今日鍵の引き渡しを行い、正式に買主が私たちの住んでいた家のオーナーになりました。
昨日は最後の掃除に。
ここから下で楽しく遊ぶ子供達をみるのが好きだったな、とか。
広いキッチン、使い勝手が良かったなーとか。
掃除用具が残っていますが、このカウンター(IHキッチン)はゲストや家族と向き合ってお料理できて良かったなーとか。
この洗濯機は良すぎて、新しい家にも同じもの(若干進化している)を購入!
バイバイ寝室👋
何もない(中身が)子供部屋に、しんみり。
こんな感じで、6年半住んだ家とさよならして来ました。
お風呂の方のバスルーム写真は撮り忘れ😅
で、今日が公証人のオフィスに行き、書類にサインして、お金を受け取り、鍵を引き渡す日だったのでした。お金のやり取り(銀行間の)に時間を要し、待ちぼうけること約1時間。
実は私たちの家を買った人は、戦争が始まり、ミラノに避難して来たウクライナ人の母子でした。
お父さんは一緒に住まないとのことで、なぜか?
そうです。
ウクライナは男性は兵士となるべく、国に留まらなければならないからです。
恐らく、裕福でない層は、国を捨て、男性も逃げることが不可能ではないのでしょうが、そのファミリーはかなり裕福な層のようで、不動産売買の際には国から許可をもらい(事情により、2週間が期限で海外に出ることができる)、お父さんも何度かミラノに足を運んでいるとの事でした。
今日も戦争の話を聞き、彼らの家があるKievでも空爆が始まり、何か(戦闘機?とか)が近付いてくると携帯に連絡が入り、みんなで地下壕や地下鉄の駅に避難するそうで、、、
戦争の経験はありませんが、そこに我が子がいるとしたらと想像するだけで泣けてくるのに、それが彼らが直面している現実なのだと思うと、いたたまれず、、、
大事なのはお金じゃないというのは、今の時代を生きるのに無責任すぎる発言だとは思いますが、そのファミリーの息子さん(15歳)は国に帰りたいなんて話を聞くと(でも親としては何があるかわからないし、帰らせたくない、もちろん彼らは裕福で、恵まれた環境の人々であることは間違いないけれど)、平凡でも、平和に暮らせるならそれが1番なのかもしれない、なんて思ったりしました。
そんなわけで我が家の家を売った話、きっとローンとかあるだろうし、買いたい人がいても、資金的に買えなかったりで時間がかかる可能性があるのではないか、と思っていたのですが、結果的には現金購入という、即決お買い物をして頂き🙏しかも公証人の書類の、不動産購入目的は、投資目的との事で!そうするとやっぱり良いなーとも思ってしまった私ですが、背景を考えると、買いたくて買うわけではなく、住まなくてはいけないから(今のところは狭くて高い賃貸らしい)の購入という事で、人生色々、幸せについても考える時間となりました。
思い出いっぱい!寂しい気持ちもありますが、もうすでに引っ越して1週間経ち、かつその間にスキー旅行にも行っていたので、前を向いてこれからを楽しもう!という気持ちです😉