※過去のお話パート②です。続きになります。



病院から自宅までは車で約50分。

あと10分程で自宅という所でまさかの病院から電話が。

相手は対応していただいた救急の若い女医さん。

医者「今から病院に戻ってください」

はい!?イミガワカラナーイ

私「明日じゃダメですか?それか週明けに外来行きます」

医者「それじゃ遅いので戻ってください」

その時の私は痛みと疲れで疲弊しきっていました。

でも仕方ないので病院へ戻ることに。

そこにいたのは女医さんではなく、入院中に担当してくれたベテラン先生。


医者「肺塞栓症です

肺の中に多数の血栓と下腹部の辺りに大きな血栓がありました。

医者「即入院ね

私は前回入院中にステロイドの副作用で精神的におかしくなってしまい、入院が恐怖でたまらなかったのです。


私「一旦帰らせてください。荷物持って明日来ます」

医者「このまま帰ったら明日の朝冷たくなってるかもしれないよ

私「どうせ死ぬなら自宅で死にたいです」


今考えるとなんとも迷惑な患者ですね~笑い泣き

医者「あなたが良くてもご家族は後悔するでしょ」

まあ、確かに。
訴えられても困りますよね。


抗う力もないので入院になりました。

その日はもう夜中なので救急患者用の部屋で寝ました。
と言っても痛みで眠れません。

そしてこの救急の部屋、
ここもやはり私が想像していた救命救急24時じゃない(笑)

看護師さん達、夜中なのにすごいデカイ声でゲラゲラ笑ってるしニヒヒ


翌朝、元々私がお世話になっていた膠原病関係の入院病棟へと強制送還されました。
しかも重病患者用の観察部屋という名の個室。(でも個室料金かからないらしくラッキー!)


熱も39度近くありました。
ここから血栓を溶かす為、2週間・24時間点滴開始しました。

生きてるか確認する為、心電計?と指に挟むやつ?を付けられました。
これがまた動く度にナースステーションからピーピー聞こえて看護師さんが飛んでくるガーン

ごめんなさーい!大丈夫でーす!の繰り返し。


入院2日目までは痛みと熱でごはんも食べられなかったけど、3日目からは痛み止めが効いてきて楽になりました。

けど、痛み止めが強過ぎて腎臓と肝臓の数値が悪くなってしまい弱い薬に変更したり、
血栓が小さくならないとかで薬を変更したりで先生たちは色々大変そうでした。(←他人事!)


3日目。前回入院時のように精神的におかしくならないように私はネットでポチっとし武器を手に入れた!

レンタルポケットWi-Fiビックリマーク

ひたすら映画とドラマ観てました。


私がこの入院中一番困ったことは
「御手洗い」

ベッド上絶対安静だったので、
トイレはベッド横のおまるみたいなポータブルトイレですゲッソリ

用を足してる最中に人が入ってくるかもしれないから出るものも出ませんよ~


一週間後に大部屋へ移動となった際もまさかのおまる。

大部屋内にトイレあるし、衛生面でも他の患者さんに迷惑だと訴え途中からトイレだけは動いていい許可を得ました!


あとは、心電計がついてたので一人で着替えられなかったり、点滴してるからお風呂も大変でした。


その後、血栓も小さくなってきたところで退院しました。
翌日、仕事復帰!
2週間のベッド上安静でしたが、筋力・体力もそれほど落ちませんでした。

きっと精神安定剤替わりのポケットWi-Fiのおかげ(笑)

退院してからも半年は血液サラサラにする薬を飲んでたのでちょっと怪我すると血がドバーっと出るので注意しました。


ステロイドのおかげでSLEという病気自体で亡くなることは減ったけど、
感染症や肺塞栓で亡くなるリスクは高くなるからやはり怖いな~と思います。

あのときベテラン先生が血栓を見つけてくれなかったら、
私はこのブログを書いていなかったかもしれません。



あと、この時の緊急入院でショックを受けた子がもう一人。

サイレン鳴らして来た救急車に乗って、2週間もいなくなり「お姉ちゃん」はどこだ!?と散歩コースを探し回ってくれたマルプーのみよ(本名 ミシェル・オス)



長文大変失礼しました。
長くなりましたが最後までお読みいただきありがとうございましたニコニコ

年末年始お身体ご自愛くださいドキドキ