検査官さんにポート側シートに座っていただき出港します。
オーバーパワーのエンジンを入れたとのことで、チェック項目は
直進安定性に加速時の前方視界の確認
トランサム取り付け部の破損有無の確認
旋回での滑り具合をみて制限速度を決めたいとのこと
ラジャーです![]()
港内は穏やかで絶好の航海ひより
暖気のためしばらく3千回転で走行し
1kほど走ったところくらいで5千回転近くまで上げ30ノットで航行
一瞬で30ノット
前のエンジンと比べると同じ30ノットでも物凄い安定しているしスピードが出ている感じがしない。
エンジンの取り付け位置を1段下げたから安定性が増えたのかな?
プレーニングしましたと伝えたところ、これで全開ですか?との返事![]()
乗る前に怖いなー言ってた割にえらい余裕だな・・・と思いつつも
では全開にします、、とのことで全開に
一瞬で61百回転の36ノット
これ以上上がらない
思ったよりスピードが出ない・・・![]()
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4ペラだからか?
検査官さん「では旋回テストします。」
0.5秒でハンドルを180回転させ、急旋回の安定を見ます。
とりあえずちょっとスロットル緩め旋回
検査官さん「27ノットで旋回安定性を確認しました。どうします?27ノットが制限速力になりますがもうちょっと上げます?」
それる「ではもうちょい上げて計測お願いします。」
で、32ノットまで出して旋回
ほぼ滑ることなく旋回するボストンホエラー
なので斜め後ろかの横Gが強烈にかかりまして
隣で検査官さんうぉーって顔してるのがチラっと見えます![]()
試験監さん「31ノットを確認しましたので、制限速力31ノットになります。」
とのこと
まぁ巡航速度で取れればいいか思ってたので良しとしますか![]()
あまりの安定っぷりに試験管さん、
「メーター合ってます?」などと聞いてきましたが
うちは外部GPSアンテナつけてサテライトコンパスもつけてるのであってると思いますと![]()
試験管さん「それでは耐久試験を終えます」
との事でマリーナへ
囲まれているからですかね?安心感が全く違う
この椅子ものすごく乗り心地が良いなどとお褒めの言葉を頂きまして
着眼すると待っていたマリーナ社長
「全然大丈夫やったやろ?」
検査官さん
「今日は腰を壊すつもりで来たんですが、物凄く楽しかったです。」
そんな覚悟で来てたんだね![]()
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検査官さん
「では最後にクラッチを入れた状態でエンジンかけてみて下さい」
クラッチを入れるという行為が分からなかったので
どういう事ですか?と聞き直すと
「スロットルを前進に入れエンジンをかけて下さい。
急発進防止装置が働いていればエンジンは掛からないはずです。」
と言い直してくれた検査官さん
前進に入れキーを回します。
キュルキュルブオーーーン!と元気にかかるV8エンジン![]()
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まじか!?![]()
最後に引っかかるのか?!!
それる
「もう一回やっていいですか?」
エンジンを一旦切り、スロットルを3分の1ほど開けエンジンをかける。
またまたかかっちゃうエンジン


あれ?っと思い
それる「あ!エンジンかかるけど前に進んでないですね」
と言ったところ
検査官さんまぢかーーー![]()
な顔してまして
「1度ニュートラルに入れなければ進まないんですね、凄い…」
との事で
無事に臨時検査と中間検査が終わりました。
これでまたやっと釣りに出れます![]()
この斜め後ろからの見た目がまためっちゃ格好いいんですわー![]()
続く。。。

