先日、近所の幼児施設で

赤ちゃんのいる家庭の防災を考えるワークショップ

というものに参加しましたが、

そこで紹介された本を図書館で発見!


自然災害最新サバイバルBOOK (エイムック 2196)/著者不明
¥1,260
Amazon.co.jp


防災ファシリテーターのあんどうりすさんという方が

お話してくれたのですが、

本人の記事がこの本には、ほぼそのまんま記載されてました。


というわけで、その中でも、

私の心に響いた内容を、勝手にご紹介しちゃいます。



一般的な防災対策をまとめた訳ではありません。
必要な方は本で確認してくださいね。



1、マンションは玄関ドアが変形して開かなくなる可能性が高い

  →せっかく自宅に防災グッズ用意してても、、がんばって自宅に戻ってきても、
 自宅に入れないんじゃ意味がない!!しかも、逃げられなくて火災に巻き込まれる可能性も。

 最近では、耐震枠の玄関を備えたマンションもあるらしいし、そうでないところも追加対策ができるらしい。(しかし、当日はその内容までは教えてもらってない。。)
 
   目下、私も自宅マンションのドアがどんなドアなのが調査中。。管理人さんは知ってるかしら?こんど聞いてみよう。(早く聞けよ??)


2、普段使いのママバッグを防災仕様にする

 →そもそもママバッグには、赤ちゃんが生きるためのグッズが一通りそろっているので、それを耐震仕様にしちゃえばいいという発想。育児グッズ=防災グッズとして普段から使えばいいのです♪ 実用的なので、少しずつ実践中。下手な防災グッズを買うより、アウトドアグッズの専門店の方が実用的なものが多いとのこと。確かに、近所のアウトドアグッズの専門店にも、専用コーナーがあったので、そこで購入しました♪

  必携5点携帯電話やスマートフォン(園や学校の連絡網に、災害伝号ダイアルや171等を複数用意しておく)、ホイッスル、キーホルダー型LEDライト、マルチツール、輪ゴム10本)

<そのほか、自分で取り組む予定をいくつか紹介>
  水筒(SIGG等漏れないやつ)→市販のストローを指せば赤ちゃんも飲める!
  さらし(位の大きめ布。ストール等)→布1本でおんぶや抱っこをする方法をチェック!特に、、おんぶはエルゴより全然楽~。(しかし、人前では少し恥ずかしい。。)
  断熱仕様のシート→折り畳めるものを選べば、オムツ買えシートに!断熱だから、屋外でのオムツ変えや授乳に使える。というか、普段のピクニック的な時におしりが冷たくない!
  リュック型にもなるショッピングバッグ→かわいいものもあるし、肩に掛けられるので、普段から便利!
 

3、その他防災グッズ

   ヘッドライト→停電時には両手があくヘッドライトは大活躍。
   (個人的に、、、ブラジル生活では停電は良くあり、両手が使えるヘッドライトが欲しい!
    って強く思っていたことを思い出しましたヨ。駐在の先輩が持っていて、羨ましかった~。笑) 

   子供用避難用衣類→1サイズ大きいものを用意して非難袋に。ジャストサイズになったら普段使いに♪ こうすれば無駄がない。
   低体温症防止のために→アウトドアの透湿防水素材のアウターが最適。最近は山ガールブームで可愛いのがたくさんあるから普段使いに。


4、ミルクやおっぱいについて

  おっぱいは最高のサバイバルツールです!
  でも、ミルクの場合は?哺乳瓶の消毒できない?! 
  
  →じつは生まれたばかりの赤ちゃんも、スプーンやカップでミルクが飲めます
  使い捨てがあったり、洗いやすいスプーンやカップだと衛生を保てるのでこの方法は知ってて損ではないよね。
  日本ラクテーションコンサルテーション協会というサイトに詳細がありました。
  母乳育児について、いろいろ載ってるサイトです♪

  我が家は完全母乳でまもなく1歳。
  断乳も考えていたけど、やっぱりもう少し継続か? (でもそろそろお酒のみたいな~)
  
 
5、古武術救出法

  ・脱出を助ける、高いところに手がとどくオランウータン法
  ・倒れている人を楽に起こす法
  ・倒れた人を運ぶ法
  ・きつねの手の抱っこ

  当日、実際に体験して、へーーと思ったのですが、 こればかりは文章で表現するのは難しい・・。上記の本には記載がありますが、他にも古武術介護としてたくさん動画もありますよー。探してみてね。(他力本願・・・)

6、血液型よりもアレルギーを

  防災グッズの裏によくあるメモ。血液型欄がありますが、実際これを見て輸血されることはほぼ無い! それよりも、子供のアレルギー情報を記載したほうが
非難時には有効。周りの大人がそれを見て融通してくれます。
  特に食べられないものよりも食べられるものを具体的に記載しておく。


7、クラッシュシンドロームを知る

 転倒家具に挟まれる等、2時間以上筋肉が強く圧迫された後急に開放されると、圧迫中に筋肉から体液に出たたんぱく質の一種が腎機能を妨げ、最悪死亡するのだそう。長時間圧迫された人は、人工透析を受けてからの解放が必要になるけど(関西の列車脱線事故は人口透析車が出動したから助かった)大災害時には不可能です。

  →だから2時間前に救出されるべく、ホイッスルが必要だ!!ということなんだってー。ホイッスルの必要性がよーーくわかりました!
 (もちろん、既に買いましたよ)





これらは、当日のワークショップのほんの一部ですが、いろいろ考え直すにはとっても良い機会でした。

こういう考える機会を持つって重要ですね。