工場横の階段を下っていくと、
空調が完全に管理されたワイン樽の部屋が広がっていました。
アメリカ
産、フランス
産の2種類の樽を利用して熟成されています。この部屋で熟成されているのはSALTONの
高級ライン
のワインだけ。選ばれし、ワインたちなのです。
そして、もうひとつ別のお部屋。
ここは、スタンダードなワインや、樽熟成後の高級ワインが瓶に移され、
さらに熟成を続けるためにあります。
地下8メートルに作られたこのお部屋は自然空調。ひんやりとしています。
昔の牢獄みたいな部屋の中に黒く見えるのがぜーーんぶワイン

何万本ものワインが出荷までの時期をここで過ごします。
それともう一つ、、
このSALTONは、ブラジルで唯一、
フランスの伝統的な方法でシャンパンを作っているのだそう。
その工程を説明しているのがこの看板。
①発酵の途中に数か月毎に角度を少しずつ変えていく。
(看板の上段の絵がその過程です。
水平の状態(左上)から少しずつビンを傾けていきます。)
②ビンを逆さまにする頃には、
発酵によって生じたカスが下部(ビンの首部分)に集まる。
(看板の右上の状態になります)
③ビンの口周辺を凍らせてカスを取り除き、栓をして出来上がり

(看板の左下)
その行程の途中、ななめに保存されているシャンパン。
SALTONの商品の中では、
一番高いシャンパンがこの工程で作られています。
そりゃ手間暇かかるものね。
さて、これらの薄暗いワイン蔵で熟成したワインは、
こちらの検査室で検査をされて、出荷されていきます。
今日は、土曜日だから検査官はお休み。
白い研究室は、
薄暗い蔵から出てきたばかりの私たちにはまぶしすぎるぅ

さらにもう一段階明るいところへ

お庭。
この日は天気が良かったから、特別まぶしい

綺麗に手入れされたお庭の向こうには、葡萄畑
が広がってますよ。お庭から見たワイナリー。
広いし、綺麗で、気分がいいわ~。

(私たちは写真中央の階段から下りてきました。
上部の壁画は伝統的なワインづくり用の日時計になっているんだって。
使い方を説明してくれていたけど、理解できなかった。ムズカシイ

そして、廻りに広がる葡萄
畑。
ブドウって藤棚みたいなのに、ぶら下がっているだけじゃないのね・・・・・

この形にした方が、太陽光
を効率よく避けられて、質の良いブドウ
ができるんだって。(でも、目の前のブドウが影にあるのは建物のおかげであって、
奥の方のブドウには日が当たってるけど? とは言えなかった・・・。)
さて、ここでワイナリー見学はおしまい。
今から、お楽しみ、試飲タイムですヨ

つづく