※写真家の森山大道と中野正貴の影響を受け、関東ローカル番組『噂の!東京マガジン』の「歴史さんぽ TOKYO大好き!!」のコーナーに着想を得て、自分なりに実際に東京の街を散歩・散策し、その街の日常風景を写真に収めることを目的としています
※コロナウィルスの脅威で週末の不要不急の外出自粛要請が出されていたため、過去に撮った写真から街の様子を振り返ります
第5回の東京散歩は、再開発前の渋谷駅前
近年、大人の街を目指し再開発で目まぐるしく生まれ変わっている渋谷
今回は、そんな生まれ変わる前の渋谷駅前の様子を振り返る
渋谷駅前には、2014年と2017年と過去2回取材に行っている
まずは、2014年の様子から
【2014年】
2014年といえば、旧東急プラザ渋谷が取り壊す前年にあたる
現在は、東急プラザ渋谷の跡地に渋谷フクラスが建っているが、当時はまだスッキリしており
首都高の奥に、セルリアンタワーがそびえ立っていた
また、渋谷スクランブルスクエアも建っていなかったため、渋谷ヒカリエからセルリアンタワーを綺麗に見ることができた
しかし、こうやって見直すと、東急東横線の渋谷駅はこの時既に取り壊されていたことが分かる
※手前に見えるのが東急東横線渋谷駅跡地、奥に見えるのがJR渋谷駅
東京メトロ銀座線渋谷駅も、当時はリニューアル前だった
【2017年】
前回の探訪から3年が経ち、改めて渋谷駅前を探訪した2017年
違う目的での探訪だったため、渋谷駅前の写真はそれほど撮っていなかった
渋谷署方面から数枚撮っていた程度だったが
よく見ると、渋谷スクランブルスクエアがこの時建設着工中だったことが分かった
また、渋谷ストリームもまだ開業前で、渋谷ストリームと渋谷スクランブルスクエアを結ぶ連結通路もまだできていなかった
反対側はというと、2014年にはなかった骨組みができていてこの時既に渋谷ヒカリエからセルリアンタワーを綺麗には見れなくなってしまっていた
この右手に見える骨組みが、後の渋谷フクラスとなる
【総括】
当時、大人の街を目指して変わり始めた渋谷
この5〜10年は、その片鱗を感じさせた大切で貴重な時期だった
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