(ウルトラセブン第30話:劇中より)
■ストーリー
ウルトラ警備隊の野戦訓練に、超自信家青年アオキがやってくる。アオキは訓練中にもかかわらずのホークを撃ち落そうとする。栄光の正隊員を目標とするアオキは手段を選ばない。やがてマグマライザーを敵に占領され、訓練が一気に実戦の場となる。無謀な行動を続けるアオキも敵の襲撃を受け、プラチク星人の前にセブンも苦戦する・・・。
■アオキ
防衛軍内で研修を積んだエリートで、近い将来ウルトラ警備隊への道を参謀から示唆されている男。いきなりフルハシとアマギの射撃を見て大笑し、自分の腕前を披露する自信家でもある。二枚目で表面的には礼儀もしっかりしているが、とにかく一言・皮肉が多い。社会に出たときに間違いなく孤立するタイプ。
■登場宇宙人
プラチク星人 身長2m~40m 体重50kg~1万5千t
■チョット一言
フルハシとアマギが参謀からアオキの紹介を受ける際だが、後ろ向きの姿からくるっと体を反転!(お前はジャニーズか!)
(左がアオキ反転途中:ウルトラセブン第30話:劇中より)
野戦訓練の最中に突如現れたプラチク星人、その正体がなかなか判明しない。さらには侵略なのかどうかということも不明。宇宙人の意思が明らかにされないまま進む。一体何者?この存在感のない宇宙人、シリーズ中珍しい。
ラストでアオキは瀕死の息の中「僕のための栄光が欲しかった・・・」、アオキに生きて償えというダンの背後から、蘇ったプラチク星人が攻撃をしかける際、アオキは最後の力でウルトラガンを撃ち、プラチク星人を倒す・・・お決まりのラスト・・・。
(ウルトラセブン第30話:劇中より)
今回は、隊員達の人間くささが随所に描かれているが、誰に対しても負の感情を持たないダン、良く考えてみると人間世界ではダンこそが異質なのではと思ってしまった。
■ウルトラセブンVOL.8 第30話から第33話を収録
第30話 栄光は誰れのために
第31話 悪魔の住む花
第32話 散歩する惑星
第33話 侵略する使者たち