巷に溢れる胡散臭い自己啓発的タイトルを苦悩して生み出したのだがどうだろうか。
(こういうの苦手)
鉄則!
理想の自分!
唯一の方法!
こういったワードには気を付けた方がいいと思う。
どうせ最後に情報商材売りつけられるか謎に宇宙と繋がり始めて何らかのメッセージを受信するかどちらかなのだから。
(偏見)
しかしこの記事を見てくださっているあなたは少なからず
『痩せたい』
という願望はお持ちなのだろう。
であればなおさら気を付けるべきだと思う。
宇宙との交信による精神世界では絶対に痩せられない。
精神世界ではカロリー消費しないのだから。
そして高い情報商材を買う必要もない。
ダイエットなんて基本さえおさえておけばシンプルで簡単なものだから。
今回はそんな簡単なダイエットの手順を無料かつ精神世界ではない現世の経験談でお伝えしたいと思う。
そう!
1年間で18キロの減量に成功!
それを3年経った今でも楽に維持!
ただの会社員であるこの僕がね!
これを発信することで僕に何か利益があることはない。
むしろ副業禁止なので利益があっては困る。
別に特別なノウハウでもない。
調べればいくらでも出てくる知識の数々だ。
ただ、読んでいただけるあなたと僕にはWIN-WINの関係性が成り立つのだ。
あなたのWIN
・この膨大な情報社会にあって調べる手間が省ける
・成功談をピンポイントで知ることが出来るので試行錯誤が不要になる
僕のWIN
・文章を書く欲求がこの上なく満たせる
(中毒)
・自己承認欲求がこの上なく満たせる
(中毒)
僕は何も世の中の人の
『痩せたい』
という気持ちに寄り添うためにこの文章を書いているわけではない。
自分が痩せた結果を褒めてもらうためだけにこの文章を今から書く。
しかも凄まじい熱量と文量で。
ただ、ダイエットとしては基本に忠実であるし、自分自身で実績も出ている。
読んだあなたがそれを実践するもしないも自由だ。
実践する人は勝手に痩せていけばいいし僕を褒めればいいと思う。
痩せたい人なんてみんなそうだろう?!
『痩せましたね?!』
『スタイル良くなりましたね?!』
『そんな風になりたい!』
そう言われたくてやってるだろう?!
自己承認欲求 is POWER!
(僕は頭が悪いです)
僕には今1歳の娘がいる。
そんな娘にも将来授業参観がやってくるだろう。
その時に娘をとりまく周囲の子どもから言われたいのだ。
『娘ちゃんのパパかっこいいねー!』
と。
厳密に言うとその子どもたちがかっこいいと思うかどうかはどうでもいい。
パパをかっこいいと言われて
『そんなことないよー!』
と少し誇らしげにする娘が見たいのだ!
そのことにより家でのパパの地位を上げたいのだ!
しかし残念なことに僕はイケメンではない。
その顔面偏差値については冷静に客観視出来ている。
ただ、僕は何も菅田将暉や志尊淳などと戦うわけではない。
その戦場はパパ世代のオッサン連中の中にある。
その判断基準は顔面ではないと思うのだ。
『スタイル』こそ最強の凶器!
以前にヨガマットの記事でも書いたのだが。
30代を超えると意識的に努力をしないと大抵の人は腹が出る。
腹が出ると人間かっこよくなくなるのだ。
中年感が周囲200平米を満たす。
畳に換算すると約120畳分もの中年感だ。
そんな中、腹が出ていないことの戦闘力は凄まじい。
メリハリのあるボディラインでスーツを着こなすだけで中年の格は大きく変わる。
腹が出ている中年とそうでない中年では人生のステージが違うのだ。
地下アイドルと武道館を埋め尽くすアイドルぐらい違う。
今回はそんな地下アイドルから今をときめくアイドルへ変貌した僕の成功談を。
具体的な段階を踏まえて紹介しておこうと思う。
ダイエットの基本的な考え方と実践方法は網羅されていると思うので知識の足しにしてほしい。
痩せると人生が楽しくなる
僕は身長173センチにして80キロ近くのデブだった。
アゴの輪郭が曖昧なのだからもっと不安な表情をしろ。
腹の厚みもすごい。
防弾チョッキとして特殊部隊で採用されていいレベルである。
(銃弾によるカロリー摂取)
ある日自分の後ろ姿の写真を見て衝撃を受けた。
そこに写っていたのは見紛う事なき熊。
地域の新聞に取り上げられていいレベルである。
『人里に熊出没!猟友会により駆除!』
その夜は震えて眠った。
このままだといずれここにも猟銃を携えた目の座った奴がやってくる。
その前に山に戻らなければ。
正面のイメージはいつも鏡で見慣れているのでデブを感じることは少ない。
人は慣れる生き物だからだ。
しかし見慣れていない後ろ姿のインパクトは想像以上である。
『こんなにデカいの?!』
自分の圧倒的なサイズ感に恐怖する瞬間。
俺コストコじゃん。
率直にそう思った。
しかしそんな僕でも1年かけて18キロの減量に成功した。
アゴの帰還!
表情からしてどこか自信ありげではないか。
18キロというともはや5歳児一人分である。
出産を超えている。
生みました。
私生みました。
そして減量した後は筋トレにより体質の改善をした。
デブ期の自分とは種族が異なるレベル。
ヒト科への転生である。
痩せると全てが楽しくなる。
ファッションが最たるものだろう。
無地を好きになれる。
ブランドなど関係ない。
最高のファッションは筋肉なのだから。
(病気)
デブ期の頃はポロシャツを着れば腹が出てだらしなかった。
スポルティな服装は体育の時間に必死に運動するデブだった。
(滝汗)
痩せた今は違う。
顔面はさておき、ボディラインがヒト科なのでそれなりに着こなせてしまう。
スーツを着るのも楽しい。
ベルトの上に腹肉が乗っていない。
ワイシャツのボタンから必死感がない。
スマートなスーツの着こなしは仕事の評価にも繋がると思う。
見た目で人を判断するなとは言うものの、視覚情報が占める範囲は大きい。
同じぐらい仕事が出来るとしよう。
一方ははち切れそうなスーツを着た滝汗。
もう一方はスマートにスーツを着こなすナイスミドル。
(髪の毛は流している)
第一印象でどちらと一緒に仕事がしたくなるかは明白だ。
何より努力によってそうなったことを自分自身が知っている。
それを維持できている自分自身の努力にも誇りが持てる。
ダイエットは自己肯定感を作る作業。
自分のことを100%理解し、100%愛してあげられるのは自分だけだ。
自分を大切に出来る、自己肯定感の高い人生はこの上なく幸せだと思う。
僕は痩せてから自分自身を肯定できるようになった。
自分を努力家だと褒めてあげられるようになった。
それからの人生は毎日がとても楽しい。
もちろん精神面だけでなく体も軽い。
趣味もアクティブになった。
登山にキャンプ、トレーニングにゴルフ。
人と会うのも楽しくなった。
元々訓練されたエリートデブな僕だ。
寝っ転がりながら漫画を読み、ピザポテトを夜な夜な頬張る本格派。
そんな僕でも出来たのだから、他の人に出来ないなど微塵もあるわけがない。
さぁ!
明日からダイエットを始めようではないか!
(今日は食べ納めだから好きにしていい)
ダイエットに必要な心構え
ダイエットを始める前に大切なことがある。
具体的な手順に入る前に、心構えをしてほしい。
・楽なダイエットなんかない
・奇をてらったことはしない
この2つだ。
楽なダイエットなんかない
これについては脳細胞単位で刻んでほしい。
世の中楽して痩せようとする人が多すぎる。
しかもそれを煽るように変なダイエットをさせようとする輩の多いこと。
しかし楽して手に入れたものは失うことも簡単だ。
楽して一時的に痩せても待っているのはリバウンドと知れ。
ダイエットに必要なのは努力と継続。
これ以外にない。
『何もしないで楽して痩せたい』
そんな甘えた根性は叩き直すべきだ。
しかし、努力と言えどダイエットに必要な努力など大した努力ではない。
最初は今までのライフスタイルとの違いに戸惑う部分もあるかもしれない。
新しい価値観に戸惑うこともあるだろう。
しかし人間は良くも悪くも『慣れる』生き物なのだ。
みんな虫歯にならないように歯磨きを毎日するだろう。
これは虫歯にならないための努力であり継続であるわけだが。
それをとんでもない努力だと思っている人はそういないと思う。
ダイエットも同じで、慣れてしまえばそれが当たり前になる。
正しい知識を身に着けて、頭で考えながら取り組めばそれは日常になる。
ダイエットが日常になるまで。
楽する気持ちは捨てて、努力と継続をしてみてほしい。
現に今僕は毎日考えて食事を摂っているがそれを苦痛と思ったことはない。
我慢しているとさえ思わない。
継続がダイエットを日常化させている。
ここまでくればそれはもはや努力ですらなくなり辛いことなど何もないのだ。
奇をてらったことはしない
昨今では変なダイエット方法が無数に存在する。
離乳食ダイエットやリンゴだけダイエット。
ダイエットは長期的に考えて行うものだ。
離乳食ダイエット?
本当に離乳食を必要としている赤ん坊に迷惑をかけるな!
幼児退行も甚だしい!
お前は一生離乳食しか食べない気か?!
ゲル状のもので一生を終える気か?!
お前みたいなやつはなぁ!
アゴの筋肉と歯が溶けてなくなれ!
離乳食ダイエットは離乳食以外のものを食べ始めると体重も元に戻る。
残念。
赤ちゃんからやり直し。
(おぎゃあおぎゃあ)
リンゴだけダイエット?
青森県のステマかよ?!
(違う)
お前は一生リンゴしか食べない気か?!
そもそもリンゴだって消費カロリー超えて食べたら太るからな?!
お前みたいなやつはなぁ!
カブトムシみたいに一生リンゴにへばりついてろ!
リンゴだって食べ過ぎれば太る。
残念。
キティちゃんからやり直し。
(3個分)
ダイエットは人生規模で見て続けられるものであるべきだと思う。
奇をてらってもいいことはない。
基本を頭に入れてそれを忠実にやっていけば痩せられるのだから。
しかも1日3食おやつ付き。
食べ物に制限もなく、好きなだけとは言わないが好きなものは普通に食べられる生活が送れる。
普通のダイエットを普通にやって楽しい人生にしようではないか。
ダイエットに向けて準備するもの
次からは具体的な手順に入っていく。
まずはダイエットをするためにいくつか用意してほしいものがある。
①1年間の時間
②体重計
③活動量計
④活動量計の管理アプリ
⑤食事管理アプリ
この5つだ。
1年間の時間
短期的に痩せた体重は元に戻るまでも短期的だ。
1年間のスパンで落とした体重は簡単に元に戻るものではない。
もはやもう太れないまである。
というのも1年間継続できたライフスタイルはそう簡単に変わらないのだ。
日常にするためにも1年間の中で取り組みをしてほしい。
体重計
これは後述するが日々の体重測定無しにダイエットは成しえない。
仕事でもPDCAサイクルが大事と言われるだろう。
ダイエットも日々のモニタリングは欠かせない。
良い体重計を買うとモチベーションも上がると思う。
活動量計
これも後述するが体重の把握と同じぐらい大事なのが消費の把握だ。
ダイエットは差し引きだからである。
どれぐらい摂取したか。
どれぐらい消費したか。
その2つの差し引きが体重を決める。
そのため消費を把握することの出来る活動量計は必須アイテムになる。
オススメは
・Fitbit
・AppleWatch
この2つならどちらでも間違いない。
活動量計の管理アプリ
これは活動量計で集積したデータを分析に活かすツールだ。
Fitbitであれば専用のアプリがあるし、AppleWatchであればヘルスケアがある。
僕はAppleWatchでジム用にワークアウトアプリなどを入れているがそこは自由でいい。
活動量計はただ単にデータを集積するだけなのでそれを見えるようにするアプリが必須になる。
食事管理アプリ
活動量計でも触れたようにダイエットは差し引きだ。
どれぐらい摂取したか知る必要がある。
そのために食べたものを記録するアプリがあると非常に捗る。
Fitbitであれば専用アプリの中にその機能があるので問題ない。
僕はAppleWatchなので『YAZIO』というアプリを使用している。
食べ物の検索も豊富だしインターフェイスも見やすいのでおすすめだ。
この5つを用意したら早速ダイエットを始めていこう。
フェーズ1:目標設定
まずは目標設定をしよう。
何の目標も無しにダイエットを始めるなど言語道断。
車の運転をするときにナビを使うと思う。
目的地を設定して都度道案内をしてくれる。
間違えた道を行けばリルートしてくれる。
ダイエットもそれと同じだ。
目標体重を設定してあとは毎日体重を測る。
目標体重は目的地で日々の体重は現在地だ。
右折や左折の指示は活動量計と食事管理アプリが担う。
間違った方向に行けば正しい方向に直せばいい。
合っていれば目的地はどんどん近付く。
ナビ無しに行先不明の不毛な長旅をするのはもうやめよう。
そして今回はその目標すら僕が決めてしまおうと思う。
それはズバリ『標準体重』だ。
身長や年齢、性別により導き出される標準体重。
僕の場合は64キロだった。
(目標16キロ減の設定)
調べ方はGoogleで
『標準体重 計算』
これですぐに出てくる。
標準体重より痩せる必要はない。
それで十分健康的だし、スタイルもよく見える。
これで目標設定は終わりだ。
フェーズ2:基礎代謝の把握
あなたは自分がどのぐらい食べたら太ってしまうかご存じだろうか。
僕は1日全く動かなかったとして、1600kcal以上摂取すると確実に太る。
逆に言うと全く動かなかったとしても1600kcal以下なら勝手に痩せるということである。
人間には生きるために消費するカロリーが存在する。
それが基礎代謝だ。
そのため1日での消費カロリーはこうなる。
基礎代謝+運動による消費カロリー
運動による消費カロリーを把握するのが活動量計だ。
基礎代謝はGoogleで『基礎代謝 計算』で検索だ。
これにより1日の消費カロリーが全て把握できる。
どうしてここにこだわるのか。
それはダイエットがただの差し引きの上にしか成り立たないからだ。
リンゴだけを食べようと何をしようとダイエットの大前提は決まっている。
しかもこれは絶対であってダイエットはこれ以上でも以下でもない。
消費カロリー>摂取カロリー=痩せる
消費カロリー<摂取カロリー=太る
これがダイエットの全てだ。
食べる順番や組み合わせなどはこの補助的機能でしかない。
だからこそそれぞれのポイントとなる数字はおさえておく必要がある。
むしろそれだけおさえて計画的に食べたり運動したりすれば簡単に痩せる。
ダイエット中にペヤングペタマックスを食べてはいけないと思っている人も多いと思う。
そのカロリー衝撃の4184kcalである。
(小型カロリー兵器)
しかしそれを上回る消費が出来ているならば問題はない。
ペヤングペタマックスを食べても普通に痩せる。
(ランニング60キロ)
基礎代謝と運動量を把握することは一見面倒なことに思える。
しかし先ほどのダイエットの大前提を忘れてはいけない。
把握すればむしろ好きなものを食べることを我慢しなくてよくなるのだ。
ケーキを食べたって、他の食事で抑えれば太らない。
それを数値で目に見えるようにしてくれるのだから安心感が段違いである。
罪悪感を抱えながら好きなものを食べたくはないだろう。
数値の把握はダイエット中の食事を楽しいものに変えてくれる。
ダイエットとなるとすぐにランニングを始める人も多いと思う。
しかし体は全て食事でできている。
ダイエット成功のカギは食事が全てと言っても過言ではない。
実際に僕は減量した18キロのうち、15キロは食事のみで痩せた。
運動などほぼ皆無である。
仕上げの体質改善として運動を取り入れることでリバウンドを防ぐ。
痩せるためには食事の力が大きいのだ。
フェーズ3:PFCについて理解する
ダイエットで大切な栄養素はPFCの3つだ。
たんぱく質(P)
脂質(F)
炭水化物(C)
この3つがダイエットには欠かせない。
最終的にはこれをバランスよく取ればいいのだが、
組み合わせには注意するようにしてほしい。
ダイエットには2つの組み合わせが存在する。
糖質制限ダイエット
たんぱく質(P)と脂質(F)を摂取。
炭水化物(C)は控える。
脂質制限ダイエット
たんぱく質(P)と炭水化物(C)を摂取。
脂質(F)は控える。
デブエット
脂質(F)と炭水化物(C)を摂取。
これは太る。
ラーメンやカレー、パンはそれにあたるだろう。
ラーメンは主食ではない。
パンもそうだ。
嗜好品であるという認識を持つことは大事だと思う。
僕もラーメンは大好物だ。
だがカップ麺は今となってはもう食べない。
どうせ食べるならご褒美に美味しいラーメン屋さんで2~3か月に1回食べる。
慢性的に食べるよりも格別な味わいがそこにはある。
自分がお世話になったPFCそれぞれで良い食材はこんな感じだ。
P:鶏肉、魚、プロテイン、卵
F:ナッツ、アボカド、MCTオイル、オリーブオイル、フィッシュオイル
C:玄米、蕎麦、オートミール
3つの栄養素は意識するようにしてほしい。
フェーズ4:糖質制限開始
ダイエットだ!
といきなり運動を始めるのはハードルが高いと思う。
僕も80キロ近くあった頃はとにかく体が重かった。
膝に爆弾を抱えていた。
アスリート由来の爆弾ではない。
デブ由来の爆弾である。
(ファットボム)
なのでまずは運動が快適になる体重まで減らす。
ここに有効なのが糖質制限ダイエットだ。
たんぱく質(P)と脂質(F)で行う。
糖質制限ダイエットの良いところ
短期間で体重が落ちる
体重の落ち方がすごい
とにかく痩せる
糖質制限ダイエットの悪いところ
この世で一番美味い米や麺が食べられない
ただやせ細る
筋肉が消える
糖質制限ダイエットは万能ではない。
リバウンドしない、太りにくい体への体質改善も考慮に入れると長期間取り組むダイエット方法ではない。
なので、ここではサクッと体重を落とすためだけに糖質制限ダイエットを使う。
糖質制限ダイエットの仕組み
炭水化物(糖質)を控える
↓
体『エネルギー源が無い!』
↓
体『脂肪をエネルギー源に使おう!』
↓
痩せる
簡単に言うとこんな仕組みだ。
ケトン体を上手く活用することでエネルギー源を脂肪に組み替える。
加えて、蓄えている余計な水分も抜けることでグッと体重が落ちる。
運動しやすい体重に短期間で落とすにはもってこいの方法だと思う。
しかし長期的に見るとデメリットしかない。
糖質制限ダイエットのデメリット
リバウンドしない体は基礎代謝の高い体
(消費カロリーエリート)
↓
基礎代謝に必要なのは筋肉
↓
筋肉の栄養源は炭水化物(糖質)
↓
筋肉『糖質制限ダイエットで力が出ない…』
↓
筋肉消滅
↓
ただやせ細った体は基礎代謝も低い
↓
少し食べただけでも太る
↓
リバウンド
↓
筋肉がない痩せにくい体を手に入れた
こんなことにならないよう。
糖質制限ダイエットはサッと体重を落としたら次の段階に行くべきだと思う。
筋肉をつけて基礎代謝を上げる体質改善のフェーズだ。
最後に糖質制限をしていた頃の一日の食事を紹介しておこう。
朝食
バターコーヒー
ゆで卵
昼食(社員食堂)
ご飯(お茶碗3分の1)
サラダ
汁物
おかず
※ご飯を少なくしている分豆腐などで補う
間食
ローソンのロカボお菓子
(ナッツ系がおすすめ)
シャトレーゼの低糖質スイーツ
(生チョコがおすすめ)
これらを少量
夕食
サラダ
汁物
おかず
※米は食べない
こんな感じで算出している目標カロリー分しっかり摂る。
糖質制限ダイエットの目的は圧倒的なカロリー制限ではない。
ダイエットという目的上、カロリー制限も必要にはなるが過度になってしまっては体に悪い。
消費カロリーを超えない範囲でのカロリー制限は行うが、本質はケトン体への体質変換である。
あとは炭水化物が溜め込んでいる余計な水分を抜いて体重を軽くすること。
米を減らした分は豆腐などで補いつつ。
カロリーはしっかりと摂取しながら栄養素に気を付けて食事をする。
これで目標体重の一歩手前ぐらいまでは簡単に落ちる。
フェーズ5:ホメオスタシスを感じる
糖質制限をやっていると体重が落ちなくなる時期がやってくる。
それはホメオスタシスの効果によるところだ。
ホメオスタシス効果とは
体『最近体重がすごく落ちてきたぞ?!』
↓
体『このままだと死んでしまうのでは?!』
↓
体『体重をキープするぞー!』
↓
体『あれ?何か大丈夫そうだな。』
↓
体『大丈夫だわ!痩せちゃえー!』
↓
体『やっぱ怖い!死んじゃう!』
↓
体『体重を死守するぞ…』
↓
体『意外と大丈夫やな…』
↓
体『大丈夫だったわ!痩せよー!』
↓
体『イヤァァァ!怖いぃぃぃ!』
↓
体『体重よもう減らないで!』
↓
体『ん?大丈夫なんか?』
↓
体『もってくれよ!俺の体ぁぁぁ!』
↓
体『痩せたけど大丈夫だったわ。』
ダイエットは基本これの繰り返しだ。
体は生命を維持するために体重を一定に保とうとする。
なので、痩せるにもそれは一定ではなく周期がある。
痩せて止まっての繰り返しだ。
この止まった時に心が折れてはいけない。
ダイエットは継続こそ全て。
『体が心配してくれてるな』
そう思って取り組みを継続するようにしてほしい。
糖質制限ダイエットだけで標準体重手前まではいける。
糖質制限ダイエットによるある程度の目標体重を決める。
そこに到達するまでは勇気を振り絞って続けてほしい。
糖質制限ダイエットがその目標に達したらスパッとやめてしまおう。
次のフェーズに移行する。
フェーズ6:運動習慣をつける
糖質制限ダイエットで触れたが長期間続けると残るのはただやせ細った体である。
これではリバウンドに怯えながら生活することになる。
ダイエットの総仕上げは太りにくい体を手に入れてリバウンドを防ぐことにある。
糖質制限で運動できる体重まで落としたら次はようやく運動を始める。
僕はここでジムに入会したのだが、家での自重トレーニングでも全く問題はない。
おすすめはリングフィットアドベンチャーとYouTubeだ。
リングフィットアドベンチャー
トレーニングメニューがすごく本格的。
筋肉に効くし運動量もすごいので確実に痩せる。
ゲーム感覚も楽しい。
YouTube
今やコンテンツは飽和状態。
自宅トレーニングメニューなど掃いて捨てるほどに出てくる。
僕も体幹のトレーニングはYouTubeのプログラムでやっている。
無料だし内容も本格的なのでおすすめだ。
ヨガマットの導入はおすすめしたい。
運動して筋肉量を増やす。
カロリーを消費することがメインではないのでランニングは不要。
大きな筋肉を鍛え、基礎代謝を上げる。
トレーニングによる消費カロリーもあるので、ここまでくれば食事の量もグッと上げることが出来る。
女性でたまに
『ゴリゴリになっちゃうー!』
などと言い放つやつがいるが、ならないので安心してほしい。
食事を考えに考え抜き、日々ジムで凄まじくタフなトレーニングをしないとゴリゴリになどなりたくてもなれない。
実際にジムにいるストイックな女性トレーニーもゴリゴリな人はほぼ見かけない。
メリハリのある女性らしい、引き締まったボディメイクをしていらっしゃる。
安心して筋トレに励むべし。
フェーズ7:脂質制限に切り替える
運動習慣をつける段階にくると炭水化物(C)が必要になる。
この段階では大幅に体重を落とすと言うよりも、筋トレによる体質改善。
そして残った余分な脂肪を落とす意味合いが強い。
ここからはようやく米も食べられる!
生きている喜びを感じる!
やり方としてはシンプルだ。
たんぱく質(P)と炭水化物(C)を摂取。
脂質(F)は控えるような食事内容に切り替える。
この段階での食事はこんな感じだ。
朝食
プロテイン
オイコス
バナナ
昼食(社員食堂)
米(お茶碗軽く一杯)
サラダ
汁物
おかず
間食
和菓子
干芋
夕食
サラダ
汁物
おかず
※米は引き続きあまり食べない
食べる食材が変わってくる。
脂質を抑えられるように気を配ることがポイントになる。
摂取カロリーは運動にも耐えられるよう少し増える。
(消費カロリーを超えないようには注意)
フェーズ8:完成
ここまでで標準体重をクリアすればリバウンドしない体でダイエットは成功と言える。
僕の場合はここまでで1年間。
18キロの減量であった。
文章でズラッと見るとかなりしんどそうに見える。
しかし実際はこれを1年かけてゆっくりやっているのだ。
その日その日を全力で頑張る。
そうしているといつしか食事に気を配っている自分がいる。
いつしか栄養に気を配っている自分がいる。
歯磨きをするように栄養情報を見るようになるのだ。
ここにこの基本に忠実なダイエットの価値がある。
ダイエットは脳で行うもの。
ラブラドール脳という言葉を本で読んだが食べ物に一目散になる脳を躾けなければならない。
いろいろな気付きがある。
砂糖に依存している自分。
炭水化物に依存している自分。
脂質に依存している自分。
『そんなに必死になって食べなくても食事は幸せだ』
そう気付くことができるとダイエットは楽になる。
食事もメリハリがついて楽しいものになるに違いない。
フェーズ9:日常化
今や体重の増加など全く怖くない。
痩せる方法は分かるし、仮に2キロ~3キロ太ったところですぐに落とせる自信がある。
胃袋もダイエットを通して適度な大きさに戻ったし、食べ物を考える癖もついた。
運動習慣もつき、僕は今ジムでのトレーニングが最高のリフレッシュになっている。
ちなみに今の日々の食事はこんな感じだ。
朝食
オイコス
プロテイン
昼食
オートミール
おかず
味噌汁
間食
チョコレート効果
夕食
サラダ
汁物
おかず
※米は食べない
トータルで約1600kcal
基礎代謝ピッタリぐらいである。
通勤やジムなど実際にはもっと動いて消費しているので、その分は好きなものを食べても太らない。
食事管理アプリで記録をしながら好きなフルーツやお菓子などを楽しんでいる。
たまにはハメを外して食べ放題や暴飲暴食もする。
好きなものを食べても太らず現状維持。
食事がすごく楽しい毎日だ。
今の目標は筋肉で体重を数キロ増やすこと。
こうなるとダイエットは関係なく何を目指しているのかわからない。
一度太らないといけないらしい。
どういうことなのか。
そんなに食べられない。
(縮んだ胃袋)
ここまで日常化することが出来ればダイエットの悩みからも解放される。
当たり前のように習慣を続けていれば当たり前のように太らない。
定期的にスイーツを爆食いしたってラーメン屋をはしごしたってリカバリーは容易だ。
1年間の努力でその術は十分に持っているのだから。
この1年間を長いものと捉えるか短いものと捉えるかは人それぞれだと思う。
しかし今こんなに楽しい毎日を過ごせている僕からすると、たった1年間だ。
たった1年間の努力がこんなに楽しい何十年にも繋がっていると思うとその価値は計り知れない。
自己肯定感という宝を手にするためにも。
痩せたい人は1年間ダイエットと向き合ってみてはいかがだろうか。
ダイエットは基本に忠実こそ近道。
遠回りこそ実は最短であり最良ルート。
今こそ理想の自分を手に入れよう!
(最後に一気に胡散臭い)