最近息子くんがハマっているゲーム。
それがマインクラフトだ。
我が家では基本、小学生になるまではゲームは解禁していない。
しかしマインクラフトのクリエイティブモードだけは良しとすることにした。
ほぼLEGOだからである。
(デジタルLEGO)
色々なブロックを組み合わせたり、色々な効果を組み合わせて建造物を構築していく。
創造力はもちろんのこと。
空間把握能力とかプログラミング能力が育まれそうではないか。
戦ったりせず、自由な発想で遊べるのがマインクラフトはいい。
そうして嬉しそうにマインクラフトを始めた息子くん。
マインクラフトを始めて約1週間。
子どもの順応性というのは凄まじいものがある。
息子くん
『パパ見て!温泉作った!』
操作方法にもそろそろ慣れたかな?
そんな風に息子くんを侮った自分を恥じるレベル。
操作方法どころではない。
本格的に作り始めている。
どこで覚えたんだよ…
壁面はガラス張り、外の景色も楽しめるというムーディーな内湯がそこにはあった。
息子くんと色々なスーパー銭湯に行った経験がこんな形で発揮されるとは。
しかし所詮はまだまだ5歳児。
『お風呂素敵じゃんー!よく作ったね!』
と褒めていると。
息子くん
『奥に水風呂も作った!』
どういう配慮なの?!
マインクラフトを始めて1週間。
息子くんが初めて作って見せてくれたのは温泉と水風呂だった。
どういう子どもなの。
(温泉教育の賜物)
クリエイティビティを発揮するベクトルに偏りを感じる。
しかしお気付きいただけただろうか。
水風呂の奥に存在する小部屋に。
『サウナも作りましたー!ギャハハハ!』
君は本当に5歳なの…?
(何か笑えない)
まさかの水風呂の隣にサウナ。
温泉教育が行き届きすぎた結果である。
しかもやけにムーディーで良いサウナではないか。
中に入ってみて驚嘆。
(全然可愛げがない)
サウナ室の雰囲気を完璧に再現する木材仕上げ。
どうしてこういったサウナ室のベンチ構造を熟知しているの…?
君夜中にこっそりサウナ通ってるよね?
一人で整ってるよね?
サウナ、水風呂、外気浴のサイクルすら知ってるよね?
何よりサウナ室を一歩出るとそこは水風呂というレイアウト。
ガラス張りにすることにより、景観を楽しみながら整うことが可能という空間デザイン。
適度な暗さに間接照明という圧倒的ムード。
これはただ5歳児が見よう見まねで作ったサウナ施設ではない。
『こんなサウナがあったらいいなぁ…』
を見事に実現してきた力作に他ならなかったのだ。
(お願い5歳児らしくして)
息子くんがマインクラフトを始めて1週間。
初めて仕上げて見せてくれた作品はサウナ施設だった。
家とかお花畑とかがよかったな。
(理想の5歳児)
しかも妙なクオリティの高さが怖かった。
少し色々な温泉の世界を見せすぎたのだろうか。
(本格派5歳児)
クリエイティビティを育むマインクラフト。
これからもどんな作品を見せてくれるのか楽しみだ。