スマホを楽しむ一つの要素。

それがスマホケースだ。


iPhoneユーザーである僕にとってスマホケースの選択肢はあまりに多い。


どんなタイプのスマホケースにも一長一短はある。

使う人の向き不向きもあるだろう。


そんな中僕がスマホケースに求める要素は3つのポイントだ。


軽いそして薄い

どのメーカーも探求しているのがこの要素だと思う。

精密機器ながら軽く、そして薄い。

携帯に欠かすことのできない快適性。

そんな企業努力をケースで台無しにしてはいけない。

ケースも極力軽くて薄いものを。

僕はスマホを落としたことがないので防御力よりも軽装の快適性こそが正義となる。

これにより人気のiFaceなどは候補から消えてしまう。


使いたい時にすぐ使える

ポケットから出した瞬間。

卓上でふとしたその瞬間。

手を伸ばすだけで使える即時性。


それを実現するためには手帳型は候補から外れてしまう。

何度も言うように僕はスマホを落としたことがないので、フルカバーで守る必要はない。


加えて手帳型の使用中にピロピロする感じは鬱陶しいと思ってしまう。


それよりもパッと使ってパッとやめられる手軽さこそが正義となる。


シンプルという美しさ

シンプルであることの素晴らしさ。

疲れない、飽きない、邪魔しない。

シンプルな生活はとても豊かだと思う。

だからこそデザインもシンプルなものが好きだ。


これにより主張の強いハイブランドの物やキャラクター物は候補から消えてしまう。


これら3つのポイントから導き出される最適解がこのスマホケースだ。

Apple純正シリコンケース。


色々なスマホケースを使ってきたが最終的にたどり着いたのは純正だった。


それもレザーではなくシリコンである。


レザーはどうも細かい傷を性格上気にしてしまうし、何より水濡れに弱く滑りやすい。


登山などアクティブな世界に生きる僕にはシリコンケースこそ相棒として相応しかった。


汚れれば水洗いできる。

グリップ感も良い。


この使用感を知ってしまってからは他のケースを使うことが出来ない。


何より純正。


自分のことを理解してくれる存在はたくさんいると思う。

友人や同僚、恋人や配偶者。


しかし最終的に自分自身のことをより深く知っているのは自分自身を除くと生みの親に他ならないのだ。

育ってきた環境、価値観、性格。

親の影響というのは計り知れない。


そうであればiPhoneの良さ、活かし方を最も知っているのはAppleということになり、そのバックグラウンドにある価値観、信念みたいなものを最も表現しているのは純正品なのだ。


だからこそApple純正品のシリコンケースは洗練されて美しい。


しかもApple製品にしては珍しく価格も常識の範囲内だ。

(信者の踏み絵たる価格設定)


僕の中ではスマホケースはApple純正シリコンケース一択なのだが、ここで迷うのが多彩なカラーバリエーションだ。


色を選ぶポイントは2点だ。


好きな色であること

これは誰しもがそうだと思う。

僕の場合は黄色、紫色、ピンク色。

大体これが多い。


存在が曖昧なこと

ハッキリした色も好きなのだが、スマホケースは淡い色がいい。


あまりに膨大な情報世界が広がるスマホ。

小さな端末ではあるがその中身はあまりに広大である。


そして僕は連絡や情報検索以外にも支払い、健康管理、読書や動画視聴など日常の多岐にわたる部分でスマホを酷使している。


それは同時にスマホという存在自体がすごく疲れてしまう存在でもあるのだ。


だからこそハッキリした色で存在感を出されてしまうと主張が強すぎて疲れる。


はぁぁぁい!!!

僕はここでぇぇぇす!!!

指示をくださいっっっ!!!

やる気しかありませんっっっ!!!


そんなラグビー部みたいな後輩と24時間ずっと仕事をしている気持ちにさせられる。

(偏見)


主張が強すぎる存在だからこそ、使わない時には気配を消していてほしい。


この世界の中で曖昧な存在でいてほしい。

そのためにはスマホケースは淡い色で景色に溶け込んでほしい。


こうして今まで使ってきた純正シリコンケースがこれだ。

ピンク。


男の子なのにピンク?

僕はそんな旧式で狭い世界線には生きていないので良いと思えば俄然ピンクを使う。


お気に入りのネクタイはピンクだし、ワイシャツなんかも薄いピンクのものを好んで着たりする。


スーツにピンクはすごく相性がいいと思うのだがどうだろう。


このシリコンケースも落ち着いたピンクですごく色味がいい。


優しい雰囲気が落ち着くので好きだ。


しかしこの度、ヘビーユーズによりこのシリコンケースはお亡くなりになった。

(裂けた)


そして心機一転!

新調したのが今回のカラーだ。

シーフォーム!


海の泡イメージ。

薄い水色である。


何と儚げで曖昧な境界だろうか。

この色は空気に馴染む。

スマホの輪郭と世界が曖昧だ。

もはやそこにスマホがあるのか分からない。

(病気)


この淡さに惹かれて採用となった。


装着してもいい感じ!


馴染み方が群を抜いている。


卓越したフィット感とシンプルな美しさ。

iPhoneユーザーの方は是非とも純正シリコンケースを使ってみてほしい。


ただ、スマホケースはその人の性格が出るので、意外と人が使っているスマホケースを見るのは好きだ。


皆さんはどんなスマホケースを使っているのだろう。