michiが
ジミナにそして
バンタンに出会った頃



彼らは
30歳までの兵役延長は
まだ認められていなかった



アイドルにハマるのもおろか
韓国アイドルにハマるのも
初めてで
右も左も分からない



情報得る事も
今以上に上手く出来なくて
ってか、韓国語ばかりで
どうやって情報を集めたらいいかすらも
分からなかった



このライブが終わったら
このツアーが終わったら
行っちゃうかも…
いつもそう思ってた
その後彼らは
私の知らない間に
30歳迄の延長が認められた



2020年
MOSツアーの日程が発表された時
今迄にない
怒涛の公演数を見て


これは
全てのアミに会う為だと


兵役に就く前に
アミ全員に会っていくんだ
このツアーが終わったら行っちゃう
そう思った



でもツアーは幻に終わってしまった



10周年を迎えた彼らは
Chapter2になるよ
そう教えてくれた



兵役に行く事を決めたんだ
そう思った



突然のChapter2
心の整理が追いつかないまま
釜山コンのお知らせ



きっと
この釜山コンを最後に
しばらくステージに立つ7人は見れないかも
そう思った



釜山コンで7人並んで
アミを見つめる瞳
今でも忘れない…



ジン君が
兵役の延長申請を取り下げた
そのお知らせを聞いた時
『エッ⁈行っちゃうの⁇』よりも先に
『ジン君カッコいい‼️』
そう思った
日本に居るmichiに詳しい事は全く分からないけど、
韓国の政治家達が
彼らの兵役をどうするか決めかねてる…
そんな雰囲気がとっても伝わって来て
そんな雰囲気を自らの行動で解決しちゃったジン君
本当にカッコいいと思ったんだよ



ジン君が
ホソクさんが
ユンギさんが
しばしのお別れの挨拶と共に
沢山のコンテンツをアミに残して
行ってしまう背中を見送って
いつかはジミナにもその時が来る事は
分かっていたのにはずなのに…





心の準備をする時間は
こんなにも沢山あったのに



心の準備が出来るように
彼らもちゃんと教えてくれていたのに



お知らせだって
ちゃんと届けてくれたのに
あのタイミング…
本当に予期してなくて、気が抜けてた



時間はいっぱいあったのに…





今夜は涙が止まらない




ジミナの笑顔があまりにも優しくて
ジミナの声が耳に心に響いて




涙が止まらない







今日の今日まで
ほとんど泣かなかった私…



心の準備、出来てるね
なんて自分で自分にも思ってたけど
準備が出来てたんじゃない



ただ現実から目を逸らしてただけ
見ようとしてなかっただけ
ジミナの優しい笑顔を見て
やっとその事に気付いたよ




時が止まればいい
行かないでって言えたらいいのに




永遠の別れでない事は分かってる
たった1年半だって分かってる
『待つ』それも決まってる
分かってるのに、決まってるのに
次から次へと泣けてくる



寂しい
辛い
悲しい



涙の意味は自分でも分からない




見送るのが
こんなに辛いなんて…知らなかった







みんなも辛いよね
会えなくなる寂しさ
軍白期という未知の世界
何もかもが初めてで初体験
その心細さと心配も尽きない
もちろん、ジミナの事も心配でたまらない
でも、みんな一緒なら乗り越えられる
そう信じてるよ

泣かない自分を強くなったと思ってたけど
全然違った




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