フィレンツェのお隣の街プラートに

有名なお菓子屋さんがあります。

フィレンツェ旧市街の

ポルタロッサ(赤いドア)通りに

小さなショップがあって、

カフェを注文すると

有名なプラートのビスコットをひとつ

おまけにつけてくれます。

ほんとはヴィン・サントという

甘いリキュールの浸して食べるのが

伝統的な食べ方なんですが、

まさかランチブレイクに

リキュールはいただけないので

私はカフェに浸していただきます。


カフェを飲んでいたら

ランチタイムオーバーしそうだったので

チョコ入りビスコッティだけ買って

仕事場のキッチンでカフェウインク


最初の写真の輪っか、

なんだと思いますか?

お店のカウンターに置いてあったので

「これなんですか?」と尋ねると

こうやって使うのよウインク

と見せてくださいました。

お〜!良いですね〜!欲しい〜!

これも一個追加してください!

すでにビスコッティは一袋選んで

カウンターに置いてあったのです。

レジを打ちかけてた奥さん

(実はこの会社の創設者のお孫さん)

「何言ってんの、おまけよ」

彼女がいる時は

ビスコッティ買ったり

何か他のものを買ったりすると

カフェもおまけしてくれちゃうんです。

イタリアって

お得意さんになるとこういう事

結構あります。


よく行くレストランでも、

お会計の時

「カフェは僕の奢りね」

とかいうの好きです。

割引してくれるとか

安くしてもらうとか

そういうんじゃなくて

「これはおまけ」とか

「僕の気持ち」とか

プレゼントしてもらう事になる。


ディスカウントっていうと

商品の値打ちを下げる感じがするし

安くしてもらって節約できたって

なんかケチくさい感じが

しないこともないこともない?

でもプレゼントって言われると

結果的には同じでも

なんか豊かな感じがしませんか?

そういうとこイタリア人っぽいよね。


はい、

ところで、

最初の輪っか、

なんだかわかりましたか?


じゃじゃ〜ん!

食べかけのクッキーの袋

洗濯バサミで留めたりしてませんか?

セロテープ貼っても

剥がれて浮いてきたりするし、

私は輪ゴムで留めたりしてました。

でもちょうど良いサイズの輪ゴム

なかなか見つからないし。

これはまさにマッテイの袋サイズ!

この赤いカンカンも可愛いでしょおねがい

缶入りのビスコッティを食べたあと

カフェのカプセル入れに使ってます。