職場が水道橋エリアになったことでテンションが上がってしまった僕は仕事終わりに思わず友人を会社前まで呼びつけてしまった。


そして平日夜を満喫したのであった。



東京ドームシティ!


職場の近くにジェットコースターまであるとは。

昼休みに来て嫌なこと忘れちゃおうかな。

(はだけるネクタイ)


しかし平日夜にやりたかったことは男二人でウフフキャッキャではない。


疲労を溜め込んだサラリーマンの楽園。



スパラクーア!


会社の近くにスパラクーアがあるという事実だけで整う。


何を隠そうこのスパラクーア。

都内でも屈指のサウナの楽園。


サウナは圧巻の4種類!



オーソドックスなサウナはテレビがある方とない方で2種類。

テレビ無しの無音でリラックスしたい僕にとってこの配慮は感動すら覚える。



そして100℃の高温サウナまで。

やはりこれぐらいの温度がほしい。

体に染み渡っていく感覚が段違いだ。


そして極め付け、フィンランドサウナではセルフロウリュもできるという。


都内に突如として現れたフィンランド。

何と神聖な場所だろう。


フィンランドにはこんなことわざもある。

『サウナにいる時は教会の中でのように静かにせよ』

まさにここは神聖な場所。


そして水風呂にも抜かりがない。



異なる温度の2種類だと…?!


これが動線も含めて完璧なのだ。

熱々の体をまずは17℃の水風呂でシャッキリと締める。


体の保温機能と血液が巡ってじんわりとしてきたタイミングで22℃の水風呂に体を委ねる。


するとどうだろう。

ちょうどいいのだ。


柔らかく優しい液体に包まれている感覚。

22℃の方はジャグジーもついており、優しく体をほぐしていく。


後半になると徐々に整ってきてもはや生命の根源すら感じ始める。

(合法)


ブクブクと体を包み込む優しい水。

『命ってこうやって生まれたんだぁ』

この時点で目は半開きである。


そしてスパラクーアは整いスポットも非常に充実している。

常に人で賑わうイメージがあるが、整い椅子がたくさん用意されているので、快適に楽しむことができる。


椅子に体を預けゆっくりと休憩する。

すると世界と自分との輪郭はもはや曖昧になる。


空気に自分が溶け込んでいく感覚。


この世界は自分で、自分こそこの世界。

体は魂の器に過ぎず、自分自身とはこうも自由なものなのだ。


そんな臨死体験があなたを待っている。

(整った)


アウフグースも無事予約できたので久々の熱波を浴びる。


灼熱のサウナ室でタオルを振り回し熱波を浴びせてくれる熱波師。

究極のホスピタリティである。


この日もサウナ室は拍手で始まり拍手で終わる。

サウナの醍醐味はグルーヴ感なのかもしれない。


整いに整った夜。

平日の夜空に溶けていきそうである。



これがサウナ美活か…!

(絵的になんかごめん)


美意識が止まらないー☆

サウナでたくさん汗流して酵素洗顔してデパコスでスキンケアしよーっと☆

(浅い美意識)


ただサウナハットを被っていてもサウナは髪の毛がパサついたり、お肌も乾燥したりはするのでケアは欠かさない。


通勤カバンに酵素洗顔はもちろんのこと、ヘアオイルや化粧水、乳液を所持した32歳オッサンというのもなかなかであろう。

(毎度仕事道具を少しは入れろ)


体の内からも外からも美しくなった後はいくでしょ?!



滅びの美学ここに極まれり…!


美しくしたものを汚す快楽…!

退廃的で怠惰な味わい…!!!


脳が震えるッッッ!!!

(大罪司教ペテルギウス…デス!)


このために生きてる。

この瞬間はそう思えるほどに尊い。


そしてこんなコラボイベントにも遭遇。



サウナを愛でたいコラボメニュー!


BS朝日の名番組。

そのコラボメニューとあっては食べないわけにはいかないだろう。


まずはヒャダイン考案のこちら。



こんにゃくサウナステーキ。

ヘルシーでいいではないか。



100%ステーキソースの味。

多分消しゴムでもステーキソースをかければ美味しくいただける気がする。

(MONOステーキ)


そして濡れ頭巾ちゃんも食べていく。



サウナ上がりにこういう液体系かつガッツリなのは染み渡って美味いんだよね…!



今夜も米が美味え。


サラリーマンはこうでなくては。

平日夜に残業などしている場合ではない。

整わなくては。

(もう少し仕事をした方がいい部類の人)


スパラクーアはこれからたくさんお世話になる予感がする。


ぜひともスパラクーアで整いの扉を開いてみてほしい。