毎日 何かしらの本を読んでいますが

何度か読み返した中から・・・

東野圭吾作品としては かなりの長編である

『幻夜』を読み終えました

 

今まで読後感想文は何度か書いてきましたが

思えば 東野圭吾作品は書いたことがなかったです

 

初東野さんですが

本棚に一番多くあるのが東野作品です

 

読みやすく一番好きな作家さんです

 

 

 

 

 

 

 
 
『白夜行』854ページ・『幻夜』779ページ 
読み応えあります
 
 

『幻夜』は 『白夜行』の第2部だと言われているそうですが

その繋がりは判りません

解説者によると・・・

“その繋がりは、巧妙に隠されている

 だから全くの別作品だと言って差し支えないのだが

 読者に対しては いくつかのヒントが呈示されている”

こうまで書かれていると 二作品の繋がりは何処か と非常に気になる

 

 

 




あいにくと『白夜行』は、かなり前に読んだので

あらすじを忘れてしまっている
これは 年のせい・・・

 

 

 




ここでは 今読み終えた『幻夜』のみに焦点を合わせる事にしよう

『幻夜』は 冒頭から阪神大震災に遭遇した若い男女が登場する
それぞれ2人が 今後どう関わって行くのか

のっけから作品に引き込まれて行く

今まで知っている東野作品は

トリック・謎解き~ミステリーの要素が大きかった
しかし『秘密』あたりから

「人間の生き様」を重点的に描く事に主眼が移ってきたように感じる


その第1作目が『白夜行』であり

『幻夜』と新分野が続き~

私としては、更にこの続編を読んでみたい気がしている。。。

 

 

 




話が反れてしまったが 内容に触れておこう

登場人物は 主人公の雅也と美冬である

その他の登場人物は ほとんどが美冬が陥れた人達である
美冬とは一体何者なのか~

途中「仲の良い友人と海外へ行った事がある」というくだりでピーンと来た

最後まで執拗に追い続ける刑事がいる

私は 最後 美冬が捕まる場面を想像していた

しかし・・・本当に予想もつかない終わり方に

“ミステリーの醍醐味ここにあり”
と ワクワクドキドキが止まらない

 

 




東野作品の特徴として 謎は謎のままにして

次のストーリーに移る
しかし これが溜まりに溜まっていくと

頭が単純な私は混乱してしまう
時に 東野作品に限らず 

登場人物の「相関図」を書きながら読んでいく事もある(笑)

取り留めない事を 

思いついたままに書いてしまったので

まとまりのない内容になってしまいました


~あとがき~

美冬にとって 震災後の人生は“幻やった”

雅也の魂は殺され 美冬の思い通りになった~

 

しかし、、、その現実は やはり幻だった???


 

《挿入画像は 過去に撮ったものです》

 

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〜我が家の庭〜

 

家の中から撮りました

 

 

 

 

 

 
緑は多いですが
花らしい花が咲いていない。。。(笑)
南側に家が建っているので
非常に日当たりが悪いです(ー ー;)

でも今の時季は
このグリーンに癒されています

 

 

 

 
高い位置に二輪のバラ
生育が悪い中で咲いたので貴重です
切り花にしようかと思いましたが
窓から眺めて楽しんでいます