とうとうタトゥーを入れたAちゃん
実は………タトゥーを入れにいく日まで、私と一部の同僚でずっとAちゃんを説得していました……
私達「ねぇAちゃん。どうしてもやるの?」
Aちゃん「うん♪」
私達「一度入れちゃうと消すの大変だよ?
せめていきなり全身じゃなくて、まずはお試しで小さく隠れる部分だけにしてみない?」
Aちゃん「う〜ん……」
今の時代、タトゥーなんて珍しくもないし、すごい偏見を持ってるわけでもないんですが、
入れた事を後悔している人がかなり多いって話もよく聞いていたので。
そんなの本人の自由だということも、もちろん承知の上での説得でした。でも後悔してほしくないな……って気持ちで。そしたら………
Aちゃん「とりあえず……太ももだけにしたよ」って。
Aちゃんが退職し、みんなで温泉旅行に行った時に見せてくれました。大きな薔薇🌹や名前が掘ってありました。
そしてタトゥーを入れた事、彼が元893さんだった事を両親に打ち明けたAちゃん………ご両親の反応は……
お父様は黙り込み……お母様は泣きじゃくるわ発狂するわで……😰
Aちゃんの母「なんであなたは、いつもそうなの⁉😡いい加減にしなさいよ!!」
普段は大人しいお母様が気が狂ったように怒鳴りだし……
大きな食器棚から、次々に食器をAちゃんに投げつけてきて、お父様が必死に止めたのだそう……
そのまま逃げるように家を飛び出し……しばらく自宅に帰らなかったAちゃん。
その数日後……「とりあえず一度、家に戻りなさい」とお父様から連絡があり、再度話し合いが始まりました。
それでも結婚すると言うAちゃんに、またまたご両親が折れ、予定通り結婚することになりました。
そして式の数週間前………私と同僚の1人Cちゃんが、Aちゃんに食事に誘われ、3人で会うことになりました。
Aちゃん「実は……2人にお願いがあるの。結婚式で受付をお願いしたいの。みんなに断られちゃって……」
私達「うん、いいよ😃やるよ」
Aちゃん「ありがとう♪あともうひとつ………大事なお願いがあるの……
当日ね、現役の893さんの方達が何十人か来るんだけど………」
「親分さんの横に座ってもらえないかな?😰」
私達「え!😱😱」
Aちゃん「もう頼める人が2人しかいないの……他の友達全員に断られちゃって……😢
でも彼に、必ず隣の席には女を用意しろって言われて😰
Cちゃん、めちゃ美人だから、あの娘いいじゃないか!って彼に言われて……
ってなったら……もしもの事を考えて……Cちゃんを近くで守るのは、いちごちゃんが適任じゃない?」
私達、またまた固まりましたよ……しかも……
親分さんと同席ってか……
怖すぎるやないかい😂
とりあえず………
私達「ちょ、ちょっと考えてから返事してもいい?😰」
Aちゃん「え!検討してくれるの?🥹ありがとう!」
その帰り道………Cちゃんと2人で……
「どうするよ?これ😂笑っちゃう(笑)」
「笑い事じゃないよね?人生最大のピンチだよ😂」
と、恐怖のあまり笑うしかなかった私達。
「でもさ……もう頼める人がいないって言ってたね……」
「うん……だろうね😅私達が断ったら……どうなるんだろうね?………」
「オトシマエ?😅」
見事に2人の言葉がシンクロ……
「いやいや……怖すぎだわ😂」
Aちゃん夫婦の身が心配になった私達………
プラス、私が同席してCちゃんを守らねば……芸能人ばりに美人なCちゃんには婚約者もいるし……
「仕方ねえ………やるか🤣」
と再シンクロした私達。
その後、自宅に着き、私は父親にその話しをしました。
すると父からは、意外な反応が……
読んで下さり、ありがとうございます。