久々に助産師としてのブログを書かせてもらいます
妊娠して出産、そして育児をしていく中で赤ちゃんへの栄養を与える方法としての授乳ですが、乳腺炎という言葉をよくのではないかなーと思います。
入院中になることはかなり少ないですが全くならないというわけではないです。
また、産んですぐにガチガチの岩みたいになると聞いたことある方もいると思いますがそれは乳腺炎ではないです。
乳房への水分の循環がかなり過剰になりむくみ、母乳の分泌増加のダブルパンチでガチガチになるというものです。
では乳腺炎とはなんぞや??
ということですが、①出たいはずの母乳が出ずに溜まってしまい詰まってしまうことでの乳腺炎。
②乳頭などが傷ついてそこから感染してしまい乳腺が詰まってしまうの2パターンが実はあります。
そして両方ともなんですが膿んでしまうと助産師ができるマッサージだけでは対処できなくなり、乳腺外科での処置が必要になってしまうんです。
乳腺外科の先生の考え方もいろいろあり、授乳を完全にやめてしまうようにする先生、なるべく授乳を続ける方針で投薬にて対処してくれる先生。
と色々あります。
授乳によってママへの負担はかなりあると思います。
負担によりストレスがかかりすぎて疲労困憊になるのは育児を楽しみつつすごしてほしいという私の考えに背くことになるので無理はしないで欲しいと直接話せるママには伝えています
パパママ2人がメインで楽しい育児がいいなと思っているので、母乳が絶対と思っていない派の助産師ということです
助産師なら母乳推すんじゃないの⁉️と思われるかもしれませんが、母乳が原因でしんどくなる、うつになる、などということになってほしくないからです
さて、乳腺炎に話を戻して
正しい授乳方法で赤ちゃんの欲しがるタイミングで飲みとってもらうと乳腺炎になることはほぼないです
正しい授乳方法とは痛くなく吸われる姿勢、体勢での方法です
またそれは別のブログにしたいと思います