先ほどテレビで『なぜゴミ屋敷になるのか?』という特集がありました。
その理由の一つに
『遺品整理ができない』
というものがありました。
『捨てられない』ものの上位に入るのが『思い出品』
人と人の間に人間関係があるように、人と物との間には、人物関係があると言われています。
その物自体は壊れていても、物にまつわるエピソードが強いと『捨てられない』物に
なります。
特に亡くなった方との思い出品は、二度と手に入らないだけに非常に手放すのは難しくなります。
私の父は8年前に他界しましたが、母は今だに、歯ブラシやかみそり、タバコの吸殻さえ捨てられません。しかも、玄関には『お父さんがいつでも履けるように』と靴を用意しています。
これが遺品整理の難しさです。
遺品が整理できないうちは無理に整理する必要はないと思います。
物理的な整理と心理的な整理はイコールだと思いますので、気持ちの整理ができるまで持っておいてもいいと思います。
私自身のことを考えても、母のことを考えても、捨てることが正しいとは限らないと体感しています。
ただ、大事なのは残し方。
大切な方との思い出がゴミのように残っていたとして、故人は喜ぶでしょうか。
残すなら、かけがえのない思い出を綺麗に飾って、いつでも偲ぶことができるようにしたいものですね。
