吉野紀行5 聖仏舎利宝殿 先祖供養 | 花依姫の徒然草

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神話の「花依姫」のように文化、自然科学、教育、心理などに関心があります。

日々の徒然なる想いを綴っています。

この吉野紀行も最終回です。


前回は脳天大神のお詣りについてお伝えしました


今回の吉野山に来た一番の理由

聖仏舎利宝殿の先祖供養について

お伝えします。


今年は厄年ということもあるのか

様々に課題に直面し、

見識ある友人に相談したところ


金峯山寺に行く事を勧められました。


特に、お釈迦様の本物の骨が納められている

聖仏舎利宝殿で先祖供養をするといいと。


調べてみると


昭和42年に

当時インドの首相だったガンジーから

金峯山寺にお釈迦様の真骨が贈られているんです‼️


もう、びっくりです‼️


その仏舎利を納める立派な

建物が聖仏舎利宝殿で


先祖供養出来るとの事。


蔵王堂は世界や国の平和を祈るのにふさわしく


個人や家族にまつわる御祈祷は仏舎利宝殿で

先祖供養という形をとると良いと

言われました。


頭の事は脳天さん

個人の事は仏舎利宝殿


実は脳天さんも、蔵王権現さんも、仏舎利さんも

みーんなお釈迦様です。


祈る内容によって、窓口が違う感じか。


国会、県庁、市役所、町内会みたいな?


でも、


自分の悩みと先祖供養がどう繋がるのか?

普段からお墓参りしてるのと何が違うのか?


疑問がいっぱいでしたが、


ともかく、薦められた主人の先祖と私の実家の先祖の供養をお願いしました。


お経が始まった瞬間、

今まで聴いた中で一番素晴らしいお経だと感じました。


お経がライブパフォーマンスとして楽しまれる事があったと聴いたことはありますが


リズム感、声の艶、はり、滑舌!


世界遺産の山にある一流のお寺のプロはやはり、そんじょそこらのお経とは全く違う。


もちろん、それだけではなく


説明できないんですが、祈りのパワーを感じまさに神秘の扉が開く感じがあったんです。


なんだか涙が出て止まりません。


すると、


気配を感じたんです。


見えないけど4、5人いる。


父、兄、息子、義祖父母


特に兄がとても嬉しそう。


兄は脳梗塞であっという間に亡くなり

きっと、とても無念だったと思います。

見事なお経の中で

「これで、やっとあっちに行ける」

と言ったような気がして…。


ホッとしながらも、


もう一回兄を亡くしたような

寂しさもおきました。


でも、来てよかった。


見えない世界のことだから

何が正解か分からないけど

でも、今回は絶対良かった。


お経が終わって、お坊さんが

「ご先祖の皆さん、お喜びでしたね。」

とおっしゃられて

やっぱり来てたんだと

確信が深まりました。




そして、ありがたいお坊さんの講和。

「お釈迦様が探究したのはいかに生の苦しみを逃れるか?」


「世の中には陰陽があって、


どちらも正しいのに、


どちらかが正しいと主張したり、


自分が正しい思い込みこだわると

喧嘩や苦しみが生まれること。


どちらも正しく、ただ陰陽があるだけ。」


「神も仏も同じところから来ている。」


「個人個人の中に神仏がある。」


私の理解ではそんな話だったかな。


リポーターの癖か

分からないところを質問したり

確認してたら、


長くなってしまって

日帰り温泉の最終受付時間に間に合いませんでした。


ああ!温泉入りたかった♨️


なかなか煩悩は捨てられません。

次は絶対行きたい温泉


そういえば仁王門が修理中。



その階段の真前にある萬松堂さんのご主人は

カエル跳び神事のカエルの中の方。


私はここの桜羊羹が本当に好き💖



もちろん買って帰りました。



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