先日、ンゴングに住むキルイくんを訪ねてきました。
キルイくんはケニア警察所属のランナー。
トレーニングすることを許されて、ナイロビ郊外のンゴングに住んでいます。
ナイロビに住むランナーの多くはンゴングに住んでいます。
ナイロビの中心部とは全く雰囲気が違い、ここも同じナイロビかと思うくらいです。
家の前でポーズするキルイくん。プレハブの小屋のうちの一部屋を借りています。
家賃1500ksh(約1500円)。電気はひいていますが、水道はありません。
家の外に水のボトルが多数見えます。
部屋の中はこんな感じ。
横にあるガスボンベで自炊します。
ここを無職の親戚と一緒に住み、日々トレーニングをしています。
ベッドを置くと半分近く埋まってしまう、本当に狭い部屋。
男性2人で1つのベッドをシェアしています。
ご近所はランナーばかり。
成功できるのは本当に一握り、というシビアな世界。
「警察の通常業務にはいつでも転勤できるんだけど、まだまだランナーとして頑張りたいんだ」
33歳。
私には何もできませんが、応援しています!


