覚。

一気にととのってしまうのだ。

 

疲労が一気に流れていく。

思考が冴え渡っていく感覚。

 

ととのった僕は今日もロウリュスタイルで記念撮影をしていた。



バキバキにととのっている。

 

そしてサウナとビールはセットなのだから仕方ない。



キンッキンに冷えてやがるッッッ!!!

 

この時の僕はもう藤原竜也だった。

給料日の地下帝国だった。

5000ペリカのビールに焼き鳥を合わせたい人生であった。

 

そしてサウナの後にはご飯が欠かせない。

 

体から出ていった水分、そして塩分を補給するのだ。

そんなこの日のサ飯がこちら。



牛すじ煮込み定食。

 

熱々の鍋で運ばれてきた牛すじ煮込みはサウナ後に嬉しい濃いめの味付け。



この照りである。

 

これをおかずに白飯大盛りを頬張る。

これのなんと幸せなことか。

 

僕の中に根付く日本人たるDNAが悦びに震えている。

弥生スピリッツ!

磨製スピリッツ!

高床式スピリッツ!

 

これを冷えたビールで流す快感と言ったら。

もはや若さには憧れない。

これができない10代にもう価値を見出せない。

(仕事後というスパイスも加味)

 

そして締めはこれだ。



黒蜜きなこソフト。

 

溶ける。

全身が。

(ととのいの極致)

 

ここまでととのってしまうとソフトクリームもやたらムーディーに撮れるというものだ。

ソフトクリームもととのってるの?

(思考が曖昧)

 

こんな風にして疲れた会社員の余は更けていった。

 

たまにはサウナで疲労回復。

そんな夜を過ごしてみてはいかがだろうか。